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赤い薔薇とキス
看護師のマギーが働くロンドンの病院に、講演のためオランダから医師パウルがやって来た。長身のマギーよりさらに背の高い彼は患者の乱暴な家族に困るマギーをかばい助けてくれた。可憐にも甘え上手にもなれない私でもこの人は普通の女性のように接してくれるのね。さらにパウルは「僕のことを覚えていてくれ」とマギーの頬にキスしてきて…! あんなに素敵な人がなぜ私に? 戸惑うマギーだが帰国したパウルからはその後連絡もなく…2週間後、思いがけない出来事が? -
修道院育ちの無垢な花嫁
過保護な父のもとで育てられたクラウディアは21歳になり、やっとひとり暮らしを許可された。父が用意した家で楽しく過ごしていたある日、チーロ・トラパニと名乗るハンサムで富豪な男性が訪ねてくる。この家はかつて彼の実家だったらしく、もう一度見たいと言うのだ。にこやかでやさしいチーロと話が弾み、デートに誘われる。クラウディアは強烈な運命を感じ2か月後に結婚するが…初夜のあと彼が「こんな偽りの結婚!」と電話しているのを聞いてしまい――!? -
ひとかけらの恋
看護師のレティシアは初めての恋で傷ついて以来、男性に心を開けなくなってしまった。ある日、病院にオランダ人の医師ヤソンがやって来た。休暇に入る友人の代理で雇われたという彼の美しい瞳に、ひと目で惹きつけられるレティシア。さらにヤソンはレティシアが足を怪我して動けなくなっていた時、優しく抱きかかえ助けてくれた。彼は年上で、つりあうはずもないのに…どうして惹かれてしまうの? 恋心が募るレティシアだが、同時に臆病な自分が顔を覗かせて…。 -
夢の先には【分冊】
看護師のエマはオランダ旅行中、誤って高級車と事故を起こしてしまう。弁償を申しでるが相手の男性ユスティンは、冷たくそっけない。それなのに、心を惹かれてしまうのはなぜ? 再会することはないのに、彼を忘れられない…。そう思っていた旅行の最終日、偶然再会したユスティンの隣には美女がいた。彼には、恋人がいるのね。この恋は忘れるしかないわ…。と思った矢先、帰国した勤務先の病院に、最新技術を伝授する外科医としてユスティンが現れて──!? -
小さな愛の願い【特典付き】
【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!養護施設で育ったヘンリエッタは、今は病院でパートとして懸命に働き、生計をたてている。 ある日、病院の庭で猫を拾ったのをきっかけに、彼女は憧れの医師アダムと話す機会を得る。 その後、重なるピンチを偶然アダムが救ってくれる内、彼女はアダムに心惹かれていく。 でも、高名で裕福な医師と彼女では、住む世界が違いすぎて・・・・・・。 -
ばら咲く季節に
医師フィッツギボンの診療所で働くためロンドンにやって来た看護師のフローレンス。有能な外科医として名高い彼は冷ややかでそっけなく、仕事以外の話をしようともしなかった。患者さんにとっていい先生なら、どんなに厳しくてもかまわないわ。仕事に打ちこむフローレンスだが、遅くまで働いた帰り道、知らない男性に絡まれてしまう。助けに現れたのはなんとフィッツギボンで…? さらに彼は、フローレンスがお腹を空かせていると知ると食事に誘ってくれて…。 -
夢の先には
看護師のエマはオランダ旅行中、誤って高級車と事故を起こしてしまう。弁償を申しでるが相手の男性ユスティンは、冷たくそっけない。それなのに、心を惹かれてしまうのはなぜ? 再会することはないのに、彼を忘れられない…。そう思っていた旅行の最終日、偶然再会したユスティンの隣には美女がいた。彼には、恋人がいるのね。この恋は忘れるしかないわ…。と思った矢先、帰国した勤務先の病院に、最新技術を伝授する外科医としてユスティンが現れて──!? -
デイジーの小さな願い
場違いなパーティーで、情けない思いをしていた控えめで物静かなデイジーを優しくフォローしてくれた見知らぬ男性…彼女は彼に淡い恋心を抱いてしまう。後日、デイジーが手伝う父親の骨董店に、なんとその男性が現れる! しかし、ユールスと名乗るオランダ人医師の彼には婚約者がいるとわかり、彼女の恋心はすぐに打ち砕かれてしまう――失意の中、彼の一族の家宝である骨董品をオランダまで届けることになるが、まさか彼とこんな再会をすることになるなんて…!! -
幻のフィアンセ
早朝のロンドンで、凍え鳴く子猫の命を救ったジュリア。同じく子猫を助けようとした男性と不思議であたたかい出会いをした数日後、秘書の面接に訪れたジュリアは言葉を失った。あの朝の彼が雇い主のワーギマー医師だなんて――戸惑う彼女をよそに、まるで別人のような冷酷な態度であしらう彼。あれは霧の中の幻で夢だったのかしら――そんな思いを抱えながら、面接結果を待つ1週間を実家で過ごすことに。まさかこの地でも彼と再会することになるとは知らずに…。 -
愛をはぐくんで【特典付き】
