検索結果

  • 愛のシナリオ
    -
    リースは伯母の勧めでテレビドラマに出演していたが、降板を決意した。相手役のアレックスに本気で恋してしまったのだ。噂では、彼には恋人がいるという。振り向いてもらえないとわかっていながら、愛の演技は続けられない。リースは覚悟を決めて最後の収録に向かうが……。
  • 紺碧のアマルフィ
    完結
    -
    まるで、夢のなかにいるみたい…アナベルは心のなかで呟いた。アメリカの小さな病院の看護師だったアナベルは、その美しさを見いだされ、イタリアの有名自動車メーカー『アマルフィ社』のキャンペーンモデルになった。ところが撮影中、宿泊先の別荘に、社長の息子ルッカが、現れた。ルッカの碧色の瞳と圧倒的なオーラに、アナベルは囚われてしまっていた。すると、そんな私を蔑んだ目で見たルッカは、「君は父の愛人だろう!」と言いだした! なんて最低な男なの!?
  • 御曹司の愛なき求婚
    -
    知らなければよかった―― 愛する人が、義理の兄であることを。 母の顔も知らず幼少期を施設で過ごしたベルは、 10歳で養女になるが、養父母からの愛情を感じたことは一度もなかった。 養父母の死後、ベルは実の母親を探すためイタリアへ飛び、 悪魔のようにハンサムな男性レオンと出会う。 伯爵家の御曹司だという彼は、なぜかこちらの素性を知っていた。 ベルが親身に話を聞いてくれるレオンに強く惹かれはじめたとき、 彼が言った。「僕ならきみを実の母親に会わせてやれる」 やがて衝撃の事実が発覚する――ベルの母は、なんと彼の継母だったのだ。 生まれて初めて心惹かれた人が、まさか義理の兄だなんて! 妹とは程遠い感情をいだくことは、赦されざる罪……。■大御所R・ウインターズの最新作は、これぞシンデレラストーリーの決定版! 物心つく前に捨てられ、愛を知らずに生きてきたベル。 レオンと出会って初めて、この人に愛されたいという気持ちが芽生えますが……。想いが募るほどに切ない禁断愛をお楽しみください。
  • 二十四時間そばにいて
    -
    彼はわたしを守ってくれる。でも、夫のふりまでしないといけないの?■「あなたが心配になるのも当然だった」ローマンの言葉にブリットの声は震えだした。「つまり、わたしの身に危険が迫っているということ?」悪質な嫌がらせの手紙が届くようになって一カ月、ブリットは心底怯えていた。結婚したと嘘の知らせを送ったことも、相手の気持を逆撫でしたらしい。最後に来た手紙は、彼女の死をほのめかすものだった。警察に相談したが、手紙ぐらいでは動いてくれそうにない。ブリットは、私立探偵のローマンに助けを求めた。長年の勘で、ローマンにはブリットに迫る危険がすぐにわかった。これは単なるいたずらの域を超えている……。ローマンの頭には、そのとき、ある計画がまとまりつつあった。「あなたの夫のふりをしようと思うんです。いつもそばで守れるように」彼の思わぬ提案に、ただ怯えるばかりだったブリットは……。
  • アポロンと人魚
    完結
    -
    トレイシーはここ数年、パーティー好きのゴシップガールを演じてきた。本当は祖父の暴力に怯えて暮らす日々だったとは誰も信じないだろう。しかし祖父が亡くなり、彼女は会社をひき継ぐことになった。重役たちにバカにされないよう、ビジネスの成功者である古い友人ニコスに助言を求めたが、再会した彼はトレイシーに冷たかった。「遊び仲間の男たちから離れて会社経営ができるのか?」そう、彼はトレイシーをゴシップのイメージのままの軽薄な男好きと思い込んでいた!
  • 結婚はナポリで
    -
    悩んだ末、キャサリンはイタリアのナポリを訪れた。亡くなる直前の母親からその存在を知らされた実の父親に会うために。ところが待ち合わせ場所のホテルに実父は現れない。緊張を募らせた彼女は、アレッサンドロ・ルチェッシという男性から不意に声をかけられる。
  • 愛が試されるとき
    -
    キットは婚約者ラファエルの故郷スペインで式を挙げる予定だった。 だがその途中で事故に遭い、ラファエルが重傷を負ってしまう。彼の 強い希望により手術前に結婚式を行い、二人は夫婦となった。その後、 手術の成功を喜んだのもつかのま、衝撃の事実がキットを襲う。夫は なんと記憶を失っていて、彼女のことがわからなくなっていたのだ!

    試し読み

    フォロー
  • 兄と妹の距離
    -
    心はずっと彼を求めている。 でも、今それを気づかれてはだめ。 9年前、両親の再婚でケリーとロスは義理の兄妹になった。 ハンサムで威圧的なロスにケリーの心はざわめくが、 デパート経営者の義父と諍いを起こした彼は結局家を出て行った。 それから6年、ケリーは義父の葬儀で再びロスと再会する。 だが弁護士が遺言書を読みあげると、二人の間に緊張が走った。 義父は実子のロスだけでなく、ケリーにも財産を遺していたのだ。 ただし、二人が同居することとデパートの共同経営を条件として。 突然、彼が口を開いた。「一番いい方法は、僕と結婚することだ」 そうまでして財産を独り占めしたいの? 私に興味もないくせに。

    試し読み

    フォロー
  • かりそめのガールフレンド〈ファルコン家の獅子たち〉
    完結
    -
    一躍スターダムにのしあがったトラヴィス・ファルコン。しかし彼の事務所は悩んでいた。彼が女性問題でゴシップ誌を賑わせるからだ。そこでボスは「世間体のいい淑女とつきあえ」と命令を下した。そんな時、売れない俳優を追ってスタジオにやって来たシャーリンに白羽の矢が立った。トラヴィスは、彼女と偽装の恋人契約を結ぶ。やがてふたりは互いに兄妹のような強い絆を感じ始めるが、ある夜を境にトラヴィスはシャーリンによからぬ思いを抱くようになり…。
  • 三つのお願い
    完結
    -
    「僕と取引きすれば、君の望みを3つ叶えてやろう」――オフィス清掃のアルバイトをしているサマンサは、ある朝オフィスの経営者パーシアスから呼び出しを受けた。昨夜、社長室から大切なメモがなくなったという。誤って紛失したと謝ると、彼はサマンサに取引きをもちかけた。名目上の妻となって彼の故郷まで同行すれば、処分は見送り。さらに3つまで願いを叶えてくれるというのだ! 亡き母のお墓を建てたいサマンサは、その甘く危険な取引きを受け入れるが…?
  • プレイボーイの花嫁 ツイン・ブライド II
    -
    “女優としては峠を越している”と批評され、アンは今後の人生の岐路に立たされた。何もかも犠牲にして仕事をしてきたというのに、いったいどうすればいいのかしら……。思いあまったアンは、双子の妹コーリが嫁いだヨーロッパの王国に飛ぶ。愛する夫と幸せな結婚生活を送るコーリのそばでアンはつかの間、安らいだ心と生活をとりもどした。そんなある日、コーリの夫がひとりの男性をともなって帰宅した。以前映画で共演したライリー・ギャロウ、名うてのプレイボーイだ!

