あらすじ
メロンを捕獲しようと単身シシ組のアジトへ突入してしまったレゴシ。なんとかメロンを追い詰めるも、彼の巧みな逃亡術で逆にレゴシが警察に追われてしまう羽目に…。ほとぼりが冷めるまでのチェリートン学園に潜伏することに決めたレゴシだが…!?
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すべての動物が共に暮らす世界。それぞれの個性は尊重されますが、やはりお互いの偏見、プライドなども存在します。皆が平和に暮らすためには「本能」を抑えなくてはならなくて…。特に肉食獣が草食獣を食べることは決して犯してはいけないタブーなのです。
思春期の学園生活って色んな事がありますよね…種族が違えばそれはなおさら。
肉食獣と草食獣との恋・友情は成立するのか?平和な社会で求められるリーダーとは?裏社会では禁止されている行為も…!?
全ての動物が擬人化されているのですが、その動物特有の美しさ、愛らしさも丁寧に描かれています。主人公のハイイロオオカミの少年・レゴシが成長して色気が増してくるのがたまりません!!
マンガ大賞ほか数々の賞を受賞し、大注目の大人のファンタジーです♪
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
完全別学になってしまったチェリートン学園。
ピナくんが変わらないのにとても安心する。
タオとキビが仲良く勉強している姿にもほっとした。
犬は負の感情を抱かない様に作られているから
無理に泣きたいと玉ねぎを切るジャック。
小さい頃から悩んでいる自分の賢さなのに
またもそれを肯定出来ない環境に置かれていて気の毒だ。
レゴシが励ますのに遠吠えを聞かせてくれるシーンが美しい。
歴史の話は興味深かった。
生き物が昔は大きかったとか長寿だったとかいう話は、人間界の神話などにも多い。
生命動物と自然動物という名称や、鯨が戦いを止めたという話も説得力があった。
ビルはレゴシの事を強いと思っているのが印象的。
ピナの距離感の取らなさが良い。それでまたしても肉食獣を助けてくれることになる。
ショック卵から孵った雛をアオバと3人で育てるところがなんだか良かった。
大きくなった雛に、言葉にした方が失礼なこともあるから何がとは言わないがごめんと謝ったり
別れの時に顔を覚えておきたいと戻ったり
ビルは情は深いのだよなと思う。
レゴシのように強くないから本能に抗えないけれど
裏市に行っても鳥は食べないと言い出すところが
如何にも彼らしい。
オグマとルイがつい言い過ぎてしまいうまく本音を話せないのが不器用だけれど
立派に家族だとも感じる。
レゴシがアドラーの仮面を被ってトラブルに割って入った時、
理由は顔がばれないようにだったのに、相手が
死神だと思って逃げていくの、相当レゴシの演技力が真に迫っていたということでは。
演技というか、本気なのかもしれない。
エルスがルイが助けに来てくれたのかと思ったと泣いてしまうところが複雑な気持ちになった。
学校も外も日に日に怖くなって、ルイというカリスマもいないし一年前とは随分変わり果ててしまったことだろう。
可能性もチャンスも身も心もどんどん削られていく
それでも今の自分が一番
生きるってそういう事。
レゴシの言葉は、わかりやすく背中を押す言葉ではないが
とても等身大で励まされると思う。
読者も薄々期待してただろうビースターズ。
ヤフヤとゴーしゃになれなかったビースターズに、ルイとレゴシならなれるのではないか。
サンとキューとの再会の仕方はかなり酷いものだったが
どう展開していくのか。
巻末のレゴシ歓迎会でもんじゃ焼き屋をセレクトした理由がピナらしくて面白い。
匿名
おぉ
ここでまたもや、新キャラぶっ込んでくるとか。もー、気になるわ。そして相変わらずの演劇部も素敵。初めてレゴシが口にしたビースターズ。
続き読む以外の選択肢なし。
Posted by ブクログ
「可能性もチャンスも身も心もどんどん削られていく……それでも今の自分が一番
『生きる』ってそういうことなのかも」
本編、ルイとレゴシの会話より抜粋。
ゴーシャとヤフヤ、ルイとレゴシがビースターズとして対になっていく描き方、後半の本格バトル漫画へとグラデーションしていくあたりも圧巻。
この作品世界におけるメタ的なレイヤー構造の複雑さと、美しさはまさに芸術。
さいっこうです!!!
レゴシとハルちゃんの関係にヒヤッとしたり
ジャックとレゴシの関係にうるっとしたり
ルイ先輩とレゴシの関係に歓喜したり
感情が忙しかったです。
ビースターズ…タイトルの意味がはっきりと描かれて感動しました。
生き餌仲間(?)が生きていたなんて、すごい奇跡ですね。それにしても、メロンの生き方は壮絶です。現在社会の礎となった過去の出来事も気になります。
複雑
色んな人の人生が、どんどん進んでいき絡まっていくので、複雑になってきた。
ビースターズの意味を理解出来る巻でした。
草食と肉食の新しい形を見せてほしい。
どんどん深くなっていく
あー、ここに繋がっていたのか~!