【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!父を亡くし、想い出の家を継母と美しい義姉に売られてしまった看護師のチャリティ。絶望の淵にいる彼女は、プレイボーイで有名な内科医の毒牙にかかってしまう。彼を信じてオランダへ旅立つが、間もなく自分は遊び相手だと気づく。涙に暮れるチャリティの前に現れたとびきりハンサムな外科医ブロンス教授は何かと優しく、子供たちと住む家にも招待してくれる。でも、こんな素敵な男性が地味で冴えない私を好きになるわけないわ。子供の家庭教師くらいに思ってるだけ。 -
愛さないで!【特典付き】
【特典付き】アナザー・ストーリー10Pを特別収録!交通事故で重体となったフェイ。悪夢のような状態から回復した彼女に、医師の言葉は冷たい衝撃を与えた。「一生、子供は産めない」ショックを受けた彼女は、会社を辞め婚約も解消し、家族の元に引き込んでしまった。そんな時、彼女を心配する兄の親友カイと知り合い、フェイの心は次第に癒されていくのだった……。 -
聖夜には薔薇を
故郷での休暇中、エレナーはフルク・ファン・ヘンスムと十五年ぶりに再会した。有名な内科医になった彼だが、意地の悪さは以前と変わらない。エレナーの家族にはにこやかなのに、なぜか彼女にはそっけないのだ。かと思えば、急にやさしくふるまったりする。昔から大嫌いだったのに、エレナーはフルクのことが気になってしかたなくなり……。 -
忘れがたき面影
オリビアは父の死後、母とともに祖母の家に身を寄せている。資格や技能はないものの少しでも家計を助けたくて、病院の事務員として熱心に働いていた。そんなある日、カルテを取りに来た外科医ハソと短い会話を交わした。ハンサムで感じのいい男性だった、少し話せただけでも気持ちが温かくなるような――。職場では人員削減が始まり、同僚をかばったオリビアは、自ら申し出て退職してしまう。次の仕事も見つからず、くじけそうになっていたとき、彼女は町で偶然、ハソと出くわした……。 -
愛に気づかずに
父親が多額の借金を残して亡くなり、裕福な生活から一転、すべてを失ったエマ。途方にくれる母親とともに、つつましい生活を始めるけれど、現実は厳しいことばかり…。そんな時、町の診療所の臨時医師・ルーレと出会う。彼の優しさは、疲れきったエマの心を癒してくれるが…。「勘違いしてはだめ!仕事が終われば、彼はこの町を出て行くのだから…!」 -
愛さないで!
交通事故で重体となったフェイ。悪夢のような状態から回復した彼女に、医師の言葉は冷たい衝撃を与えた。「一生、子供は産めない」ショックを受けた彼女は、会社を辞め婚約も解消し、家族の元に引き込んでしまった。そんな時、彼女の心配する兄の親友カイと知り合い、フェイの心は次第に癒されていくのだった……。 -
消せない夜の記憶
冷酷な実業家の娘に生まれた不幸をかみしめながら、イヴは今夜も、豪華なホテルで催されたパーティーに同行させられていた。若さと美貌を最大限に活用し、父の会社を乗っ取ろうとしている実業家をまるめ込み、事態を父に有利な方向へもっていかなければならない。すべてにうんざりしていたイブの瞳をとらえたのは、おそろしく魅力的な男性だった。その誘惑に敗北し、イヴは彼に唇を許してしまった。彼こそ、今夜自分が懐柔しなければならない相手とも知らずに! -
クラシック・ラブ
ペーシェンスは叔母の世話をして、日々慎ましく過ごしていた。ある日彼女は高額な報酬の為、執筆で村に短期滞在するオランダ人医師の家の手伝いをすることになる。最初ぶっきらぼうに思えたが、医師ユリウスはとても魅力的な人。徐々に彼への愛が募っていく。彼のほうも、あけすけにものを言い、着飾らない彼女に不思議に惹かれていき…。 -
コテージに咲いたばら
亡くなった両親にかわってカトリーナを育ててくれたやさしいおばが、白血病で余命わずかという宣告を受ける。悲しみのあまり涙を流すカトリーナに、病気を告知したエリート医師サイモンは冷たい対応。怒ったカトリーナは診察室を出ていく。サイモンが、自らの態度を反省してカトリーナを訪れたとき、彼女は天涯孤独の身となっていた。ぎこちない彼のやさしさにふれ、心をひらいていくカトリーナ。そして、サイモンもまた胸にあたたかいものが芽生えるのを感じて…!? -
素直になれない二人
両親を亡くし、ふたりの姉の世話をしながらつましく暮らすジュリア。姉たちはもうすぐ結婚して家を出てしまうけど、私の赤い糸は誰とつながっているのかしら。あるパーティーでジュリアは、医学界トップにしてオランダ貴族のヘラルト教授に声をかけられる。カーテンを仕立て直して作ったドレスをからかわれて、彼の印象は最悪。二度と会いたくないわ。でも、仕事も家もなくす彼女に手をさしのべてくれたのも教授だった。いじわるなの、それとも優しいの? -
美女は天才がお好き【あとがき付き】〈【スピンオフ】彗星のいたずら〉
