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極まっていく親が続出
中学受験に呑まれてゆく各家庭に、時にはドキドキハラハラしながら、時には身に覚えがある話に苦い思いをしながら、毎週楽しみに掲載誌を読んでいます。単行本一冊分にまとまると更に読み応えがあります。
この巻では『十月』も佳境に入り、いよいよ島津家の亀裂が表面化。後半は前巻でも言われていた通り、『極まっていく親』が続出しています。
一口に「面白い」だけで済ませてしまうのは憚られるシビアな展開ですが、やはり今回も読み応え十分なのは間違いないです。
波乱の結末を見届けられる次巻が待ち遠しい!
今が受験のテッペンかなあ
親子が「もがくこと」にいちいち共感する。。子育てのバイブルと化してきたやも。。この中に答えはあるのかなと思ってずっと読んでます。物語の中の2月まで並走します。
Posted by ブクログ
志望校選定の面談。
各家庭の想いに柔軟に対応していく黒木の手腕はさすが。
説得と説教は違う。聞く耳を持っているかどうか。
保護屋の温度を見極め、そこに適切解を見つけていく。
そして、夏以降成績が下がったある子の
家庭で起こった事件。
親の想いと受験に寄り添う講師の葛藤が
物語としてリアルでよかった。
息子の中学受験の時の記憶が蘇ってくるマンガです。ドラマ化も待ち遠しいです。本巻では面談の場面が多く出てきますが、私も塾の面談に行ってみたかったかも、と思いました。
Posted by ブクログ
夏休み終わって秋の運動会のシーズン。塾講師の面談シーンがいくつもありますが、いかに塾辞めさせずにモチベーションを保つか、という話術がすごい。生徒と親の特徴を押さえたリサーチと事前準備が完璧すぎる。
それから、島津の親父マジやべえ。父親はダマって金出せ、狂気は母親の専売特許でしょw これが中学受験のリアル?!フィジカルもメンタルも未熟な小学生にはだいぶ酷な所業ですよね。いやはや。