Rikoさんのレビュー一覧
レビュアー
-
-
-
購入済み
もう一声…
元カノ、ブラコンの妹、当て馬としては弱い。
主人公と彼のやり取りは好きなので読んでますが、どーにもお話全体に物足りなさを感じます。
個人的あるあるなんですが、初回でちょっと多いくらいのキャラ(名無し含む)出しておくと、
主人公以外の人間関係も勝手にひとり歩き初めて複雑になって、あっちもこっちも気になっていく、気がします。書く方は大変ですけど。
二人だけにフォーカスしすぎちゃうとお話の特性によってはあまり広がらないような?
あとおまけページは、ぞんざいにしない方がいいです。
そこも含めて楽しみにしてる読者が、単行本購入してますから。(◍•ᴗ•◍) -
-
-
-
-
-
-
-
-
購入済み
必ずしも成就しない恋がある
りぼん時代、谷川さんのオムニバスが好きで単行本集めてました。久々に電子書籍で名前検索して欲しくなってこの作品を買いました。
世の中の作品の多くが、当て馬ありつつ、主人公ちょっとフラフラしつつ、「この人」とゴールインする形がセオリーで、読者もああよかったと胸を撫で下ろして幸せな気持ちになる。それも良いんだけど、現実は終わる恋の方がきっとずっと多い。
彼女(婚約者、妻)がいるひとを好きになってしまう、でも好き、の狭間で揺れ動く心情を書かせたら谷川さんはほんとうまいなー、って嫉妬する。多くの作品で失恋した主人公は最後、顔をあげて前を向いているのが救い。次はきっと、いい恋が始まるはず、と思える読後 -
ネタバレ 購入済み
次巻も楽しみ
連載中の作品なので何巻まで続くかわかりませんが、この巻までが起承転結の「起」かな、と思いました。
主人公の恋愛とか好きとかの心の機微もあるけど、大きくは花野井君がなぜそこまで「一番」にこだわるのか、「他に何もいらない(家族や友達)」と思うのかということと、八尾くんの花野井ってどこかで?と心にひっかかってた部分のネタバラシの巻ではないかと。
この巻を読むと、作中、アルバムを回避する花野井君の行動や発言が、既刊で花野井君がほたるに見ちゃダメといった棚の理由などに繋がります。
ほたるの「合図」がいつになるのか、単行本派なので楽しみに待つことにします。 -
ネタバレ 購入済み
もう少し読んでみたかった
全巻読了。由奈ちゃんが見た目含め後輩そっくりで勝手に親近感わいてました。3年生がすっ飛ばされて面食らった最終巻。急に駆け足になってとまどい。
作品の後半はクラスメイトとの絡みなく、四人を深掘りしていくスタイルだったのでそこが少し物足りなかったかな。(書くのは大変でしょうけど…)
咲坂さんの作品は、現実的にあり得ない設定での描写がなく、淡々と日常を描いてる感じが好きです。ただ、こんなに高校生しっかりしてるかな?と思う部分も笑。物事の考え方が少し大人すぎる。優等生すぎるというか。アホすぎる子はイライラしそうだけど、もっとダサくて失敗する場面があってもいいんじゃないかな。この四人がうまく