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】あのガリ勉のちびが、どうすればこんな長身でハンサムな男性に変身できるの!? ローズマリーは13年ぶりに元同級生のウィリスと再会して死ぬほど驚いた。高校時代モテモテのローズマリーは彼を勉強しか能のないダメ男と見なしていた。それが今や有名大学の教授で、近々訪れる彗星の研究のためにこの町に戻ってきたのだ。しかもその間ローズマリーの家に滞在するというのだ! この家でふたりきりなんて無理! だって彼はあまりにも魅力的に変わってしまったんだもの…。 -
醜いあひるの初恋
エリーは自分とは正反対の美しい妹が女優として成功するよう応援していた。家を売って父とシェアハウスで暮らし、さらに借金まで背負いつつも…。そんなある日、バイトで公園に行くとひとりぼっちの小さな男の子が。迷子? エリーが声をかけると保護者のルカが現れた。大企業CEOの彼は威圧的に「気にかけてくれてありがとう。御礼だ」と口止め料の小切手を渡してきた。あり得ない金額を拒否して、逃げるように去ったエリーだったが翌日、ルカが現れ…!? -
教授のそばで
病弱な母の代わりに家のことをしていたジェマイマは資格など何もなかったが、幸運にもある老婦人の付き添い役の職につくことができた。狭いながらも自分だけの下宿。気難しい雇い主にふりまわされながらも、ジェマイマは新しい生活に胸を躍らせる。老婦人の甥のケイター教授はハンサムだが、怒りっぽくて失礼な男性だった。一瞬でもすてきなんて思ったのは取り消すわ。しかも、彼の恋人には“ねずみ”みたいとばかにされる。でも、彼に遠まわしな優しさをしめされて…。 -
めぐる季節の贈り物
看護師ティリーは両親が事故死したという突然の知らせを受け、目の前が真っ暗になった。婚約者には上司と会食があるとほうっておかれ、ティリーに手をさしのべてくれたのは院内でも一目置かれるドクター・サッカリーだった。「私が送っていく。いますぐに」茫然とする彼女の肩をやさしく抱き、支えてくれた。ずっと良い子で、わがままを言ったこともないティリー。住む家を失い、財産目当ての婚約者に別れを告げた彼女は、自分の本当の心に気がついて…。 -
八年の空白
「けがらわしい!」――拒絶を示すその言葉に、ケイトは自分の愚かさを思い知った。17歳で愛も知らずに結婚した彼女は、浮気者の夫にけしかけられて、夫の魅力的な友人ドミニクを誘おうとしたのだ。そして浴びせられた侮蔑の言葉。一生忘れられない悪夢の夜だった。あれから夫も亡くなり、静かに暮らしていたが、ドミニクと思いがけず再会してしまう。ケイトは驚きと絶望で凍りついた。8年前、彼女の心を奪った黄金色の瞳は今も蔑みの昏い光を灯していたから…。 -
ドクターは御曹子
ロンドンの病院に勤務する看護師のフェロメナ。患者の信頼もあり、国家公認看護師の試験もトップで合格した彼女だったが、それを祝ってくれる者はいなかった。この道を応援してくれていた父は亡くなり、残った継母や妹たちは看護師という仕事を嫌い、華やかな世界に生きている。地味で冴えない私は祝ってくれる恋人もいない…ひとり家に帰ろうとする彼女を誘う声がした。オランダから来たハンサムなドクター・ワーレだ。彼は魅力的に微笑むとフェロメナを食事につれ出して? -
恋の方程式【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】つきあう男性に次々幻滅させられるリーは、ふと目の前の人物に目を留めた。トレバー。大学時代からの親友だ。彼とベッドでの相性がよければ最高のパートナーになれるわ! リーは彼に親友とベッドメイトの両立を提案した。最初は抵抗したトレバーだが、結局、一夜をともにすることに。けれどすっかり気を許していたトレバーの、男性としての顔を初めて見せつけられ、リーは急に怖くなって逃げ出そうとした。すると彼はさらにリーを驚かせる予想外の行動に出た! -
世界一のプレゼント
ジュディスは障害のある息子を抱えたシングルマザー。失業して無一文になった矢先、息子がケガをした。途方に暮れて整骨医を訪れると、医師ヒューは想像よりずっと若くてハンサムだった。こんな素敵な人に恥をさらすのは死ぬほどつらい。でも…。「お金はないけど治療してほしいんです!」必死の訴えは予想に反してすんなり受け入れられ、その上、受付係の仕事まで手に入れた! ジュディスは自分の幸運を手放しで喜んだ。それが新たな不幸の始まりとも知らずに…。 -
禁断の林檎
父親の遺言が明かされると、ユーフィーミアは衝撃を受けた。父には借金があり、家族の愛する家が抵当に入っているというのだ。悩んだ末、ユーフィーミアは家を貸すことにした。家賃収入を抵当の支払いに充てれば、大切な家を手放さずにすむ。だが、ようやく見つかった借り手は、思いもよらない人物だった。なんと、父親の最後の治療をめぐって激しく対立したオランダ人医師、ドクター・ファン・ディードレイク。傲慢で無礼な彼とかかわるのはひどく不愉快だが、契約さえ交わしてしまえば、顔を合わせることもないだろう。ユーフィーミアのそんな期待は、ほどなく裏切られる……。 -
さよならを告げぬ理由
