あらすじ
NHKほか各メディアで話題の大注目作!
生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
「最終的に偏差値58の壁を破る、ジャイアントキリング。
成しえそうな生徒が一人います」
学力を伸ばす「最後」のチャンス夏期講習も本番。
小学生だからこそ現実に起きる予測不能の「夏期講習あるある」ケンカ…鼻血…食あたり…!?
大人っぽく見えても12歳。
トップクラスΩの生徒が起こした衝撃の行動。
その真相と切なる子供の想いとは…?
「最後」のチャンスをつかめていない生徒に黒木が繰り出す意外なカンフル剤で発奮!?
高校受験が「大嫌い」な黒木、その理由と、中学受験をする家庭のそれぞれの事情。
今もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作第4集!
感情タグBEST3
受験と家庭
後に続く島津家の闇の最初。
教育ママに見えたお母さんが、塾をサボった息子を殴る…のではなく、やめていいよ、と言い、息子は、受験つらいけど、母親を庇うためにギリギリ頑張る…。親子愛に泣ける。
大学受験と中学受験は全然違って、小学生には色んな家庭の事情が大きく影響するのがよくわかる。
様々な葛藤の中でも、懸命に勉強を頑張る子供たちが健気。
深みが出てきた
今まで、受験生である子供たちと、その親、塾講師、塾(経営)という関係が主に描かれていました。
この4巻からは、塾講師側がどのような人なのがが掘り下げられていくように見えます。より深みのある話になりますね。
参考になります。
とっても参考になります。
通っている塾の先生もこんなに熱い先生たちなら良いのになーと。実際にはあっさりしている塾の先生の代わりに教えてもらっています。
Posted by ブクログ
黒木先生の陰が闇が背負っているものが…。
ジャイアントキリングのヒントはわからなかったな…
曖昧な中で競うより、フェアな定量的結果で判断する方が納得性が高く後に引きづらない。
日本人がとても苦手なマネジメントスタイル。
Posted by ブクログ
感想
あの手この手で子供の気を引くのは大変だな。
あらすじ
偏差値が低いとゴミ?という父親に悩まされる島津。
エリート生徒の島津が追い詰められて家出。
引っ込み事案の子がいじめのない世界と聞いて女子学院を目指す。
黒木がキャバクラ関係で誰かと関わっている雰囲気。謎は深まる。
問題
島津家の問題はあれで終了?
父親が異常に偏差値にこだわる理由とか見えないままだった。
しかしあそこまで熱心に問題とか作るなら塾行く必要ないのではw
秀才にも悩みはある
桜花ゼミ6年トップクラスの秀才、島津くんの話が良かった。
島津・上杉が喧嘩するところから始まるのだが、この時には島津くんは嫌な奴としか思えないが、実は父親から過度なストレスをかけられて、その発散的な感じで暴言を吐いたことが後でわかります。
96ページでエレベータ-の中でお互いにサンキューと言うシーンがあるのですが、サンキューの意味は、
島津→上杉:プチ家出して家に帰りづらかったが、(喧嘩をした)上杉が自分を探すのを手伝ってくれたおかげで家に帰ることができた、ありがとな、的な意味かと。
上杉→島津:エレベータの扉を開けてくれてありがとうの意味もちょっとあるかも知れないが、親から勉強に関して過度な期待をかけられると結構つらいんだなということに気づかせてくれてありがとな、的な意味の方が大きいかも。また先日の暴言は父親からのストレスが原因だとわかったので、そんなにストレスを感じず勉強できる自分にも良い面があるいうことに気づかせてくれてありがとな、ということか。