【感想・ネタバレ】准教授・高槻彰良の推察11 夏の終わりに呼ぶ声のレビュー

あらすじ

高槻ゼミの一大イベント、それはゼミ合宿。
9月の初め、尚哉は仲間たちと西湖に赴く。
先輩方の中間発表、BBQに花火と様々なイベントをこなし、高槻の発案で、尚哉たちは青木ヶ原樹海へ行くことに。
そこには意外なあの人がいて……!?
ほか、派手めな女子大生からの「ドッペルゲンガーが現れる」という相談や、
高槻の因縁の場所を訪れる決意をした尚哉など盛りだくさん。
隣り合わせの青春と異界を描く民俗学ミステリ第11弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

少しずつ本編が動くのを感じながら単話を楽しんでます。今回はやはり沙絵さん回と深町くんがもう一人と直接やり合うあのシーンが私のハイライトです。
沙絵さんとはまた出会って欲しい。私の大好きなキャラクターです。
高槻先生の神隠しの謎にも進展がと思ったところで祖父が亡くなるというまさかの展開。
早く次が読みたくてたまらない。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 大学3年生の夏、尚哉は相変わらず、色々な怪異を引き寄せ?ながらも、友人たちと一緒に大学生活を送れるようになってよかったなぁと思った。特に高槻ゼミ合宿のストーリーは、面白かった。しかしそこでも怪異な現象を引き寄せ…と言うより、引き寄せられてしまった?

 さて合宿から帰った尚哉は、高槻の神隠しの真相を調べるべく、高槻と佐々倉刑事と3人で鞍馬山へ向かう。自ら誰かのために行動を起こせるようになり、成長したなぁって思う。

 しかし、ここで、カラスに襲われ意識を失った高槻の、もう一人の高槻の人格と接触することができたが、尚哉は彼とある約束をしてしまう。
 また、意識を取り戻した高槻の元へ、高槻の神隠しについてなにか知っていると思われる人物のことで連絡が入った。
 
 さてこのあとどのような展開になっていくのだろう。今から次の刊がとても楽しみ

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2025年04月24日

ネタバレ 購入済み

これから、どうなって行くのか…

「これ以上、高槻先生から、何も奪わないであげてください。高槻先生を、幸せにしてあげてください。」「もし、どうしても、先生を連れて行くのなら、その時は、俺も行きます。」この言葉だけでも、充分泣けます。そんな時、事件の鍵を握る者が死ぬ。これから、どうなるのか……

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2025年03月25日

ネタバレ 購入済み

繋がっていく!

キャラクター一人一人が本当にリアルで性格も背景も頭の中で映像で流れてくるような言葉選び、登場人物たちの雰囲気がもの凄く好きで何度も読んでしまう。
夏樹や禅が出てきた時のニヤニヤが止まらない。
さえさんも大変だなあ。
こらからの展開が待ち遠しすぎる作品。

#ダーク #ドキドキハラハラ #アガる

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2025年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

尚哉の進路の相談をされていなかったことに拗ねる高槻先生を微笑ましく思ったり、健ちゃんに似てきたと言われるほど過保護な尚哉をまた微笑ましく思ったりしていたのに、どうしてこうなった、な後半。
展開もえぐかったし、確実に物語が大きく動いた。
それについに先生が「先生」に出会ってしまったよ……

前半はドッペルゲンガーや影に関するお話。
『影を踏まれた女』青空文庫にあったので、後で読んでみようと思えるほど高槻先生と瑠衣子さんの紹介がうますぎた。
そして流石高槻ゼミ所属の瑠衣子さん、彼女も先生と同じ「気」があったことに笑ってしまった。
元々暴走気味でしたけどね彼女。

後半はゼミ合宿。
ちゃんと合宿に参加して青春している尚哉を本当に微笑ましく見守っていたのに……前述通り、どうしてこうなった!な展開に。
詳細は割愛するが、異捜が出てくる案件かつ犠牲者の数が恐らく半端ないので。
何よりあの方とあの先生のお世話にならないといけない展開というだけで……
癒しは安定の難波君よ……尚哉だけではなく、読者も彼に救われたはず。

そんな酷い状態から突入したいつもの三人の鞍馬旅が平和に終わる訳もなく。
最後の話は、高槻家の中では味方でいてくれるある方との食事会だったり(でも和やかだけでは終わらない)先程述べたいつもの三人の鞍馬旅だったりなのだが、やはりただの旅行にならないというね。
短いながら、情報量は一番多かったかと。
物語がより大きく動いたのもこの話。
尚哉の覚悟が見えたところに成長と危なげさも感じてオロオロしていたところに、衝撃の展開よ。
あんなところで終わるのがまた辛い。
続きが気になって仕方ないのに!

今はただ尚哉の願い事が叶いますようにと願うことしかできないのがもどかしい……ハッピーな形で着地してくれ、頼む!

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2024年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

待ってました新刊・:*+.\(( °ω° ))/.:+
やはりミステリー?ホラー?学園?
、、、ジャンルわけはよく分からんけどおもしろい!

キャラも皆それぞれ個性があってこのシリーズは大好きだ\(//∇//)\

影踏みの遊びか、、、
小学校の頃にしたことはあるけど、そんな怖い話があったなんてಠ_
ドッペルゲンガーも怖いけどその前に世界には自分とそっくりな人が3人はいるって聞いたことがあるぞ?
果たしてそれは別人なのかドッペルゲンガーなのか⊂((・x・))⊃

人ならざる者はいると信じてしまう(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
なぜならそっちの方が楽しそうだから(゚∀゚)
でも呪われたり食べられたり生贄はヤダ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

その点さえさんみたいに自分を犠牲にする怪異もきっといるよね(´;ω;`)
優しい怪異には会ってみたいけど、警察め、、、
生き返るからって何してもいいわけないでしょうが(/ _ ; )
さえさんもそんなことには慣れないでほしい(´;ω;`)

そして深町くんはやっぱり優しいね(^∇^)
ちゃっかり自分も連れてけって約束しちゃうし、高槻先生の幸せを願ってあげてて♪(´ε` )
これは次回も楽しみだ♪( ´θ`)ノ

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も最高でした。大好きなキャラが総出演のゴージャス版。そうなると少しづつ真相に迫る展開へと……。うっ……終わらないで欲しいっ!!

今回は御崎先生と夏樹くんも登場してくれたので(いつか登場すると期待してました!)大満足の内容。
次回も楽しみ!

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身近な地名が出てきてぐっと引き込まれる。影踏の得体の知れない怖さが懐かしい。ここでも岡本綺堂が登場したんで、積読崩したい。

青木ヶ原樹海のハイキングは最近のハイキング候補に度々登場する。林間学校で行ったことあるけど中々良いのよね。こんな饕餮みたいなんいたら怖いけど(笑)

もう1人の先生とめちゃめちゃお喋りする今作。黄泉路への道連れはロマンチックだけどもササクラさんが泣くからやめたげて。でもまぁ伏線だろうなぁ。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
第一章 影の病
第二章 入ってはならない場所
第三章 夜との約束

第一章 ドッペルゲンガーの話。子どものころ、影踏み遊びが好きだったけれど、ここに書かれているような話を知っていたら、無邪気に遊べなかったかも。
第二章 ゼミ合宿。そこが禁足地となることに理由はないという話がいちばんぞっとする。沙絵さん登場。異捜の非情さを知らされる一幕。
第三章 尚哉・高槻・佐々倉は高槻が発見された場所へ向かう。

ラストに意外な知らせが飛びこんできて、いよいよクライマックスか。

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2025年03月02日

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