脳がヒリつく脱獄サスペンス!少年ジャンプに現れた異色作かつ超良作!
舞台は明るく和やかな孤児院、勉強にお手伝いにと幸せな日々を過ごす少年少女……しかしこの孤児院にはあまりにも凄惨な秘密があったのです。里親に引き取られ孤児院を去ったはずの子供達は、実は「出荷」されていた……「異形のモノ」の、「食事」として……!
ここまでで既に「え!?」となってしまうインパクト。主人公達はこの秘密を知って脱出を計画する訳ですが、そこからの展開はもう目が離せません!それぞれ知恵、知識、運動神経の高い少年少女達が立ち回りますが、それ以上に異形のモノの手先である孤児院の院長ママは周到で抜け目なく強か。計画がバレないよう情報を集め、腹を探り合い、虎視眈々と脱出の機会を伺う緊張感はプリズンでブレイクな海外ドラマを思わせるクオリティです。
1話1話がハラハラしっ放し、続きが気になって仕方ない脱獄劇……もう全力でオススメです!
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匿名
仲間?
逃げた先に敵と同じような姿だけど仲間ができた!しかもその仲間は優しくて強くて心強かった!もう少し一緒にいてあげてもいいのになーとは思ったけど、さすがに人間と一緒に行動はダメなのかな?いつかまた再会したい方たちだった!
外の世界が明らかに
農園からの脱出後の外界でのサバイバルに強力な助っ人も加わって、目的地を目指す巻。世界の成り立ちもおぼろげながら分かってきた。一方で助っ人も一筋縄ではいかない感じで次巻以降も絡んできそう。とりあえずは目的地に着いたところで時間におあずけ。
新キャラ
ソンジュのまさかの人間食べたい発言にショック…。でもムジカが、エマたちと話して考えが変わった(と思う)姿に、なんかほっこり。また登場してほしいなー。
Posted by ブクログ
外の世界の真実を知る子どもたち。エマの成長が著しい。ミネルヴァさんの導きで目的地に着く。
相変わらずビックリする展開で目が離せません。
やっと
今まで追っ手とのハラハラの展開でしたがようやく少しほっとできたこの巻。農園からの脱獄に成功したエマたちが、世界の謎の(多分まだ一端)が分かり、再びこの世界からの脱獄を目指すという流れが最高です。最後は鬼世界にある人間のシェルターにたどり着き、ミネルヴァさん?が登場。テンポ良く話が進んでいき、どんどん引き込まれます。これが週刊ってすごいわ。
真実の第6巻
とうとうアニメではまだやっていない部分まできましたが、ハラハラドキドキ・息を呑む展開に心臓も呼吸も止まりそう。何度も思うけれど、彼らはいくら心身鍛えられたとはいえまだ12歳以下の子供たち。たくましすぎる。
やってくる追手、助けてくれたのはなんと鬼ーーそしてこの世界の真実。
生き残るために、エマたちは現実に向き合う。
これからどうなってしまうんだ…!?
命をいただく尊さを
考えさせられる
よくよく考えれば農園のようなこと、私達もしている
何もわからない牛や豚、鶏を飼育して殺して食べている
もしも人間と同じように知性があって、ただ伝える術がないだけなら…世界はなんて残酷なんだろう
スーパーで並んでいるお肉しか食べないけれど、いざ命を奪って、自分で調理をしろと言われたらできるのだろうか
生命とはなんと尊いのか
Posted by ブクログ
鬼も一枚岩じゃない。
宗教上の理由ってそういう……めんどくさいな!?
仲間のために無理をしすぎるエマへのギルダの一喝(レイもね)が良い。
約束とは、二つの世界とは、ラストの胡散臭いおじさんは。
Posted by ブクログ
外の世界の秘密が分かってきて、さらにおもしろくなってきました。人を食べない鬼、ソンジュとムジカの人間に対する考え方の違いもおもしろかった。
Posted by ブクログ
脱出して外の人間に紛れる手段が使えないのは辛いが
想定していた最悪よりはまだ自分たち以外に
人間がいてまともに生きられるかもしれない世界もあると言うのは
確かに希望にもなる。
ムジカたちの存在についてはまだ謎が多い。
約ネバの設定が人間界の食肉問題を彷彿とさせる
と思い興味を持って読み始めたが
ビーガン的な哲学を持つ者もそれはいるだろう。
売られている肉を食うのは良く無いと思うが
自分で狩った肉なら食って良いと思うという意見を
聞いたこともあるので
2人の考え方自体は分かる気がする。
指定された地点に行っても何も無かったらどうするのか
と思っていたが、荒れてもストレス発散ですぐ持ち直せるのはかなり偉い。
レイの賢さも相変わらずだ。
アニメを先に見ていて、アニメではがっかりした展開だったので
原作は違うようで嬉しい。