個人の患者に付き添う派遣看護師として働くイゾベルは、壮大な屋敷で、緊張しながら雇い主を待っていた。現れたドクター・トーマス・ウィンターはハンサムだったが、イゾベルをひと目見て顔をしかめ、若すぎて不適格だと決めつけた。トーマスとともにストックホルムを経てポーランドへ渡り、彼が幼いころ世話になった養育係(ナニー)を引き取りに行くのだが、脚が悪く気むずかしい老婦人を、彼女には扱えないと言うのだ。イゾベルはくじけそうな心を奮い立たせ、大丈夫です、と請け合った。このときは想像もしなかった。まさかトーマスに恋をするなんて。そして、美貌の婚約者がいる彼は、決して振り向いてくれないことも。■穏やかな作風で読者の心を潤すベティ・ニールズ。謎めいた年上の男性に翻弄されるようにヨーロッパ各地を転々とし、一生懸命期待に応えようとしているうち、いつしか心は彼にとらわれていて――そんなヒロインのいたいけな心が甘酸っぱい、至極の初恋物語です。 -
花嫁の誓い
旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」 -
サンライズ・ヒル
夏至の日の朝、丘の上で願い事をすると叶うという。「運命の相手が現れますように」とビアトリスがお願いすると林のなかから素敵な男性が現れた。長身で感じのいい彼はオリバーと名乗った。この人が運命の相手だといいのに──数日後、ビアトリスは大叔母のつき添いでロンドンでも有名な心臓専門医を訪ね診療所へ…するとそこにはオリバーが!? まさか、また会えるなんて。しかも彼は彼女に「これは必然的な再会だ」と意味深な言葉を残した。これは甘く優しい恋の始まり? -
地下室の令嬢
病院の管理人兼ハウスキーパーの仕事に応募したアラベラは、両親を事故で亡くし一文無しだった。すると、雇い主のタイタス・タヴェナーは、「君は地下室になんて住めるのかい?」と冷たいまなざしを向け嘲笑った。が、なんとか仕事と住みかを手に入れたアラベラの働きぶりに、タイタスも彼女を認めざるを得なくなった。そんな時、彼女が元令嬢だと知ったタイタスが結婚を申し込んできた。彼は地下室の私を同情しただけ…愛のない結婚をするなんてみじめすぎるわ――。 -
雨上がりの告白
看護師のジェンマは、事故で死んだ両親の代わりに幼い弟妹の世話に追われる日々。自分の容姿に自信がない彼女は、美しいオランダ人教授ロスに心をときめかせるも、釣りあわないと諦めていた。そんな彼女に転機が訪れる。ロスから闘病中の妹の看病を頼まれ、オランダへ向かうことに! 彼の家族は温かく、妹も美しかった。さらに男性から熱心にデートに誘われたジェンマは、突然華やいだ世界に舞いあがってしまう。ロスが気遣わしげに見守っていることも知らずに…。 -
シンデレラの涙【あとがき付き】
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「君こそ僕の妻にふさわしい女性だと思うんだ」憧れの教授からの予期せぬプロポーズに、看護師見習いのトリクシーは目を丸くした。いったい教授はどういうつもりなの? 私は美人ではないし、特に有能というわけでもないのに。幼い頃に両親を事故で亡くして以来、ひき取られた伯父夫婦の家でトリクシーは使用人のような扱いを受けてきた。不遇のなか、唯一の希望だった教授への恋心が実るのは嬉しいけれど…。戸惑うトリクシーに、教授は思いがけない理由を告げた。 -
噂の悪女
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】“財産目当ての女”“まるで娼婦”――裕福な老人ラルフと結婚したばかりに、サロメに対する世間の目は冷たかった。突然離婚されたときも、周囲はサロメを悪者と思い込み容赦ない言葉を投げつけた。ある日、彼女はラルフと通ったレストランの経営者マイケルと再会する。世間の噂を鵜呑みにした彼は、露骨な軽蔑を示していたが、ラルフを思って涙する様子を見て食事に誘ってきた。不審に思うサロメ。すると彼は痛烈な言葉を吐いた。「男は皆自分を見て欲情するとでも?」 -
会議室の恋人
誰もいない会議室で、突然ジャレドに抱きしめられて唇を奪われ、アマンダは息をのんだ。仕事の打ち合わせの途中だったのに。でも、もうどうなってもいい。16歳の頃から憧れていた彼だもの。あの頃、私はわがままいっぱいのお嬢様で、彼は崩壊家庭に育った不良少年だった。今、立場はすっかり逆転し、彼は実業界のプリンスで、私は彼に使われる身。たとえ欲望のはけ口にされても後悔しないわ。しかしアマンダがバージンと知ると、ジャレドはなぜかひどくうろたえて…!? -
ようこそ愛へ
すでに母親を亡くしているデボラは、継父も病気で失った。「おまえに譲るものは何もない。この屋敷から出ていってくれ」冷酷な義理の兄と姉にそう告げられ、デボラは仕事を探した。幸いにも、職業紹介所で偶然出会った亡き母親の友人が、脳卒中で寝たきりの老いた夫人を世話する仕事を紹介してくれた。住み込みで働き始めた彼女は、やがて夫人の家族の本心を知った。この人たちは夫人の回復など願わず、その遺産だけを狙っている。夫人を元気にしてあげたい。でも、どうすればいいのだろう?ある日、かかりつけの医師が有名な専門医を連れてきた。サー・ジェイムズ・マーロー――青く澄んだ瞳の頼もしそうな男性。デボラは相談を思い立ち、彼の車を帰り道で懸命に呼び止めた。 -