    試し読み

    フォロー
  • 幸福の幻影
    -
    ローレンは十三年ぶりに故国イギリスに帰ってきた。十六歳のときにたった一度の過ちで妊娠し、女の子を産んだ。娘を養子に出し、カナダに移り住んで保母になったものの、わが子に会いたい気持ちは抑えきれなかった。彼女はやっとつきとめた養子先の屋敷を訪ね、真実は伏せたまま、娘ケリーの世話係としての職を得る。屋敷の主であるブラッドは、五年前に妻を亡くした魅力的な男性で、彼に引かれつつも、ローレンは娘と暮らせる嬉しさで夢中だった。だがケリーが敵意をこめて放った言葉に、彼女は唖然とする。「パパを言いなりにしようなんて思わないほうがいいわよ!」

    試し読み

    フォロー
  • 三つのお願い
    -
    オフィス清掃のアルバイトをしている苦学生のサマンサはある朝、その企業の経営者パーシアスから呼び出しを受けた。昨夜、社長室から大切なメモが紛失した責任を取れという。おそらく誤って捨てた、と謝るサマンサに彼は取引を持ちかけた。彼の名目上の妻となって故郷のギリシアに同行すれば、処分は見送り、さらに三つまで願いを叶えてやろうというのだ!パーシアスの元婚約者へのあてつけなのは話から想像できた。でも、これで亡き母のお墓を建ててあげられるうえに、ひと目で惹かれてしまったこの男性と一緒にいられるなら……。

    試し読み

    フォロー
  • ミステリアスな誘惑
    -
    ジェマイマは売れっ子のファッションモデル。だが、常にプレッシャーにさらされる多忙な仕事と、執拗にストーカー行為を繰り返す元マネージャーのせいで、本来の輝きを失い、モデル生命は危機にさらされていた。ついにある日、イメージガールを務める化粧品会社の社長から、ふつうの女の子らしさを取り戻さなければ契約破棄だと言い渡される。追いつめられた彼女は衝動的にカリブの小さな島に飛んだものの、島の宿はすべて満室だと言われて途方にくれた。そのとき、ニールという謎めいた男性が現れて窮地を救ってくれたが、傲慢な君主を思わせる彼に、ジェマイマは心を許すことはできなかった。■長年のキャリアを誇るソフィー・ウエストンが贈る本作品では、「甘いキスの記憶」の中で脇役として登場していたジェマイマがいよいよヒロインをつとめます。乞うご期待!
  • 禁断の恋人
    -
    在宅看護を専門にしている看護婦のミシェルは、怪我をして実家に戻っているザックの見舞いに出かけた。そして、二年ぶりに彼の姿を見て思わず息をのんだ。ザックはあらゆる意味で大人の男性となり、危険なほど魅力的な男性に変身していたのだ。信じられないことに、彼は自宅に戻ったあとの付き添い看護を頼みたいと言ってきた。怪我の痛みにひどく苦しむ彼を見かね、ミシェルは申し出を受け入れてしまった。ザックの魅力に翻弄される日々が待ち受けているとも知らず。
  • 大富豪と女神
    -
    数カ月前、画家のレイニーはロマンス小説の表紙を依頼され、夢のように魅力的なヒーローをキャンバスの上に誕生させた。どこまでも貫き通すような青い瞳、荒削りな征服者の顔つき……。おかげで小説は読者の反響を呼び、名誉ある賞にも選ばれた。しかし今、レイニーは窮地に立たされている。表紙の男性にそっくりな人物が目の前に現れ、無許可で自分の姿を使われたとして、訴えるというのだ。彼の名はペイン・スターリング、今をときめく実業家だという。警戒心の強い彼の要望により、レイニーはペインの屋敷に滞在し、無実を証明しなければならなくなった。
  • 永遠のシンデレラ
    -
    クリスティは5年間、憎しみを抱きつづけてきた。かつて、冷たく姉を捨てた男に。男の子供を身ごもっていた姉は、難産がもとで亡くなった。いつかその男を見つけ出し、この恨みを晴らそう。ある日、彼女は仕事先で顧客の兄を紹介された。とびきりハンサムな彼は、ラドフォードと自己紹介した。その名を聞いたとたん、クリスティは気を失いかけた。この人こそ姉を死に追いやった憎き男よ!だが、彼はクリスティが元恋人の妹とは知るよしもない。そこで彼女は究極の復讐方法を思いついた。
  • シークの祈り〈恋する男たち I〉 / パリで見つけた恋
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「私たちの結婚は終わったのよ! 放して!」身をよじるリオーナを有無を言わさず抱き上げる、カフィーヤを身につけたたくましい男性は――夫のシーク・ハッサンだ。跡継ぎが産めない体だから結婚は続けられないと、シークの妻の座から身をひこうとしているのに、だめだわ、彼に触れられるどうしようもなく惹かれてしまう…。王宮は私たちのことをきっと認めない。いったいどうすればいいの…!?(<恋する男たちⅠ>「シークの祈り」)修道女見習いの甘酸っぱいロマンス「パリで見つけた恋」も同時収録。
  • 甘いキスの記憶
    -
    スーパーモデルの妹を持つイジーは、今まで自分の外見に自信を持てずに生きてきた。ある日、仕事がらみのパーティで酔った彼女は、ゴージャスな男性と一緒に踊り、夢見心地でキスを交わした。そして、美しいと言ってくれたその男性に誘われるまま、彼の家に行き、一夜をともにしてしまう。目覚めたとき、イジーは自分の行動に呆然として逃げ出した。名前も知らない彼ともう二度と会うことはないだろう。あれは夢だったのだ。イジーは自分に言い聞かせたが、時をおかず、思いがけない場所で彼と顔を合わせるはめになった。■お待たせしました! 「臆病な花嫁」で脇役として登場していたイジーがいよいよヒロインとして登場します。長年のキャリアを誇るソフィー・ウエストンの描くドラマティックな物語をお楽しみください。
  • 砂漠の夜は芳しく
    完結
    -
    ケイシーはアカバン王国の国際空港に降り立った。都会の真ん中の近代的な空港には不似合いなサファリスーツと砂よけ帽という格好で。出張の目的地は内陸部の砂漠地帯だったが、直前で首都への変更を告げられた。会社オーナーであるアカバン国王じきじきの命令らしい。無能な者は容赦なくクビにすることで有名な彼は、急遽ケイシーと面会しテストをすることにしたという。緊張に張り詰める彼女の前に現れたシークは、セクシーな瞳で彼女を値踏みするように見つめ…!?
  • 臆病な花嫁
    -
    巨大企業を支配する祖母の意向に背いたせいで、ペパーは家を出ていかざるをえなくなった。操り人形のような暮らしは、もうたくさん……。イギリスにいるというまだ見ぬ従妹たちに会いに行こう。ニューヨークからロンドン行きの飛行機に乗り込んだところ、ペパーは機内で生まれて初めて一目惚れを経験した。相手は、通路でよろけたところを支えてくれた逞しい男性だ。だが、しょせんは行きずりの相手にすぎないと、ときめきを胸に秘め、名も告げずに別れた。数日後、ペパーは思わぬ場所で彼と再び顔を合わせることになる。
  • エンジェル・キス
    完結
    -
    ひと夏の間、少年の世話を頼まれたベビーシッターのテッサ。トラベル・ライターの父親マークは全てを自分の思いどおりにする男。その強引なやり方に反発を覚えながらも、急速に惹かれるテッサ。そして彼も・・・。そんな中、前妻が養育権を巡って訴訟を起こす。子供を守る為とはいえ、結婚を迫られたテッサは!?
