あらすじ
読後満足度絶好調の大人気シリーズは新章突入。難事件の謎解きは勿論、猫猫と壬氏の関係から目が離せない!
子の一族の反乱がおさまり、宮廷では皇子が生まれたことで玉葉妃が正室になった。
壬氏もまた、宦官ではなく皇弟として政を行うこととなる。
一見、何事もなく平和におさまったかに見えたが、都にはすでに不穏な空気が漂っていた。
猫猫はといえば、謎の毒菓子事件、蝗害への不安、紙の村の所有権問題……いつものごとく巻き込まれ、首を突っ込むことになる。
また、壬氏からの命令で、玉葉后の故郷、西都へと向かうことになった。
色とりどりの花たちが咲く舞踏会で何者かの陰謀が渦巻いていく。
猫猫はその思惑を暴くことができるだろうか! ?
日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。著書に「トネリコの王」(ヒーロー文庫)。
しの とうこ(シノトウコ):イラストレーター。
『ダブルクロス The 3rd Edition』をはじめとするTRPG関連書籍、『ウロボロス・レコード』((ヒーロー文庫)、『バー・コントレイルの相談事』などで装画、挿絵を担当。
舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。
後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。
頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。
作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!
感情タグBEST3
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待ってました
壬氏さま単独表紙。それも、正装のようないでたちで、嬉しいですね。脇役なのか主役級になっていくのかまだわからない陸孫が出てきたり、他にも個性豊かなキャラクターが出てきて、わくわくします。
Posted by ブクログ
現時点でアニメ化されていない新フェーズへ突入し新キャラもたくさん登場。族滅させられた子の一族の生き残りたちが名を変え身分を変えて緑青館で働くようになったり、そこに貧困街からの姉妹も加わったり。猫猫はなんだかんだで情に厚いところが魅力の一つだと思う。
今回新キャラも多かったけど、阿多様や里樹妃、翠苓も出てきたのが良かった。里樹妃は相変わらずの不幸体質で気の毒だけど、親子のようにしている2人の描写は和む。どうにか幸せになってほしい。
そして西都への旅はワクワクするけど、白娘々に阿片、砂欧の特使再登場と、なにやらまたトラブルの予感も。そして終話にて阿多様と壬氏が実の親子関係であることが明らかに。つまり帝の弟ではなく息子、東宮であるということ。これから政治的ないざこざが更に複雑になりそう。
ますます目が離せない
巻が進むごとに壬氏の秘密が明かされて、猫猫との関係にも変化が起きて、ますます目が離せなくなる。
そして今回は馬閃にも春の予感?
皇帝と阿多の関係もなんだか複雑な感じがして、発行されている分を次々に読んでしまいそうなくらい、読む手が止められない。
気になって
もう気になって購入してしまいました!でも後悔しない内容です!どんどん次の展開があってえ~どうなるの?ってまた気になってしまいます。面白すぎて中毒。マオマオじゃないけど中毒性があって危険です
Posted by ブクログ
4巻での巨大な反乱を終えて、
猫猫は後宮を離れてまたいつもの日常に…!!
猫猫の周りに小童たちが集まり始めてるの読んでて、此奴〜実は世話好きだろ〜〜〜とまたこの物語の主人公が好きになりました。
後宮を離れたことによって、
壬氏さまとあんまり会わなくなるのかなーと思ったけど麗しき天女は意外と薬屋に通うし、逢瀬のたびに壬氏さまの欲に一直線なところが見れてめちゃくちゃ良いかもしれない……。
5巻でも何かと巻き込まれがちで突っ込みがちな猫猫だけど、今回は羅半(ラハン)や馬閃(バセン)の出番が多くて良かったな〜〜馬閃、めっっちゃ好きになりました。。。
あと里樹(リーシュ)妃には誰よりも幸せになってほしいな…
そして毎巻ありがたく読ませていただいてる終話。
え、えげつねぇぇぇぇ!!!!!
