あらすじ
「18歳の受験と12歳の受験は違う!」
「生徒御本人を見ていれば
親御さんがどんなタイプか見当はついています。」
現小6受験生の運命を決める志望校面談が
いよいよ山場を迎える桜花ゼミナール。
保護者の真剣度も桁ちがいになり願望とリアルがせめぎ合う!
黒木の膨大なデータを駆使し、
保護者すらもやる気アップさせる面談とは!?
スポーツで受験校を選ぶ際の知られざる内部事情、
同じ大学附属校でも内部進学率のちがいに要注意、
海外大学進学や複数回受験での加点などその多様さに驚愕!
「みんなが“知ってる-!”って
言ってくれない学校じゃ困りますよね?」
理想を譲らない今川母との面談の行方は?
島津家が面談をドタキャン!?
「塾になんか頼らない、俺の力で受からせる!!」
過剰なプレッシャーからついに事件が……!
中学受験の隠された裏側、合格への戦略を
圧倒的なリアリティーでえぐりだす話題作、第8集!
感情タグBEST3
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極まっていく親が続出
中学受験に呑まれてゆく各家庭に、時にはドキドキハラハラしながら、時には身に覚えがある話に苦い思いをしながら、毎週楽しみに掲載誌を読んでいます。単行本一冊分にまとまると更に読み応えがあります。
この巻では『十月』も佳境に入り、いよいよ島津家の亀裂が表面化。後半は前巻でも言われていた通り、『極まっていく親』が続出しています。
一口に「面白い」だけで済ませてしまうのは憚られるシビアな展開ですが、やはり今回も読み応え十分なのは間違いないです。
波乱の結末を見届けられる次巻が待ち遠しい!
Posted by ブクログ
志望校選定の面談。
各家庭の想いに柔軟に対応していく黒木の手腕はさすが。
説得と説教は違う。聞く耳を持っているかどうか。
保護屋の温度を見極め、そこに適切解を見つけていく。
そして、夏以降成績が下がったある子の
家庭で起こった事件。
親の想いと受験に寄り添う講師の葛藤が
物語としてリアルでよかった。
息子の中学受験の時の記憶が蘇ってくるマンガです。ドラマ化も待ち遠しいです。本巻では面談の場面が多く出てきますが、私も塾の面談に行ってみたかったかも、と思いました。