  • ワインは誘惑の香り
    -
    リアンは離婚した。原因は夫ジョシュの誤解。夫婦の仲のよさに嫉妬した彼の弟が、リアンに誘惑されたと嘘をつき、ジョシュはその言葉を真に受けて激怒したのだ。妻より弟を信じた夫に失望を覚え、リアンは離婚の申し出に応じた。5年後、リアンの母とジョシュの父が急死したせいで、2人に再び会う機会が訪れる。遺言により、リアンとジョシュはワイナリーを相続したが、故人の遺志はそれを2人で共同経営することだという。リアンは、ジョシュと毎日顔を合わせるような事態は避けたかった。再会したとたん、よみがえった感情に気づかれたくないから。
  • おとぎの島への招待〈地中海の王冠〉
    完結
    -
    「君も一緒に来てほしい」エルサは突然現れたステファノスという男性の話に驚いた。4年前に親友夫婦が無くなり、エルサは残された娘ゾーイを育てていたが、そのゾーイが地中海のクリセイス公国の王位継承者だというのだ。父親が島国の生まれとは聞いていたけれど…。エルサはとまどいながらもわが子同然のゾーイのために養育係として島へと旅立った。まだ見ぬ美しい国と幼い頃夢みた宮殿への憧れと、そしてステファノスへの惹かれる想いを胸に秘めて。
  • シークと籠の小鳥
    完結
    -
    高級スキーリゾート地でシェフ兼ロッジガールとして働くルーシーは、彼女の前に現れた、驚くほどハンサムで圧倒的な存在感をもつ「匿名」のゲストに強く惹かれた。そして彼の甘い誘惑にゲストとロッジガールの一線を越え、ひとときの恋に酔いしれてしまう。だが、別れの言葉もなく彼は突然姿を消した。何万ユーロもの現金と1枚の名刺を残して…。彼の正体が“闇より深く、はるかに危険”と謳われるシークとも知らずに、ルーシーは砂漠の国へとあとを追うが……。
  • アリーの秘密
    -
    アリーはクリスマス休暇を過ごすため、スペインのピレネー山脈にやってきた。宿泊先のホテルで出会ったのは、巨大ホテルチェーンの経営責任者デスだ。女性不信に陥っているデスは、アリーに対して何かと不機嫌な態度をとった。ところが彼女の暗い秘密を知るや……。
  • エーゲ海のプリンス
    -
    エーゲ海に浮かぶ島国ヘレニカの王子、アレックスは困り果てていた。このところ4歳になる娘ゾーイのかんしゃくがひどく、養育係や個人教師が次々と辞めてしまったからだ。その原因を探ろうとしたが、自国の医療機関ではらちがあかず、アレックスは藁にもすがる気持ちでアメリカから専門家を呼び寄せた。ドッティは、ヘレニカ王国へと到着する直前になってようやく、自分が担当するのは王国の第2王子アレックスの一人娘だと知らされた。かわいそうなことに、娘の母親は2年前にこの世を去ったという。王宮の執務室でアレックスと面会したとき、ドッティは茫然とした。ギリシア神のような容貌の王子は、途方もなく尊大な男性だったのだ!■イマージュの人気作家レベッカ・ウインターズがエーゲ海を舞台に華麗なロイヤル・ロマンスを描きました。本作には、ミニシリーズ〈王宮への招待〉の1作として2008年に刊行された『運命の訪れ』のヒーローも登場し、物語を盛り上げています。
  • 遠まわりの恋人たち
    完結
    -
    アフリカ奥地で慈善活動をしているリーザの正体はオーレマン公国のプリンセス。身分に反発し、自分の力だけで何かをなしとげたいと思ってこの地に来ていた。ある日、村が暴徒に襲われたところを特殊部隊の軍人ニックに命を救われる。恋人のふりをして逃げるためとは言え、彼に突然熱いキスをされるリーザ。強引さに怒ったものの生まれて初めて胸がときめくのを感じる。故国に帰れば子供の頃に1度顔を合わせたきり避けてきた隣国の王子との結婚が待っているのに…。
  • 求む、ゴージャスな恋人!
    完結
    -
    イヴはある事情から急きょ恋人を演じてくれる男性が必要になり、インターネットの恋人紹介サイトを熱心に見入っていた。いい男なんて簡単に見つからないわね…。諦めかけたその時、イヴは1枚の写真に釘づけになった。輝く青い目、端整な顔。忘れもしない、私のウブな初恋を弄んだ男、ブライス・ギブソン――!彼女はパソコンの前で決意した。彼に再会してあの時の仕返しをするのよ!ちょっとした悪戯心と復讐心から、イヴはブライスにある取引きをもちかけて!?
  • 紺碧のアマルフィ
    -
    地味な秘書のアナベルに、驚くべき仕事が舞い込んだ。取引先のイタリア人自動車会社社長から、新しいスポーツカーの広告モデルに指名されたのだ!“きみは美しい――まだ誰も気づいてはいないがね”老社長に励まされ、アナベルは思いきってやってみることにした。撮影初日を終えた夜、ひとりコテージで休んでいると、突然ドアが開く音がして、誰かが入ってくるではないか!社長が息子のルッカに譲ったというこの別荘は、今は空き家のはず……。まさか、彼が帰ってきたの? 現れた男は、アナベルを一瞥して言った。「僕が留守のあいだ、父はここに愛人を閉じ込めているというわけか?」■ある悲しい事情から、家族にも知らせず秘かに帰郷していたルッカ。愛人と疑われて憤慨したアナベルは出ていこうとしますが、彼が怪我を負っていることに気づき、仕方なく看病を始めます。美しいアマルフィ海岸を舞台に、静かに育まれていく愛の物語をお楽しみください。
  • パリで見つけた恋
    -
    九死に一生を得た経験から、ハリィは神に仕える道を選んだ。国際奉仕プログラムの一環として母国アメリカからパリに派遣され、今は双子のポールとモニークに英語を教えている。ある日、双子に誘われて彼らのアパートメントに行ったところ、まだ十八歳のポールに突然指輪を渡され、プロポーズされた。ハリィが動転しているところへ、イギリスにいるはずの双子の父親が帰ってくる。「息子をたぶらかしてどうする気だ?」双子の父親ヴァンサンになじられ、ハリィは激しい反発を感じた。なんて猜疑心の強い人。私はもう誰とも結婚することはないのに。
  • 恋するキッチン
    完結
    -
    プレイボーイのケビンに婚約を一方的に破棄され、やけになったコリーナは、自分が司会をする料理番組の生放送中に、彼に対する怒りをあらわにした。ケビンの兄であり番組制作会社のオーナーでもあるエイダンは、彼女を気づかいながらも喜びを覚えていた。最初からコリーナに惹かれていたエイダンは、彼女が弟と付き合いはじめたことを苦々しく思っていたのだ。ようやく自分の気持ちを誰はばかることなくコリーナに伝えられる--エイダンはさっそく行動を開始した!
  • 国王陛下のラブレター
    完結
    -
    歴史研究家リジーの大伯母は、往年の大女優。その彼女とボルタビア王国・前国王との間にはかつて、深い交流があった。「大伯母から聞いていた前国王の話を、一冊の本にまとめたい!!」リジーは、現国王のダニエルに強引にインタビューを申し込むが、断られてしまう。ところが、落胆していたリジーに思いがけずダニエル国王から舞踏会の招待状が届いた。喜び勇んで、舞踏会に乗り込んだリジーだったが、再会した国王ダニエルに突然、唇を奪われてしまい!?
