感情タグBEST3
後に続く島津家の闇の最初。
教育ママに見えたお母さんが、塾をサボった息子を殴る…のではなく、やめていいよ、と言い、息子は、受験つらいけど、母親を庇うためにギリギリ頑張る…。親子愛に泣ける。
大学受験と中学受験は全然違って、小学生には色んな家庭の事情が大きく影響するのがよくわかる。
様々な葛藤の...続きを読む中でも、懸命に勉強を頑張る子供たちが健気。
今まで、受験生である子供たちと、その親、塾講師、塾(経営)という関係が主に描かれていました。
この4巻からは、塾講師側がどのような人なのがが掘り下げられていくように見えます。より深みのある話になりますね。
とっても参考になります。
通っている塾の先生もこんなに熱い先生たちなら良いのになーと。実際にはあっさりしている塾の先生の代わりに教えてもらっています。
島津家の問題はあれで終了?
父親が異常に偏差値にこだわる理由とか見えないままだった。
しかしあそこまで熱心に問題とか作るなら塾行く必要ないのではw
桜花ゼミ6年トップクラスの秀才、島津くんの話が良かった。
島津・上杉が喧嘩するところから始まるのだが、この時には島津くんは嫌な奴としか思えないが、実は父親から過度なストレスをかけられて、その発散的な感じで暴言を吐いたことが後でわかります。
96ページでエレベータ-の中でお互いにサンキューと言うシ...続きを読むーンがあるのですが、サンキューの意味は、
島津→上杉:プチ家出して家に帰りづらかったが、(喧嘩をした)上杉が自分を探すのを手伝ってくれたおかげで家に帰ることができた、ありがとな、的な意味かと。
上杉→島津:エレベータの扉を開けてくれてありがとうの意味もちょっとあるかも知れないが、親から勉強に関して過度な期待をかけられると結構つらいんだなということに気づかせてくれてありがとな、的な意味の方が大きいかも。また先日の暴言は父親からのストレスが原因だとわかったので、そんなにストレスを感じず勉強できる自分にも良い面があるいうことに気づかせてくれてありがとな、ということか。