咲坂先生の漫画大好きなのですが、この作品は主人公が二人というか四人いて、それぞれの視点で話が展開されていくのがとても良いです。
由奈はいわゆる少女漫画の王道系な女の子ですが、朱里は現実的なタイプで自分と重なるところが多く、珍しく共感しながら読むことができました。
登場人物それぞれ個性がありかわいくて、それぞれに影響されながら自分なりに成長していく様子が見ていてとても気持ちよくなります。
恋愛要素ももちろんですが、人の感情や変化を丁寧に描いているのが本当さすがで、何度も読み返している大好きな作品です。