  • 危険な休暇
    完結
    -
    同僚マリーに誘われて3週間の休暇を取り、楽園バハマを訪れたジーナ。豪華ホテルで食事中、二人組の英国人男性に声をかけられる。一人は有名小説家ライアン。だが、ひとしきり話した後彼女は軽率さを指摘された。大金持ちの男性を掴まえにきたマリーと同じような、アバンチュールを求める女だと勘違いされたのだ!
  • 王子様のプロポーズ
    完結
    -
    大富豪の娘フランチェスカは、普通の女の子のように働きたかった。しかし、マスコミに“富豪の娘がお茶くみ!?”などと書き立てられ、やんわりクビにされることもしばしば…。そこで始めた本屋さん。経営も軌道に乗り、意気込んで出向いた見本市で出会った相手は王子様!!だけど……眼鏡なしでは気づかなくて!?
  • 獅子の館の誘惑
    完結
    -
    仕事の依頼でベネチアを訪れた画廊商のルースは桟橋に佇む男性に強烈な既視感(デジャビュ)を覚える。--以前、どこかで彼と出会ったのかしら?--不思議な感覚にとらわれつつ、ベネチアを観光していたルースは、偶然にも桟橋の男性と知り合うことに!!ミケーレと名乗る彼は、「ベネチアは初めて」というルースの言葉に、なぜか怒りの表情を浮かべる。不可解な出来事の連続に困惑しつつも、雇い主の待つ“獅子の館”へと向かうルース。だが、扉の向こうで待っていたのはあろうことか、ミケーレその人で…!?
  • 暴君はおことわり
    完結
    -
    無実の罪で告発をされた教師・エリザベスは、一流弁護士・プライスに希望を託した。-プライス・ドメニコ…私の教え子の父親だけれど、常に黒い噂がつきまとう人物だわ…-不安を感じながらも、プライスを訪ねたエリザベス。「お目にかかれて光栄です、ケント先生!」意外にも握手で迎えてくれたプライスに、心ざわめくエリザベスだが…。事情を話したとたん、なぜか彼はエリザベスを冷たく拒絶する!-冷たい瞳…!どうして!?あのほほえみは、あたたかい手は、演技だったの…?-
  • 名も顔も知らぬ妻
    完結
    -
    海軍特殊部隊に所属するハンター・キャボットは、特別休暇で久しぶりに故郷へ帰ってきた。すると友人知人たちがくちぐちにハンターの「妻」を褒めそやすのだ。誰とも結婚した覚えがないのに、これはどういうことだ。我が家ではいったい何が起きているのか!?マージーという名前の「僕の妻」は何者なのだ。彼女は何を狙っているのだ?屋敷に戻ったハンターは、シャワーを浴びているマージーといきなり対面した。「誰?」その瞬間、ふたりの間に電流が走った!!
  • 大草原の貴族
    完結
    -
    公演のため、ブエノスアイレスを訪れた踊り子のライアン。ところが、代理店の手違いで一文無しで町に放り出されてしまう!--どうしよう、イギリスへ帰る旅費すらないのに…!困り果てるライアンに、一人の男性が声をかけてきた。大牧場主のリカルド。彼はライアンにとんでもない提案を持ちかけてきた--!「君を雇おう。1万ポンドと引き換えに、6か月間私の“妻”になって欲しい」信じられない申し出に、戸惑うライアンだが…。--見知らぬ人と結婚なんて!?でも、彼の黒曜石のような熱いまなざしに…囚われてしまいそう…!
  • 恋におちたマーメイド
    完結
    -
    “人魚がいる…”ダイビングを楽しんでいた州知事アンドリューは目を疑った。彼は人目でその人魚に恋をしてしまったが!?人魚の正体、リンゼイは水泳のインストラクター。彼女は化粧品のCMのために海に潜っていたのだった。何とか人魚をつかまえようとするアンドリューとリンゼイの恋が動き始める…。
  • 狙われた秘書
    完結
    -
    秘書のペタは、仕事をしながら8歳の息子を育てているシングルマザー。傲慢なギリシャ人の新社長・アンドレアスのもとに配属されて以来、毎日目の回る忙しさ…。-息子と二人で生きていくためだもの!どんな命令だってこなしてみせるわ!-ところが、ある日ペタに息子がいることを知ったアンドレアスが、とんでもない相談を持ちかけてくる!「僕の息子の養育係になってくれ!…もちろん、住み込みでだ!」-仕事とはいえ、男性とひとつ屋根の下なんて…!それも、危険なまでにセクシーなこの社長と!?
  • 天使を抱いた夜
    完結
    -
    タムシンは一族企業を救うため、シークの甥で大富豪のアジスに嫁ぐ覚悟を決めた。婚礼の日、花婿のもとに向かう一行が突然、暴漢に襲われる。薬をかがされ気を失ったタムシンが目覚めると、残忍さを秘めた彫刻のように美しい男が顔をのぞき込んで告げた。「僕は復讐のため、君の婚約者とその一族を破滅させる。僕はこの日のために生きてきたんだ」屈辱のなかで無理やり唇を奪われたタムシン。けれど、ああ、なぜ誘拐者のキスがこんなにも熱く甘く心地よく感じられるの!?
  • 蝶に魅せられて
    -
    伯爵家の後継者であるニコライは、祖父に頼まれて叔母のようすを見にやってきた。応対に出てきたのは、みすぼらしい身なりの反抗的な娘、リーザだった。リーザは、銀行勤めで債券売買を担当していると素姓を説明するが、ニコライは、彼女が叔母の財産を狙っているのではと疑いを持つ。ところが偶然顔を出した晩餐会で再会し、ニコライは、先日とは打って変わった装いのリーザに目を奪われた。大きく開いた彼女の背中には、美しい蝶の入れ墨が描かれている。それを見たとたん、彼は切実な思いにさいなまれた。リーザをどうしても手に入れたい。
  • 薔薇のためいき〈薔薇色の疑惑I〉
    完結
    -
    弁護士ギャビーが車をぶつけてしまった相手は花のように美しい男性アナトーリー。しかし、その綺麗なグリーンの瞳にはどこか暗い影があった。薔薇の花束を持って後日現れた彼はなぜか加害者である自分に親切にしてくれるうえ、車が直るまで送り迎えをすると申し出てくれる。彼を怪しみながらも惹かれていくのを止められないギャビー。一方、彼もまたギャビーに対し疑惑をもっていた。「事故に見せかけて俺を殺そうとした。組織がよこした殺し屋は彼女に違いない…!」
  • プリンスの選択
    完結
    -
    スイスの全寮制高校のとき、リーの両親が亡くなり、アルプスの山々を望む美しい湖のほとりでひとり泣いていた彼女は、見知らぬ青年に声をかけられた。彼の包みこむようなやさしさに慰められ、リーはたちまち恋に落ちたが、その想いはすぐに破れた。彼の正体はプリンス・ラウル。同じ学校に通う親友、プリンセス・ソフィーの婚約者だったのだ!けれど8年後、リーはソフィーのとんでもない頼みをひき受けることに。「お願いリー、プリンス・ラウルを誘惑して!」
  • 運命を知る日
    完結
    -
    兄夫婦が事故で亡くなり、遺された赤ん坊のニッキーをひとりで育てる決心をしたジュリー。裕福な暮らしはさせてあげられないけれど、愛情だけはたっぷりそそいであげるわ。ところが、イタリアの名家の出だった義姉の兄マッシモが、後見人としての権利を主張し忘れ形見のニッキーを欲しがっているという。兄さんたちの結婚を認めようともしなかったくせに、跡継ぎの甥は奪おうとするなんて!!憤慨したジュリーは彼のもとへ直談判に乗り込むが…!?