壬氏さま4巻あたりから攻めに攻めてるなと思ってたけどもう周りにも隠す気なんて0じゃん…
立場的にはっきり口に出せないだけのやつじゃん…
と思ったら猫猫が花街育ちらしく華麗にかましてくれたので、
やっぱりこの二人の関係大好きですね…。
あと最後の最後のあの言葉って、随分と昔にあるお方からあるお方に向けた言葉???
ずっとチラつかされてたある真相に………
どうやらどんどん近づいてるようで………。
もう壬猫のことも気になるし後宮の歴史も秘密も濁りも全てが気になる。全てがおもろい。
最高ですこの作品!!!!!!
Posted by ブクログ
面白かったです!
またしても伏線いっぱい…私の頭ではたまについていけなくなりそうだけど面白いので頑張って着いていきます。
猫猫に恋心が芽生える日は来るのかな?恋心は知らない分からないのに技だけ超一級とか恐ろしい子…!
壬氏がんばれ…笑
エピローグもとても良かった。やっぱりそういうことだったのね…安氏様ちょっと怖いわ
次も楽しみです!
匿名
後宮から外邸勤務になった時も寂しかったのですが、宮廷から出てどのように話が発展していくのだろう、寂しいなと思っていました。猫猫はどこにいてもストーリーを展開してくれるのですね!
匿名
関係
色んな矢印や想いがはっきりとしてきた話だった
先帝の妻も幼すぎる出産とでぼろぼろだっただろうし、アードゥン妃も長引く出産でぼろぼろだったんだろうな…
匿名
いや〜おもしろい!!
遂に壬氏と猫猫の関係に進展?があってよかったです。でもそう簡単に進んでいかないのが2人の立場なので、、、どうなるか楽しみです。
白娘娘をそのメンバーで観に行くのか!!とか、紙の村、西の都に壬氏さまたちも着いて行くのか!!とか、その話をここに絡めてくるのか!!とか、web版との違いにいちいち騒いでいました。
壬氏さまと猫猫、馬閃と里樹妃、阿多さまの事など、この先が気になるものばかりです!
描写が
エロくて、いつもの壬氏さまじゃない⁈激しく、荒々しい一面はちょっと興奮しました。
ヤダーついに2人は結ばれる⁈2人の展開が見れる⁈と思ってましたが、そう簡単にいかないか〜と、楽しませて頂きました。
続きが気になります。
西都の旅前編
花街での猫猫の日常から始まります。
任氏は今巻から宦官ではなく皇弟として登場です。
花街でいつも通り薬屋を営みながら持ち込まれたり巻き込まれたりした謎解きをしている猫猫をある日、任氏達の旅のお供に連れて行きます。
その旅の道中から目的地に着いてから数日の話です。
それにしても、皇弟になってからの任氏ときたら猫猫にグイグイくるな~
そして猫猫よ最後のは童貞には酷では…
Posted by ブクログ
新たな話が始まった。
白娘々はいったいどのような考えで動いているのか……
西の国での、壬氏のお相手選び。
里樹妃は、何故連れて来られた?と思ったけれど、ちょうどいい?と思われた?里樹妃は馬閃と。どうなるかな?
陸孫の狙いは?
でもやっぱり壬氏は、猫猫がお気に入りな事にはかわらない。最後の所はドキドキした。
そして、ずっとそうかなあと、気になっていた事が阿多の言葉で明らかに。その事を知っているのは、皇帝のみ?高順も知っている?
Posted by ブクログ
本はあまり読まないタイプですが、アニメの続編が気になりすぎて初めてライトノベルを手にしました。とても面白い。アニメを鑑賞していた分、想像力の乏しい私でも、楽しく読めました。2人の恋愛模様も見れてキュンキュンしました。続編も買いに行きます!