悲しきシンデレラ
名家の令嬢でありながら、継母と義妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生パーティーに悪趣味なドレスを着せられ、壁際に立ちつくしていた。招待客が美しい義妹に興味を示すのと対照的に、バーサには誰も近寄ってこない。ところが、そんな彼女に医師オリヴァーが、ただひとり声をかけてきた。「どうしてきみはそんなに悲しそうなんだい?」と。彼はするどい洞察力で、バーサが受けているひどい仕打ちに気づき、バーサには何も告げずに彼女を救うために動きだした! -
契約関係
レベッカは女子寄宿学校の教師。親しみやすく皆に頼られる存在だが、まさか問題児のエミリーから妊娠を打ち明けられるとは!父親を呼び出したものの、現れたのはハンサムで威厳ある風貌のニコラス。17年前束の間だが恋人だった私を、彼は覚えているだろうか?緊張するレベッカに彼は娘の家庭教師になれと言い!? -
恋はあせらず【分冊】
生活のため、わがままな老婦人の家政婦として薄給でコキ使われているケイト。だがそんな彼女にも夢があった。お金をためて、料理の腕を活かしてケータリングの仕事を始めるのだ。ところがある日、パーティーでケイトは窮地に陥ってしまう。「こんな平凡なデザートをよくも出せたわね!」と、大勢の招待客の前でののしられたのだ。だが、そこでひとりの男性が声をかけた。「僕はこの味が好きだな」と。彼はケイトが苦しめられていることに気づき、そっと手をさしのべて…? -
悲しきシンデレラ【分冊】
名家の令嬢でありながら、継母と義妹に 虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生 パーティーに悪趣味なドレスを着せられ、 壁際に立ちつくしていた。招待客が美し い義妹に興味を示すのと対照的に、バー サには誰も近寄ってこない。ところが、 そんな彼女に医師オリヴァーが、ただひ とり声をかけてきた。「どうしてきみはそ んなに悲しそうなんだい?」と。彼はす るどい洞察力で、バーサが受けているひ どい仕打ちに気づき、バーサには何も告 げずに彼女を救うために動きだした! -
幻のフィアンセ【分冊】
早朝のロンドンで、凍え鳴く子猫の命を救ったジュリア。同じく子猫を助けようとした男性と不思議であたたかい出会いをした数日後、秘書の面接に訪れたジュリアは言葉を失った。あの朝の彼が雇い主のワーギマー医師だなんて――戸惑う彼女をよそに、まるで別人のような冷酷な態度であしらう彼。あれは霧の中の幻で夢だったのかしら――そんな思いを抱えながら、面接結果を待つ1週間を実家で過ごすことに。まさかこの地でも彼と再会することになるとは知らずに…。 -
男爵夫人の憂鬱【分冊】
“女バイキング”。大柄な看護師のカトリーナは、陰でそう言われていた。そんなある日、自宅で開いたパーティーで長身のオランダ人医師ラフと出会う。なんと彼はカトリーナを「美しい」と言ってくれたのだ。一瞬で胸がときめいた。こんな人と、結婚できたらどんなに素敵かしら…。そのうえラフは、わけあって病院を辞めざるを得なくなり困っていたカトリーナに救いの手を差し伸べてくれた。しかしそれは驚くような提案だった。「僕と結婚することを考えてくれないか」 -
片思いの日々【分冊】
マチルダは村の診療所のドクター・ラヴェルに恋をした。彼は家柄も容姿も申し分のない男性。美しい婚約者までいる。とりえもなく厄介な家族を抱えた自分が相手にされるはずもない。マチルダにできるのは診療所の受付という地味な仕事を誠実にこなすことだけ。それに、望みはなくとも淡い恋は陰鬱な日々にほのかな明かりを灯してくれた。それで充分満足だった。そんな彼女をほうっておけないドクター・ラヴェルは、いつしか無垢で無欲な彼女から目が離せなくなり…! -
サンタクロースにキスを
クリスマスが近づくと獣医のドーンは仕事を詰め込みはじめる。そうしないと8年前のひどい失恋を思い出してしまうからだ。恵まれない子どもたちのためのボランティアも務める彼女はある日、村一番の屋敷に新しい主がやって来たと知り、喜んだ。これで子どもたちのためのパーティー会場が確保できるわ。だが、屋敷の主を見て凍りついた。ベン! かつてドーンを捨てた大富豪。思いがけぬ再会と以前とはまるで違う変わり果てたベンの姿に彼女は言葉を失ってしまう――。 -
古城のロマンス【特典付き】
【特典付き】アナザー・ストーリー16Pを特別収録!看護婦ユージニアは同じ病院に勤める医師ハンフリーと婚約して1年半になる。けれどハンフリーとその家族の堅苦しさに、ユージニアは息が詰まりそうだった。そんなとき、ユージニアと同じ胸部外科の医長ドクター・グレンフェルから、診察のためにいっしょにリスボンへ行ってほしいと言われ……。 -
微風のマリアージュ / 魅惑のドクター