ルイが、、、
レゴシが、、、
ドキドキします。
でも、レゴシってホント草食好き(*´∀`)
Posted by ブクログ
チェリートン学園における肉食・草食の完全別学化、100年前の肉草大戦を終わらせた大鯨の登場、レゴシによる『ビースターズ』のタイトルコール、と終幕に向けて展開が少し加速したように感じる。
ジャックやビルといった既に出てきていたキャラクターの掘り下げがあったり、新しく登場した兎のキューが格好良かったり、色々と見所の多い巻。ただ、メロン周りの話はもうちょっとテンポ良く進めてほしいところ。
今回も展開が
面白かったです。
まさか2人もあの言葉を使う時が来るとは。。。
意思をついでぜひなっていただきたい。
そしてルイ先輩がもしかするとあの人と関連があるのではと疑ってしまいます
Posted by ブクログ
学園に戻って、懐かしい面々と出会うレゴシ。
私自身も懐かしい。
皆、変わってるようで変わってない。
それと同時に、メロン戦に向けて着々と準備が進む。
さらにパワーアップ?
いつも面白い
面白くないと継続購入しないので、買い続けてるってことは面白いんですが、飽きさせない展開をいつも意図的に考えてらっしゃるなと思います。あと少年誌掲載の漫画特有の熱さがあって、素敵です。少し懐かしいような絵柄や全体の雰囲気も好きです。
匿名
やっぱり18巻も最初から最後までずっと面白かったです。
また魅力的な新キャラが登場した一方、演劇部の子達も再登場して嬉しかったり…
巻数が多い漫画ってキャラクターが増えると既存のキャラの出番が少なくなって切ない事も多いのですが、この漫画はそういう事があまりないので好きです。
レゴシ退学後のチェリートン学園の現在も知れたしこの後の展開がますます楽しみ!!
ストーリーが進む毎に明かされる
今回は学園に里帰り(?)して久々に学園メンバーと絡む話です。
後、ルイ先輩の本当の実家?にも帰ります。
なんと言っても今回の目玉は新キャラのキューちゃんです。
ぜひハルちゃんとレゴシとキューちゃんの混ぜるなキケンなシーンを見たいものですね!
複雑な気持ち…
重たかったなぁ。
またシシ組が削られた…
レゴシがルイの脚を食べてしまったことにも驚いたけど、、取り返しのつかないことがアッサリと描かれることに残念な気持ち。
いつも明るかったジャックにものしかかるものが…
それにしても一体クジラはどこから⁈
それから、レゴシが何がなくなっても全身全霊で生き切ってる姿勢には共感。
最後の作者のコメントでは、ゴールが見えてきたとのこと。
なんとなくそれで想像が出来てきたかな。
それにしてもレゴシのキメラ、オリジナルより弱そうな…
あぁ、だからといってこんなとこで童貞失わないでね!!
なんかバトルマンガになってきた
ドラゴンボールみたいになってきた。
次々現れる強い悪モノ。
それを倒すため、更に強い師匠に付いて修行する。
時々メンタルが入ってくる所が、このマンガの凄いとこ。
そんな重い感情をもってるの??
明るい優等生ワンコも、自殺しかねない。
まぁそれはいいとして、見開きぶち抜きページが多いので、スマホで見る時、解りにくい…です。
Posted by ブクログ
レゴシはチェリートン学園にしばらく潜伏。
懐かしのジャックほか寮生たちとの再会。しかし学園は食肉騒動以来、肉食動物と草食動物は完全別学となっていたのだった。
肉食動物と草食動物による肉草大戦の歴史、そして裏市で開催される愛肉(メニク)の日。
メロンの存在は闇市の雰囲気すら変えていくのだった。
新キャラ・キューも登場し、ここからまた流れが変わっていくのだろうなと感じさせる巻になっている。
個人的にはビルの「ショック卵」エピソードが好き。
Posted by ブクログ
色んなところに寄り道して戻ってきた感がある。
ジャックがフォーカスされるの割りと珍しくて嬉しい。
玉ねぎで自傷するの深刻だが画面が面白くて笑っちゃう、泣き笑い。
ビルピナアオバでショック卵育てる話しも可愛かった、ビルとピナはいいコンビ。
面白い。この事実に変わりはない。
が、唯一無二の世界観にこの作品ならではの魅力が薄れてきてしまったようにも思える。
今巻で他の少年漫画と肩を並べてしまったような、そんなイメージ。
裏歴史についてら語られたわけだけど、肩透かしを喰らった気分になった。
どこまで世界観が練り込まれているのか分からないけれど、感覚としては起承でお預けという感じ。
これからさらに物語が転がっていくのか、このまま収束していくのか、楽しみです。
ピナくん再登場
また新キャラ登場です。この世界の歴史についても少し知ることが出来ました。そしてジャックやピナくんも登場!ピナくんはアレで終わりかと思っていたので嬉しかった。演劇部のみんなも登場です。今回は女の子要素少なめです。そう言えばサルって出て来ていないよね?霊長類の存在は‥。
Posted by ブクログ
強い個体だけが生き残る彼等は数が増えず文明もあまり発展しなかった 擬似家族感じるのやめて 裏市に住む草食獣として当然の対応をしたまでだ イマジナリーキメラ(想像上合体獣) 自分の生体に強烈なコンプレックスを抱いている獣ほど強いキメラを作り出す 土手を作って真ん中に液入れるの
Posted by ブクログ
主人公の口からついにBEASTARSの言葉が聞かれる第18巻。物語も総仕上げに近づいたか。
この世界の成り立ちが語られる前半と、ルイとレゴシが裏市で情報集めをする後半。
裏市でルイは懐かしい面々との再会を果たす。そこからレゴシはさらに強くなる秘密を知ることができるのか。