  • この恋は嘘
    完結
    -
    人材派遣会社で働くケリーは、大女優エステルが執筆する自伝を手伝う秘書として派遣された。やりがいのある仕事だが、エステルの一人息子リーだけが気がかりであった。彼は青年実業家でプレイボーイ。ケリーの友人サラは以前彼にもてあそばれた復讐のため、ケリーに危険なゲームをもちかけてきた。
  • フィレンツェの薔薇〈奪われた王冠IV〉
    完結
    -
    「いったい私は誰? 私が何を知ってるというの…?」一週間前、シルバーシャー王宮内の医療棟のベッドで目覚めたときから、ザラは何も覚えていなかった。頭痛がして、見るのは奇妙な夢ばかり。--記憶喪失なのだ。そんなザラを治療するために、今回、わざわざ専門医が派遣されたという。しかし、そのハンサムな医師は、鋭いまなざしでザラをひと目見るなり怒りと情熱をあらわにした!?彼は私を知っている。彼を信用してもいいのかしら?
  • 湖の騎士【あとがき付き】
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アーサー王伝説を研究していた夫を亡くしたアンドレアは、夫と親しかった公爵に招かれ、研究を仕上げるために13世紀初頭に建てられたシャトーに滞在していた。夕闇のなか、湖畔で写真に収める動物たちを待っていたアンドレアの前に突然男性が現れて告げた。「ここは立ち入り禁止だ」鍛え抜かれた肉体に鋭い青い目はまるで伝説の騎士、ランスロットそのもの…。でもどうして敵意を感じるの? 彼はランスロット・マルボア・デュ・ラック。公爵のひとり息子だった。
  • ワイングラスの向こうに
    完結
    -
    ワインの買い付けに訪れたアルザスの町で、レイチェルは極上のワインと極上の男性と出会った。ワイナリー〈シャルティエ〉の経営者リュクは、最高級のピノ・グリと同じくらい甘く酔わせる恋の味を教えてくれた。今まで何人もの魅力的な男性と出会ってきたけれど、これほど理想にぴったりの人は初めてだ--いずれロンドンに帰らなければならない身でも、彼への想いを止めることはできない。でも、リュクは離婚歴があり、別れた妻にまつわる秘密と苦悩を抱えていた!
  • 過去からのラブレター
    完結
    -
    「トリスという名前に心あたりがありませんか?」受話器の向こうから聞こえてきたのは、レイチェルが12年間かたときも忘れたことのない相手の声だった…!!生涯でただ一度の恋…まだジュネーブの寄宿学校の生徒だった頃、クイーンエリザベス2世号の船旅で知り合い、熱病のような恋に落ちたレイチェル。結婚しようと誓いあったのに、それっきり姿を消してしまったトリス。それがなぜ今ごろになって…レイチェルは当時の記憶が鮮やかに蘇り震えが止まらなくなった!?
  • シンデレラの階段
    完結
    -
    里親からの理不尽な暴力に耐えきれず、ジョーは十代半ばで家を飛び出し、以来、なんとか1人で生きてきた。ほんの偶然から、フランスの古い屋敷に住み込みでクラシックカーの整備士の職を得たものの、相変わらず心配の種は尽きない。なぜなら屋敷の主人は女性を雇わない主義とかで、ジョーは男の子のふりをしているのだ!!なのに、めったに帰ってこないはずのご主人様が、仕事でケガをして屋敷に戻ってきてしまう。もし、正体がバレたらどうなるの!?
  • 恋と剣 1巻
    完結
    -
    9世紀の半ば、ときの皇帝ロタールに仕える有力貴族を父にもつシーア。妹と二人、川のほとりで薬草摘みに夢中になっていると、そこに忍びよる野蛮な男達が…。彼らの目的は女を誘拐することであった。シーアは囚われ、男の所有物とされてしまう。その男とは皇帝の剣技大会で見たエマリー公その人だった。
  • あなたの腕に守られて
    完結
    -
    生まれたときからひとりぼっちで、自分の本当の名前も知らないローズは、居場所を求めて旅していた。どうして私を捨てたの?母を見つけて問いただしたかった。ある日人気のないハイウェイで車が故障したとき、助けてくれたのがメイソンだった。彼はチャンス・ハーバーの街でバーを経営していた。行くあてもないローズを雇い、忍耐強く、包みこむようなやさしさで接してくれる。この人を信じていいの?じょじょにローズの頑なな心は開き始めていたが…!?
  • 奇跡の泉 1巻
    完結
    -
    長い旱ばつと隣国からの侵入者達…。王女タラは民を救う為、宿敵バイキングの新しい首相イードンに会いに行く。国王より、タラとの結婚を命ぜられている彼は、一目で彼女を手に入れたいと考えた。だがタラには一生純潔を通し、泉を守る王女としての定めがある。迫るイードン。タラは彼の魅力に抗おうとするが…!
  • イブの口づけ
    -
    最高のクリスマス・イブにしてみせるわ!母に会社のパーティー準備を頼まれたアニーは大はりきり。憧れの社長御曹司デイビッドに一人前の女性として見てもらえるかもしれない。期待に胸をふくらませるアニーに、手伝いを申し出たのは副社長のミッチ。危険なプレイボーイで、いつも彼女をからかう彼がアニーは大の苦手。それなのにパーティー当日、やどりぎの下でキスをされ、アニーの胸は熱く高鳴ってしまう。どうして!?私が好きなのはデイビッドのはずなのに…。
  • 魔法のハーブを求めて 恋人たちのレストラン
    -
    父親が経営するレストランの自慢メニューが危機に瀕している。娘のイザベラは、気が気でなかった。ソースに入れるバジルが、王家の城の庭だけに生える貴重なもので、いつもは父が忍び込んで摘んでいたが、病気で倒れてしまったのだ。バジル摘みは、店で働くイザベラの手にゆだねられた。城には王子のマックスが住んでいるが、こもりがちで謎めいた存在。村の娘をさらっては地下牢にとじこめているという噂もある。バジル採りに行って、もしも王子に見つかったら?イザベラはおびえながらも、月の夜になんとか庭に入り込んだ。だが、すぐに馬に乗った黒ずくめの男が彼女のほうに迫ってきた。あれが噂の王子なの? 大変、つかまったらどうしよう!