歴史あるぶどう園で働くエリーは、道端で車が立ち往生していたところを都会的なビジネスマンに助けられた。なんて親切で素敵な人なの…。エリーは彼に一瞬で心奪われてしまう。でも彼は私みたいな田舎娘とは一生縁のない人だろう。ところが、予想とは裏腹にすぐに再会することになる。なんと彼は、エリーの働くぶどう園を奪おうとする会社の人間だったのだ。こんなに惹かれているのに彼は私の敵だなんて――! (「微風のマリアージュ」)。「魅惑のドクター」も同時収録。 -
冬きたりなば…【ハーレクイン文庫版】
冬のさなか、病床にあったメグたち三姉妹の母親が亡くなった。家を売って、お金は姉妹で分けましょうという長女の提案に、ロンドンで華やかに暮らす、美しい末娘も大賛成。家を守り、母の看病に明け暮れていた次女のメグは気が重いが、自己主張が苦手で、一言も反論できないままだ。ところが、ふたを開けてみるとなかなか買い手がつかない。誰もこの家を買わないかもしれないわ――と思い始めたころ、長身のハンサムな医師が現れた。メグは胸をときめかせるが、彼は母のために家を探していると言い、メグを見もしなかった。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
初めての恋【ハーレクイン文庫版】
保育士のデイジーは平凡な娘だが、園児たちには人気がある。あるとき園で食中毒が発生し、そのとき知り合った園児の叔父、医師セイムアが、以来、何かと声をかけてくるようになった。まだ恋すら知らないデイジーはひたすら困惑するばかりで、「先生は皮肉屋で傲慢で怖いわ」と反発してしまう。だが、内心では淡い期待を胸に、医師が訪ねてくるのを心待ちにしている自分がいるのだ。今日も彼の声が聞こえ、デイジーの胸は思わず高鳴る。ところが、セイムア医師は息をのむほど美しい人と一緒だった。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ドクターは御曹子【ハーレクイン・セレクト版】
フィリーはロンドンの病院で働く優秀な看護師。友達も多く、患者からも慕われ、医師からの信頼も厚い。だが、国家公認看護師の最終試験に合格しても、無神経な継母と妹たちからは、お祝いの言葉はなかった。ほかの同僚はみんな、家族や恋人に祝ってもらえるというのに。寂しい思いを押し隠して、フィリーはひたすら仕事に励んだ。勤務が終わったころ、彼女は待ち人がいることを告げられる。行ってみると、そこには青い目のハンサムな男性が立っていた。まあ、今朝エレベーターで見かけたすてきな人。ワーレと名乗った医師は、彼女をお祝いを兼ねた食事へ誘った。■読み始めると、あっという間にそのゆったりとした時間の流れに引きこまれてしまう、ベティ・ニールズの世界。慎ましい無垢な看護師フィリーに訪れる、夢のようなロマンスをご堪能ください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
薔薇のウエディングベル
年上のドクターへの淡い恋心は、いじわるな横やりに翻弄されて……。 看護師長のフィービーは、結婚退職を決めた看護師の妹に泣きつかれ、彼女になりすましてオランダの病院に勤務することになった。ボスで名医のドクター・ルシウス・ファン・ソメレンは、妹の話では少しぼんやりした仕事の虫ということだった。ところが、対面した相手は青く輝く瞳が印象的な男性で、すぐにフィービーが妹の替え玉であることを見抜いた。怒ることなく事情に耳を傾ける彼は、包容力のある大人そのもので、まだ本当の恋を知らないフィービーはかすかに胸をときめかせた。けれど、招待されて訪れた彼の家には、反抗的な幼い息子と、敵対心をあらわにした若く美しい家庭教師が待ち受けていて……。■奇跡的に発掘された、ベティ・ニールズの幻の未邦訳作品をお届けします! 好きな人のそばにいる美人の存在がヒロインの胸を波立たせるのはロマンスの定番ですが、なかでも本作の美人家庭教師の毒心は想像を超えて……。年上の紳士と純真な乙女の恋の行方は? -
春に天使が舞い降りて
●『悲しい約束』(ダイアナ・パーマー著)悲惨な出来事を機に、デイナは勤務先の病院を辞職し、一時的に失明している患者ギャノンの在宅看護を引き受けた。ギャノンは傲慢で不愉快な男性だったが、彼女は辛抱強く朗らかに接するよう努力した。ある日、ギャノンは視力の戻る見込みがないと診断される。絶望に打ちひしがれた彼は、すがるようにデイナに言った。「結婚してくれ、デイナ。優しくするから」 ●『少しだけ回り道』(ベティ・ニールズ著)ユージェニーは帰郷していたとき、濃い霧で道に迷った大柄な男性を助けた。その男性は、仕事でイギリスに滞在中のオランダ人心臓外科医――アデリク・レインマ・テル・サリスだった。あんなすてきな男性には、もう二度と会えないだろう。そう思っていたユージェニーの前に、アデリクが現れた! -
地下室の令嬢【ハーレクイン文庫版】
