あらすじ
普通の人には見えない不可思議なものが見えてしまう飯嶋律。彼がさまざまな妖魔と出会うことで展開していく、恐怖とユーモアを絶妙にブレンドした物語!!
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和ホラー其の六
普通の人には見えない不可思議な妖や霊が見えてしまう飯嶋律。そんな律の日常を描いた連作短編集。
「青い鱗」→予備校でも霊感少年バレしている律。尾白と尾黒が見つけた魚の正体!尾黒の結婚は破談になって良かったです。霊感ありの司の父馴染めず実家ながらびくびく。
「行李の中」→お年寄りが持つ行李の中身は?封印が破られ持ち主は逃走。最期は哀しさがある話。
「人形供養」→題名からして危険。本物と偽物が入れ替わり?晶と律が怪しい家に囚われ……。七人目を欲しながら救いを求めるも時すでに遅し。そしてまた鬼灯!
「鬼の居処」→律の祖父・伶の昔の話。妖怪等を見て叔父の家に世話になり、さらにこの頃から鬼灯につきまとわれ苦労性の上に報われない……。
寝しなによんでます
主人公律が昨年活動休止した某グループAに激似(と私は思った。)で読み始めました。妖怪と交流する力を持った祖父の孫である律が妖怪にまつわるトラブルに巻き込まれるストーリー。泥々した人間を描いていても、ユーモアあふれる登場人物や低級妖怪の可愛らしさも魅力。少女マンガのようにキラキラしすぎることもなく、女性マンガのように痴情のもつれで泥々することもなく、不気味さのなかに優しさもあり、自らも妖怪化しつつある50代オババもハマって読めて、気持ちよく眠れる作品。律にいたずらする妖怪は某グループN似だと思う。
百鬼夜行抄第6巻
数ある百鬼夜行抄のお話の中で「人形供養」が一番恐ろしい話だと私は思います。赤間さんが一枚噛んでるせいで救われようがない。
Posted by ブクログ
最初はわりかし明るいというかオトボケな話で笑いながら読めちゃいました。
でも段々怖いやら悲しいやらの話になっていきます。
7つの棺の話はなぜか7人岬?を思い出しました。
7っていう数字には何かあるのかな…。
最後の話はおじいちゃんの過去だと思うんだけれど悲しい。
そんな過去があったなんて…。
おじいちゃんは悪くないと思うんだけれどなぁ。