  • 今度こそ、逃がさない 恋を大捜査 I
    -
    アナベルは探偵事務所の所長に呼ばれて彼のオフィスに向かった。今日は憂鬱な日で、仕事の忙しさで気が紛れるのがありがたい。ところが、彼女がオフィスで目にしたのは紛れもないその憂鬱の種、一年前の今日別れた元婚約者のランド・ダンバートンだった。アナベルは生涯でただ一度経験したつらい恋を思い返した。何もかもが崩れ落ちたあの夜から、生活を立て直すために努力を重ね、ようやく痛手が癒え始めたばかりなのに。めまいに襲われたアナベルに、追い討ちをかけるように所長が言った。「ランドは問題を抱えていて、きみに助けてほしいそうだ」これは単なる捜査の依頼? それともよりを戻そうとする口実?かつてあれほど彼女を危険な仕事から遠ざけようとした、やさしい彼の面影を、アナベルは今のランドに探そうとしていた……。
  • 億万長者のプロポーズ
    -
    社交術を学ぶために名家に預けられることになった伯爵令嬢のアビー。 彼女はパーティの夜、ハンサムな男性、エミリオにダンスを誘われる。舞い上がり彼を求めるが、すげなく拒絶された。 9年後、PR会社で働く彼女の前に取引先の会長として再びエミリオが現れた! しかし、彼はアビーだと気付かずに誘惑してきて・・・。
  • 闇夜に口づけを
    -
    ジェスは抜群のスタイルと美貌をもつクラブ歌手。暴力的な夫イアンと別れ、幼い娘とふたりやっと平和な暮らしをとり戻していた。半年前この町に越してきた隣人ロブ・カーペンターは、ハンサムで穏やかな人物。ジェスは密かに彼に好意を抱いていた。ところがちょうど半年前から町では残虐な殺人事件が発生し、奇妙にもジェスに似た美女たちが次々と惨殺されている。――ロブには秘密が多い。まさか…!? ある晩、ジェスはロブの部屋で喉元にナイフを突きつけられた!!
  • 恋する修道女
    -
    「外の世界を経験し、一生修道院で暮らすのか、他の道を生きるのか。あなた自身で選びなさい」。修道院で育ったアイリスは院長先生の言葉を受けて、ギリシア人の実業家ゾナーの息子の家庭教師になる。自由な外の世界でも禁欲的な生活を守ろうとするアイリスだが、男性的なゾナーの魅力に心が惹きつけられて・・・!
  • プリンスの花嫁〈ツイン・ブライドI〉
    完結
    -
    “王子様と結婚したいのは誰?”コンテスト!? コーリは女優を目指す双子の姉の話を聞いて仰天した。姉は見事優勝し、王子様の心と婚約指輪を射止めたのだが映画の大役に抜擢されたので代わりに断わってきてほしいと頼んできたのだ。花嫁を募集するなんて…と思いながらも仕方なくひき受けるコーリ。だが、空港に着いたとたん王子の執事だという気品ある男性に連行され、閉じ込められてしまう。「双子なんてみえすいた嘘だな。君は24時間以内に王子と結婚するんだ」
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 古城のロマンス
    完結
    -
    看護婦ユージニアは同じ病院に勤める医師ハンフリーと婚約して1年半になる。けれどハンフリーとその家族の堅苦しさに、ユージニアは息が詰まりそうだった。そんなとき、ユージニアと同じ胸部外科の医長ドクター・グレンフェルから、診察のためにいっしょにリスボンへ行ってほしい言われ……。
  • 秘密と嘘
    -
    ★これ以上何もきかないで。あなたが私の秘密を知れば、すべてが終わる。★リッキーは祖父の莫大な遺産をもとに世界中に援助を行う慈善団体の若き女性責任者だ。ある日、兄と従兄がそれって突然訪ねてきた。イギリスの貴族とばかり聞かされていた祖父が、実は”アルザスの吸血鬼”と異名を取るナチの戦犯だったという。南米パラグアイの奥地に、まだ生きているらしい。それを聞きリッキーは地獄に突き落とされ、苦悩の日々が始まった。そんな時、聖職者ジョーダンが援助を求めて現れた。組織的に抹殺されようとしている南米の原住民を救出するためだ。場所がパラグアイだと知って、リッキーは資金援助をし、秘密裏に祖父の捜索も依頼した。直感的にわかったのだ---こんなに強く、しかも信頼できる人間は彼をおいてほかにいない。初めて会ったその時から、彼女はジョーダンに激しく惹かれた。だが秘密は決して明かせない。知られたら、何もかもおしまいだ。
  • 魅惑の貴公子
    完結
    -
    情熱の国スペイン。レイチェルは、6年前に家を出た弟を捜しにアメリカからやって来た。弟を知るという土地の実力者セニョール・ビンセンテに会いにいくが、弟の名を口にした途端、彼は冷やかな態度でレイチェルを侮辱し、すぐにアメリカへ帰るよう命じた。「傲慢な人! いったい弟が何をしたというの?」でも、カリスマ性あふれる目の前の男性には逆らえない。立ち去ろうとしたレイチェルだったが、すっと意識が遠のき、気がつくと彼の腕の中にいた――!
  • 霧のロシュフォール
    完結
    -
    南フランスの村に山荘を買い、姪と一緒にひと夏のバカンスを過ごすつもりだった、古美術商のハリエット。しかしその山荘は、見るも無残な廃屋だった…!それ以上に驚いたのは、その山荘の前の持ち主が彼女のかつての恋人・アンドレだったことだ。彼は18歳だった彼女を虜にし、絶望の淵へと追いやった男――。8年前に葬り去った、彼への愛と憎しみが今再び、ハリエットの胸に吹き荒れる――!!
  • シークとどこまでも
    -
    ナターシャは仕事一筋に生きてきた。過去の苦い経験のせいで、恋愛にも結婚にも興味はなかったけれど、大の親友が結婚することになり、花嫁付添人を引き受けた。花婿付添人との顔合わせも兼ねた婚約披露パーティー会場の豪邸で、ナターシャは1人の男にまるで不審者のように扱われ、かんかんになった。尊大な男の名前はカジム。アラブの王子様で、花婿の付添い人だった。彼はナターシャの耳元で「一晩あれば君の心を変えて見せるよ。一晩あれば」と囁いた…!!
  • 思い出に愛を結んで
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】弟の就職には「夫婦者」が条件だった。キャシーは愛する弟のために新妻役をひき受け、スコットランドに向かった。その旅の途中、キャシーはロスという男性と知りあい、まるでお互い運命の相手とめぐりあったかのように惹かれあい、ベッドをともにしてしまう。しかし、翌朝目覚めたとき、ロスはすでに発っていた。――再会は最悪だった。なんと、彼は弟が働くホテルのオーナーだったのだ! 嘘つきで身持ちの悪い女…ロスは軽蔑と憎しみの眼差しでキャシーを睨んだ!!