両親を事故で亡くしたアラベラは、生活を一新する必要があった。慣れ親しんだ田舎を離れ、ロンドンに出てきた彼女は、偶然見つけた求人にすがるような思いで応募した。医師であるタイタスのオフィスの地下室に住み込んで、管理人として日々の細々とした雑務を引き受けるのだ。採用されたアラベラは、すぐに有能ぶりを発揮する。そんな彼女を見て、身を固めることを考えていたタイタスは、ふと妙案を思いついた。彼女は“妻”としても有能に違いない。突然の雇い主からの求婚に、アラベラは驚くと同時にときめいた。 *本書は、初版ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
しあわせな出会い
【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】父を亡くし、財産をすべてひき継いだ意地悪な継母のもとでこきつかわれているクレシダ。家を出ようにもお金がなく、彼女が生まれたころから働いている老齢の家政婦モギーを置いていくわけにもいかず、つらい日々に耐えていた。そんなある日、クレシダが足をくじいて動けずにいたところ、通りがかりの医師に助けられた。彼はオランダ人医師のオルドリック。やさしい瞳をした彼に出会ったそのときから、クレシダの人生はみるみるうちに変化していく。 -
ドクターの花嫁
勤め先をくびになり、ラブデイは途方に暮れていた。幼いころに両親を亡くしたので頼れる人は誰もいない。そんなとき医師のアンドリュー・フォードが救いの手を差しのべてくれた。自分の診療所の受付係としてラブデイを雇ってくれたのだ。一緒に働くうち、彼女はアンドリューへの思慕の念を募らせるが、なぜか彼はよそよそしい態度をとり続け……。 -
コテージに咲いたばら
■事故に遭った私を助けてくれた彼。でもそれは彼が医者だから……それだけよ。■カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった――好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。 -
オーガスタに花を
ロンドンの病院に勤める看護師のオーガスタは23歳。最近、コンスタンティンという気になる男性に出会った。入院患者の見舞い客で、金髪に青い瞳がとてもハンサムだ。彼はオーガスタの赤銅色の髪を見て、「にんじんみたいな髪は好きじゃない」と言いながら、見たこともないほどたくさんのチューリップをくれた。そして別れ際にはキスまでしたのに、それきり姿を見せなくなった。入院患者の美しい女性が彼の恋人だと思っていたオーガスタは、彼の気持ちを計りかね、もう忘れてしまいたいと思ったのだが……。まさか数日後、大おばを訪ねたオランダで彼と再会しようとは!■古きよき時代の心温まるロマンスが変わらぬ人気のB・ニールズ。世慣れた年上の男性の、言葉や行動の真意がわからずにとまどう初恋の揺れる心を、優しくみずみずしい筆致で描いています。 -
夏の気配
ロンドンで見習い看護師をしていたフィーベは、病気の叔母の面倒をみるためサフォーク州の村へやってきた。口うるさく偏狭な叔母の世話は並大抵ではなかったが、主治医ジョージの温かな見守りと励ましのおかげもあり、なんとか最期までみとることができた。ところがその直後、フィーベに思わぬ災難が襲いかかる。叔母が財産をすべて寄付したため、家を失ってしまったのだ。呆然とするフィーベに、ジョージが突然驚くべき言葉をかけた。「ぼくらが結婚するのがいちばんいいと思うんだ」 -
打ち明けられない恋心
ロンドンで病院勤めをするセリーナは、車の事故で入院してきたロレンスと一目で恋に落ちた。彼はスポーツカーを乗りまわす、長身で金髪のオランダ人医師。入院初日から声をかけてきて、すぐに退院できるから、仕事を辞めてオランダに来てくれないかとしきりに誘う。セリーナはそんな強引さを危ぶみ、彼が事故に遭って以来、病院をしばしば訪れる、従兄のヘイスの気配りに慰められていた。でも、ヘイスへの思いは愛ではない。ただ好意を感じているだけ……。何度もそう言い聞かせていたセリーナだが、やがて看護師をやめ、オランダに渡った彼女を待っていたのは、不実な恋人の裏切りだった。■穏やかな優しい作風で、今もなお多くの読者を魅了しつづけるベティ・ニールズ。オランダの古い街並みや田園風景が丹念に描かれる、懐かしい映画を観るような作品をご堪能ください。 -
秋冷えのオランダで
ソフィーはもうすぐ26歳。ロンドンの病院で、手術室付きの看護師長として忙しい日々を過ごしている。仕事を離れても、事故で亡くした両親に代わって、3人の弟妹たちの面倒を長年にわたって見てきた。けれどもこのごろ、自分の将来についてふと考えてみることがある。いつか誰かとめぐり会い、両親たちのように明るい家庭が築けたらと。でもこんなわたしには、社交生活に割ける時間などなかった。それに美人でもない同僚に、声をかけてくる職場の男性などいない。なのに、休暇を取る上司に代わって赴任したマックスは違った。「きみは小細工なんて必要のない美人だよ」容姿を気にする彼女に、そんな言葉で語りかけてくる彼を、ソフィーは無視できなくなった。■今回の舞台はアムステルダムと近郊のユトレヒト。歴史ある懐かしい街並みが旅情を誘います。 -
