あらすじ
君たちの未来が明るいことを全力で祈ります
桜花ゼミナール
今年度の6年生最後のイベント、
卒塾の会が始まる。
和やかに会が進む中、意外な
「大物」も遅れて登場!
黒木が子ども達に最後に
贈る本音の言葉とは……?
もう会うことはない
かもしれないからこそ
あえて言う「またね」
黒木が怒りに震えた島津くんの
申し出と、その真相。
ついに明かされる
スターフィッシュ設立の物語。
佐倉が抱え続けた葛藤。
そして起こる、
「特別」で「ユニーク」な奇跡。
季節はめぐり一面の桜に彩られ……
堂々完結の21集!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
第175~182講・最終講
遂に完結。前の巻で大方の子たちの進路が決まったように思ったけれど、追加合格やらなんやらでまだまだドラマは続いていたんですね。
そして前の巻で島津くんが…って話でした。
開成には行かず、公立の中高一貫校に進学を決めたと。確かに開成だと女子いないしねぇ。そんな理由かいっ!とは思ったけれど、実際に通学するのは本人だから、選ぶ権利は本人にあります。何に価値を見出すかも本人にしかわからない。いいやん、合格を手にしたら選択肢が増えるというとらえ方で。
あとは卒塾の会にスターフィッシュの全貌が描かれたこと、佐倉先生のおばあちゃんとの和解?、生徒たちと先生たちのその後の話。
ラスト数ページだけがカラーになってるのって素敵。
まさに「サクラサク」な感じ。
ハッピーエンド
20巻までハラハラしながら読んでいたので(だって島津くんが!)、21巻は冒頭からフワッとした雰囲気で始まり、あれ、、、となりましたが、やさしい気持ちで読み終えることができました。島津くんが開成を選ばず都立に行く理由も良かったし、黒木先生の優しい言葉も良かったです。前半は2人の子供の中受経験真っ最中に読んでいたので、中学受験のシビアさが描かれていて胸が締め付けられることも多かったですが、そこにはいつも「愛」がありました。島津くん、まるみちゃんのところはいつ読み返しても涙が出ます。
最終巻で描かれていたのは「続いていく子供たちの未来」なのかなと思いました。
ついに完結
長らく楽しみに読んでいましたが、ついに終わりましたね。前田花恋ちゃんがフェニックスに関わり、ショーマの直系後輩になったとは!
てっきり東大コースかと思ってたけど、想定外の展開ですね。島津くんが開成合格を蹴ったのと同じ位インパクト大でした。
様々な進路を歩んでいる子供たちを見届けられました!
作者さん、おつかれ様でした!