  • キューピッドの贈り物
    -
    アダム・バナーマンから結婚を申し込まれたとき、シエナは有頂天になって受け入れた。ところがアダムは自分の事業を大きくすることしか頭になく、結婚生活は悲惨なものになってしまう。毎晩遅くまで働き、話もろくに聞いてくれない彼に絶望し、ついにシエナは家を飛びだしたのだった。それから五年後、シエナはテムズ川沿いの高級住宅地を訪れた。大成功をおさめて億万長者となったアダムは、この一角にある豪華アパートメントに住んでいるという。シエナは勇気を出して彼に会い、ある秘密を打ち明けるが……。
  • 臆病なラプンツェル
    -
    ダナは著名な映画監督の娘として生まれ、父親の期待に応えようと懸命にアシスタントの仕事をこなしてきた。今回も映画のロケ地にぴったりの古い城をパソコンでいち早く見つけ、早速その下見に、ひとりでフランスのロワール渓谷を訪れた。そして森に覆われて眠るようにたたずむ城に一瞬で魅せられてしまう。城だけでなく、持ち主のアレックスという男性にも――。彼は祖父から引き継いだ遺産の大きさにたじろぎながらも、荒れはてた土地をなんとかもとに戻そうと奮闘しているようだった。それでも、そんなアレックスにいくら心を動かされたとはいえ、まさか会ったばかりの彼と、このあと一カ月も二人きりで城で過ごすことになるとは、ダナは夢にも思っていなかった……。■ワインと美しい数々の城で名高い、フランスのロワール地方。人気作家レベッカ・ウインターズがお贈りする、森と葡萄園と古城をめぐる物語を心ゆくまでお楽しみください。
  • シークとどこまでも
    -
    ナターシャはこれまで仕事一筋に生きてきた。過去の苦い経験のせいで恋愛にも結婚にも興味はないけれど、大の親友が結婚することになり、花嫁付添人を頼まれた。花婿付添人との顔合わせも兼ねた婚約披露パーティに招かれ、会場に入ろうとしたところを、一人の男に呼びとめられる。彼に不審者のように扱われて、ナターシャはかんかんになった。なんて尊大な態度なの。王子かなにかのつもり?目の前の失礼きわまりない男が花婿付添人だとは、このときのナターシャは知るはずもなかった。まして、彼がまさしく本物の王子だとは。★お待たせしました!ソフィー・ウエストンがアラブの王子様をヒーローに、魅惑の新作をお届けいたします。★
  • 過去からのラブレター
    -
    その朝、レイチェルの家で電話のベルが鳴り響いた。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十二年間、かたときも忘れたことのない声だった。「トリスという名前に心あたりがありますか?」トリス――私の一生に一度の恋。豪華客船の旅で、めくるめく情熱をともにし、すぐに結婚しようと誓って……それきり姿を消した男性。レイチェルはひどく動揺した。なぜ今になって電話なんか?だがトリスは、レイチェルを捨てたわけではなかった。愛し合った日々の記憶を失っていたのだ!★数々の受賞歴を誇るレベッカ・ウインターズの最新作をお届けします。自分の存在さえ忘れてしまった婚約者を、ヒロインは再び愛することができるのでしょうか?時を超える強い絆が胸を打ちます。★
  • もう一度恋して
    -
    新婚当初、ドミニクはわがままばかり言って夫を困らせた。年上で経験豊かな彼にいつも引け目を感じていたし、いつ捨てられるかもしれないと、びくびくしていたせいだろう。でも今のわたしならアンドレアスに堂々と向き合い、もう一度やり直す自信がある。彼女は決意を胸に、彼のもとを訪れた。「ひと月いっしょに暮らして、二人の可能性を確かめたいの」アンドレアスは驚いたようにこちらを見つめている。無理もない。離れて暮らしていた間に、わたしはすっかり生まれ変わったのだから!★卓越した筆力で名高いレベッカ・ウインターズ。今回の作品は、心が離れてしまったひと組の男女が、数々の障害を乗り越えて再び恋に落ちるお話。ギリシアの青い海も、ストーリーに華を添えます。★
  • 結婚という名の偽り
    -
    クレアは四年前に交通事故で両親を亡くして以来、ブティックを経営しながら、妹ジルの面倒を見てきた。だが店の売り上げは少しずつ下がり、業績の回復もおぼつかない。なんとかしなければ、生活していけなくなってしまう。その日もクレアは帳簿とにらめっこしていた。もう店を閉めようとしたとき、クレアの店がある通りの店舗すべてのオーナー、ロスが訪ねてきて、あれこれと彼女のことを詮索したうえ、とんでもないことを言った。「君の妹さんは妊娠している。相手は僕の弟らしい」クレアは呆然としたが、ロスが妹をふしだらな女だと決めつけ、お金で解決しようとしているとわかると、怒りがこみあげてきた。こんな場合でなければ、とても魅力的な男性だと思っただろうに……。
  • きみに捧げる祈り
    -
    シドニーはイエローストーン国立公園のレンジャーから高校教師に復帰し、新しい生活を始めようとしていた。その矢先、映画俳優のような美貌の男性の訪問を受ける。以前の赴任校で、人知れず恋い焦がれていたケンドル神父だ。しかし、神父はガウン姿ではなくスーツに身を包み、自分をジャロッドと名前で呼ぶようシドニーに言う。いったいどういうこと?あなたを忘れるために町を去ったのに。シドニーは混乱し、神父に向かって~帰って~と叫んだ。一度だけ交わした熱いキスに振りまわされてはいけない。彼は神のしもべ、結婚することの許されない身なのだから――。★2月刊「愛に戸惑うとき」(I~1874)でヒロインの親友として登場したシドニーが、禁断の恋の相手と再会します。世間の厳しい目にさらされながらも相手を思いやり続けるふたりと、応援してくれるよき友人たち。心温まるレベッカ・ウインターズの新作です。★
  • 愛に戸惑うとき
    -
    ジリーは最愛の夫の死による痛手から再出発しようと国立公園でレンジャーの仕事を始めた。幾多のデートの誘いにも応じないで懸命に働くが、男性レンジャーの一人に執拗につけまわされてしまう。異動となった先のイエローストーン国立公園でもジリーはひそかに~氷のプリンセス~と呼ばれ、注目の的だった。そんなある日、隣家に引っ越してきた火山観測所主任のアレックスが~君は差別主義者なのか?~と怒りをたたえて問いかけてきた。根も葉もない中傷に、ジリーは悲しみを抑え冷たく彼をにらみ返した。あの事故以来、初めて心惹かれた人だったのに。★イマージュの人気作家が、アメリカの国立公園を舞台に惹かれ合いながら最後まで踏みこめない、氷と炎のような関係のふたりを描いています。★
  • 華やかなめまい 地中海の恋人
    -
    ローレンは亡き夫の故郷スペインの、彼の生家である古城を訪れた。幼い双子の息子たちを、夫の親族に引き合わせたかったのだ。義兄のラファエルは、傲慢で、絶大な権力を持つ男性だった。彼はローレンの結婚生活が夫の生前から破綻していたことや、彼女のイギリスでの経済状態についても、すっかり調べていた。甥には最高の教育を受けさせなくてはならないと言い、ローレンの経済力ではそれは無理だと断言する。息子たちを取り上げられるのではとおののいたローレンに、ラファエルは結婚を申し込んだ。愛だって生まれるかもしれない……彼女は承諾するしかなかった。だがその後、ローレンが知ったのは、ラファエルが一方では以前からの恋人と密会している事実だった。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”―情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
  • 終わらない誘惑
    -
    ★億万長者として名をなしたかつての恋人。でも、私にとって彼は最大の裏切り者だ。★十六年前、カースティは恋人のルーチョの子供を身ごもったが、なにも告げずに彼のもとを去った。ルーチョは当時から仕事にすべてを捧げていて、結婚して家族と過ごす気などまったくなかったからだ。今、カースティはある必要に迫られて、不本意ながら彼に電話し、再会を果たした。三十五歳になったルーチョはさらに魅力を増している。彼の誘惑に屈するつもりはないけれど、その瞳に見つめられただけでいまだに欲望がわき起こる。私はこれからどのようにルーチョとかかわっていけばいいのだろうか。
  • 夜明けまでの恋人
    -
    優秀なナニーであるペニーが派遣された先は、国際的な広告代理店の社長、サント・デ・ルカの屋敷だった。ペニーは彼をひと目見たとたん、危険を感じた。なんて魅力的な瞳。こんなセクシーな男性は見たことがない。だが父親に疎まれ、妻にも裏切られて幼い娘と残されたサントは、深く傷つき、満たされない心の渇きにさいなまれていた。彼が望んでいるのは女性との一時的な関係だけ。ハンサムな男はみな同じ。私はまた同じ過ちを繰り返すつもり?そう思いつつも、ペニーは胸の奥ではっきりと気づいていた。この身を捧げてサントを癒してあげたいと願う奔放で愚かな自分に。
  • 恋のプリンセス 王宮の恋人たち II
    -
    カステルマーレ公国王女レジーナには、少女のころから思いを寄せる男性がいた。宮殿専属の庭師の息子で、今は獣医となったディゾだ。ディゾは厳格な階級意識に縛られた父の言いつけに従い、レジーナとの距離を慎重に保っている。しかし、レジーナは自分の気持ちを抑えられなかった。ペドロサ国王ニコラスとの婚礼が迫った今、彼女は一大決心をした。ディゾが滞在するサルディニアに行こう。誰にもじゃまされず、彼と一夜を過ごすために。■ハーレクイン・イマージュの人気作家レベッカ・ウインターズが綴る王室をめぐる物語。第一話でヒーローを務めた皇太子の妹レジーナが登場します。王女ゆえの苦悩に満ちた、その恋のゆくえは……?