指輪のゆくえ
看護師のチャリティは旅行中、急病で倒れた男性を助けた。そのとき一緒に介抱した外国人医師はどこか惹かれる男性で、チャリティはのちのちまで彼のことを忘れられなかった。とはいえ、名前も知らない外国人男性とまた会えるはずもない。あきらめていたチャリティだったが、ある任務で派遣されたオランダの病院で思いがけずその男性――医師のエフェラルド・ファン・テイレンと再会した。しかし、彼の態度はひどく無愛想で、そっけない。もう一度会いたいと願っていたのは私だけだったんだわ。チャリティの喜びは急速にしぼんでいった。 -
赤い薔薇とキス
マギーはロンドンの病院で主任看護師を務めている。あるとき、オランダから著名な専門医パウルが講演に訪れた。老人かと思いきや、三十代半ばの長身で精悍な彼の姿に看護師たちが色めきたつなか、マギーは平静を保っていた。どんなにすてきな男性でも、もう二度と会うことはないのだから。しかし、パウルはそうは思っていなかったらしく、病棟の視察を終えると、主任室にいるマギーのところへやってきた。「僕のことを覚えておいてほしいんだ」そう言うなり、彼はマギーを抱き寄せてキスをし、嵐のような混乱の中に彼女を残して出ていった。 -
冬は恋の使者
アラミンタは休暇中、崖下の浜辺で怪我をした少女に出会った。けれど自分1人では少女を抱きかかえて町まで戻れない。そのとき、長身の男性がヨットに乗って現れ、町まで送り届けてくれるが、名前も告げずに立ち去ってしまう。お礼も言えぬまま、アラミンタは看護師長としての忙しい日々に戻り、こうしてささやかで平凡な人生がずっと続いていくかに思えた。夜、彼女のフラットに、あの男性が訪ねてくるまでは。それなのに、心が浮き立つ半面、そっけない態度をとってしまう。彼は謎めいたほほえみとともに帰っていき、アラミンタは後悔した。“君に会いたかったから来た”と言われたのに、なんてことをしたの?■1976年の旧作を初邦訳でお届けします。すてきな年上男性にからかうような扱いをされ、どうしていいかわからず心と裏腹の反応をしてしまったアラミンタ。その後、彼女はオランダへ飛び、思わぬ再会をはたしますが……。 -
教授はそばかすがお好き
養育係(ナニー)のデボラは急な仕事を頼まれ、ある家に出向いた。そこで子供たちと留守番をしていると、一人の男性が訪ねてきた。ハンサムで優雅な身なりの男性だったが、その態度は失礼千万だった。勝手に家に入りこんだあげく、デボラのことを、猛女だの、鼠取りのような口だのとからかったのだ。結局、彼は子供たちの母親の兄ギデオン・ボーフォートとわかったが、デボラは憤慨し、彼にはもう二度と会いたくないと思った。しかし一家の休暇先でギデオンに再会すると、デボラは困惑を覚えた。腹立たしさと同時に喜びを感じている自分に気づいたからだ。ギデオンがときおり見せるやさしさも、デボラの混乱に拍車をかけた。■健気に生きるヒロインの心をかき乱すのは、ハンサムだがひどく尊大な経済学者。彼女の悲しみは深まりますが……。 -
咲かない薔薇
デボラは出会ったときからヘーラルトに恋をしていた。彼は優秀な医師で、心から信頼できる。まさに私の理想の男性だわ。そのヘーラルトが、ある日突然こう尋ねた。「僕と結婚する気はないか?」呆然とするデボラに、彼は落ち着き払ったまま言い添えた。「愛情などいらない。形だけの妻が欲しいんだ」こんな冷たい申し出を、プロポーズと呼べるのかしら?すっかり落胆したものの、デボラの胸にはかすかな希望も芽生えた。たとえ片思いでも、愛する人とずっと一緒にいられるのなら……。■本作では輝く星が重要な役割を果たします。読み終えたあと、夜空を見上げてベティの笑顔を思い浮かべたくなることでしょう。 -
春を待ちわびて
ロンドンの病院で看護婦として働くフィリダは、両親と一緒に船旅に出る白血病の少女の付添役を務めることになった。無事出発したものの、途中で少女の病状が悪化し、フィリダは少女と一緒にマデイラ島で下船せざるを得なくなる。見知らぬ土地で重病の少女を抱え、途方に暮れるフィリダに、同じホテルに滞在する一人の医師が救いの手を差し伸べた。ピーテル・ファン・シッタート――大柄で端整な顔立ちのオランダ人だ。少女を診察すると、彼は病院に連絡して救急車を手配してくれた。なんて頼れる人。でも、明日以降はもう二度と会うこともないだろう。フィリダは複雑な気持ちを抱きながら病院に向かった。 -
冬の恋物語
ああ、今日もくたくただわ……。病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは、苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。しばらくして、大おじの診察に訪れていた医師トマスが、彼女のもとを訪ねてくるようになる。何度か二人で食事したあと、彼は唐突にクローディアに結婚を申し込んだ。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」