Posted by ブクログ
アニメからの5巻、初読と思ったが、読んでいたな……色々、記憶に残っていた。
ラストは記憶になく、阿多、若すぎない?って思った。(※アニメの感じ)
Posted by ブクログ
やぶ医者の故郷で、酒の助けもあり、猫猫の図太さが今まで以上にあらわになる。いい性格だ。
羅半の親類として社交界?デビューの猫猫。
阿多の回想を交え壬氏の出自が明らかになる。猫猫の推理通りだった。
壬氏は猫猫のこと大好きねー。猫猫のが意図せず何枚も上手で、掌の上で転がされてるよう。猫猫の拒否権ははじめから無いも等しいけど、全力で拒否していて、面白い。顔芸も笑。
Posted by ブクログ
話の区切りとなる4巻までで収めておけばよかった。5巻から話は変わり、スケールが大きくなるような?かっこいい阿多推しなので、再登場はうれしい。が、最後まで読んだら、過去に処刑されたあの女官の隠してきた苦しみは一体なんだったのだろう...
Posted by ブクログ
毎度のごとく、巻き込まれるように壬氏の西への旅に同行することになった猫猫。
そして、最後にすごいこと出たぞ。
阿多妃って、壬氏の母か……そうか。
年齢がよく分からないんだけど、今何歳なの?
ずっと、壬氏が皇弟と判明しても、もう一人下に弟がいるとばかり……。
皇帝の弟、と見せかけて、実は皇帝の実子か……。
Posted by ブクログ
シリーズ第五弾。
壬氏が皇弟として政を行うことに。どんなに忙しくても暇を見つけては猫猫のいる花街に立ち寄ることは忘れない。
壬氏の猫猫に対する行動や想いが前よりストレートになってきた。なんと言うか、これは愛情というより執着?
ラストの壬氏は怖かった。まぁ猫猫も負けてないけど。
白鈴の「そろそろ観念したらどーなの?」と猫猫を煽るセリフよりも、女華の「男なんてもの、いつ気が変わるかわかりゃしない。それが力も持つ男ならなおさらだ」の方に共感。
仮に壬氏と結ばれて妻をとして後宮に入ったとして、いつか壬氏の心が猫猫から離れてしまっても猫猫は後宮から出ることは出来ないし、前のように薬師として働くことは出来ない。そう思うと猫猫も二の足を踏むよね。ズルいようだけどこのままのハッキリしない関係がいいような気がする。
蝗害については上橋菜穂子さんの『香君』で読んだのでその怖さは知っている。呑気に構えないで早く手を打たないと大変なことになるよ、と猫猫たちに伝えたい。
猫猫の従兄弟・羅半。クセがあって面白い。さすが猫猫の血筋。
そして阿多の秘密。これは墓場まで持っていってほしい。阿多の性格なら大丈夫だとは思うけれど。
また新たな?★1·5
また新たな展開なのかな?
どんどんどんどんハマってしまって…。
ただ 二人の恋話の進展にはカタツムリより遅いので期待してるとがっかりかも。
代わりに謎は面白い程さくさくと解決。ドキドキしてついつい次が気になって。恋話が進まないのなんてあれって?って感じですけど!
Posted by ブクログ
新章スタート。今回は西方へ旅に出ます。土地が変わると風土も変わるので面白い。白髪の謎の旅芸人がまた科学の知識を出してくるので面白い。
しかし阿片の影がちらつくのは恐ろしい。白蛇信仰とどう繋がるのかな。
猫猫が村長の息子の恋に当てられ、リーシュ姫の一目惚れに当てられたかと思ったら最後自分の方も忙しい。なかなか刺激の多い一冊でした。進展、したねぇ。
Posted by ブクログ
そうだよね、この時代背景だと恋なんて普通じゃないんだろうね。それ故、チラホラ散りばめられた恋がしんどい。
政略結婚だの血縁だの、実の子供でも道具になったりする中で、それぞれに思惑がありつつも相手を慮る。どんどん話が複雑になってきたな〜という印象。猫猫どうするんだろうか……