  • 御曹子のプロポーズ 億万長者に恋して
    -
    “仕事と結婚した女、マロリー・エリス”世間からそう見られることに疲れ果て、マロリーは気分転換をかねてポルトガルにやってきた。そこで出会ったのはラファエル・ダフォンソという男性。王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、以来十年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。しかし、彼女に求められているのは妻の役目ではなく、娘の養育係としての務めだけだった。★“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語。現在発売中のサラ・モーガンの新作R-2372「大富豪の醜聞」でも、ギリシア人の裕福なヒーローが登場しています。★
  • 遅すぎた再会
    -
    F1界のスター、セザール・ヴィヨン――デビュー以来、数々の記録を塗り替えた実力の持ち主であり、貴族出身で世界中の女性のあこがれの的。そして、サラが愛する男性だ。その彼が、レース中に事故に巻き込まれた!サラは意を決してイタリアへ飛び、セザールの病室を訪ねた。六年ぶりの再会だった。案の定、彼の顔に浮かんだのは嫌悪感だけ。彼はいまだにわたしを許していない。でもあのとき彼の招待を拒んだわけを今こそ知ってほしかった。それが彼に生きる力を与えてくれるかもしれないから。
  • 湖の騎士
    -
    アーサー王伝説を研究していた夫を突然の病で亡くしたアンドレアは、かつて夫と訪れた公爵家に招かれ、しばらく滞在することになった。ある夕方、彼女が湖畔に一人たたずんでいると、男がいきなり現れて告げた。「ここは立ち入り禁止だよ」敵意が感じられるその声に思わずひるんだものの、アンドレアは、これほど美しい男性に出会ったのは初めてだった。夫を亡くして間もないというのに、どうしようもなく惹かれてしまう。彼は公爵の息子、ランスロット。アンドレアが公爵の妻の座を狙っていると警戒している男だった。★ハーレクイン・イマージュを代表するベテラン作家が、フランス、ブルターニュ地方の湖畔に立つ城館を舞台に描いたロマンチックな物語。夫に先立たれ、悲しみに沈んでいたヒロインに奇跡が……。★
  • 苦い求婚
    -
    二年前レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。会ったその日に体を求めてきた彼は拒絶されると、妻になってほしいと言いだした。相手は多くの女性と浮き名を流すポルトガルの大物実業家だ。しかもレオニーの父は彼の会社で働いている。結婚などできるわけがない。住む世界があまりに違う。だが今になって状況が一変した。会社の金を横領した父の罪を償うためレオニーは我が身を差し出す覚悟でヴィダルに面会を申しこんだ。ヴィダルは二年前とまったく変わっていなかった。求めるものも同じ――レオニーの奉仕だった。
  • アポロンと人魚
    -
    トレイシーはここ数年、金持ちのわがまま娘を演じてきたが、祖父が亡くなり、相続人として会社経営を引き継いだ今、状況は一変、重役たちを見返さなくてはいけなくなった。でもどうやって?そう、ニコスの助けが必要だ。ニコス――かつてトレイシーが憧れ、夢中になった男性。ビジネスで成功した彼なら、きっとどうすべきか教えてくれる。トレイシーはさっそくギリシアへ発ち、彼との再会に胸躍らせた。現れたニコスが別人のように冷ややかで、蔑みの目をして謎めいた言葉をぶつけてくるとは思いもしなかった。「僕の知ってるあの無垢な人魚はどこへ行ったんだ?」★ハーレクイン・イマージュを代表するベテラン作家が、人の心に勇気と希望をもたらす、すばらしい愛の世界を描き上げました。切ないまでにひたむきなヒロインの姿が熱い感動を呼ぶ一編です。★
  • 甘美な罠に落ちて
    -
    向こうに立っているのは……ハンター・ドナヒュー!友人に誘われたパーティで元夫と再会し、キーシャは愕然とした。仕事第一のハンターに幻滅し、彼女が家を出たのは三年前。いまや彼は広告業界で大成功を収め、一方キーシャは、家賃滞納で立ち退きを迫られる身の上だった。「ぼくの会社で働かないか?」元妻の窮状を見かねたハンターの申し出に、彼女の心は揺れた。いまだ惹かれている彼のもとで働くのは危険すぎる。でも、家賃が……。背に腹はかえられず、キーシャはハンターにすがった。ハンターの真の狙いは、彼を捨てた妻への復讐にあったのに。
  • プロポーズの理由
    -
    ★億万長者の社長が、このわたしにプロポーズ!きっとなにかの冗談にちがいない。★あと半年で、もう子供が産めない体になるかもしれない……。医師から衝撃的な診断を下されたアンドレアは休職して治療に専念しようと決め、社長ゲイブのオフィスを訪れた。アンドレアが詳細な話を伝えると、なぜか彼は急に動揺し、休職する前に自分と一緒にパリへ出張するよう命じた。現地に到着してチェックインしたのは、川沿いの古風なホテル。しかし、いつまでたっても仕事に取りかかる様子がないので、彼女はこの出張旅行の目的を問いただした。「きみをパリに連れてきたのは、結婚を申しこむためだ」信じられない返答に、アンドレアは茫然として言葉を失った。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.518
    7/24入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ボスには内緒」「天国へのチケット」「伯爵家の血筋」「恋に落ちた眠り姫」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.516
    7/24入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「誘惑はギリシアで」「孤独なハネムーン」「スペインの熱い夜」「復讐のウエディングベル」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.487
    7/17入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「再会は復讐のはじまり」「狂おしき復讐」「プリンスの花嫁」の3話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.477
    7/10入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「魔法の鏡にささやいて」「プリンセスへの階段」「ボスと秘書の過ち」の3話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.441
    6/26入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「銀の瞳の公爵」「禁じられた愛の島」の2話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.426
    6/19入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「砂漠のナイチンゲール」「愛は幻でなく」「古城のウエディング」「きまじめな情事」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.424
    6/19入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「無垢なメイドの一夜の恋は」「花嫁を買ったイタリア富豪」「博士の密やかな誘惑」「甘い降伏」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.420
    6/19入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「あなたはヒーロー」「入れ替わった花嫁」「氷炎」「美しい会計士の誤算」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.414
    6/19入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「プリンスの罪な誘惑」「美しき公爵の愛の詩」「危険な恋のドライブ」「かりそめの妻の片思い」の4話をまとめて収録。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本