あらすじ
飯嶋律とさまざまな妖魔との出会いが織り成す魅惑的な不思議絵巻。行方不明だった伯父の開が戻って来た。だが、その男は本当に開なのか!? 戻って来た開を巡る恐怖譚「鬼の帰館」の他計6編を収録。大人気シリーズ、待望の最新刊登場。
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前巻の最後で開さんがやっと帰還…するも更に一波乱。律の見え方と司ちゃんの見え方が違うのは何となく分かっていたけれど、今回は徹底的に違う。ただでさえ恐ろしいものが見えるのに、自分と見え方が違ったなら「司ちゃんが怖い」と言ってしまうのも仕方ないかも。開さんは土地神様やら幽霊やら、人外の女性にモテるから一生結婚できないだろう。可哀想に…。
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台灣最新刊.
星野克彥~從vol.12開始交往(同堂課的學弟,還不是很熟,去他老家賞櫻)
經過10本,漫畫中過1年啊XD
另,以為會漸漸分手~結果竟然相反XD
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巻き込まれ型主人公の代表格みたいな律…今回も、帰還した開さんに色々握られた感があるが(笑)、子ども律の可愛らしさでひっくり返した感あり(笑)。しかし開さんはあんな怖い箪笥、部屋に置いてて食われないだけの法力を持ってるんだなぁ。共存で出来る力と言うか。
22巻目、未だ色褪せない、仕掛けと言っては変かもしれないが、これに良く似た話あったよね、とか、あんまり怖くないわ、と言う感じが少しも起きない…今先生のイマジネーションが凄すぎる。夜寝る前に読んだが「美貌の箪笥」は本気でぞっとした。だからと言って怖がらせるだけではない何かしら柔らかいものを感じる…これは「百鬼夜行抄」の根底にずーっと流れている。
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今回は、飯嶋家が中心で面白かったです!やっぱり、飯嶋家の話だと嬉しくなってしまう。律と蝸牛の話が大好物なので特に。
でも、おじいちゃん、律のために亡くなったのかぁ。なんか、せっかくおじいちゃんとのこと思い出したのに切ないですね。とりあえず、小さいときの律が中身もすんごく可愛くてびっくりした。
あと、開さん大丈夫なんだろうか?
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あー、星野……。
今回はかなり司ちゃんが中心になっていて、よかった。
とくに、背中のアザのことを思い出したり、感情に振り回されてしまったりの辺りは、ちょっと達観+天然で逃れられていた問題に向き合い始めた感じで、またよい。
言ってみれば星野を観る余裕もでたという感じで、これで律にも浮いた話がこれば何かしら感情を乱される司ちゃんが見られそうで、ご飯がおいしそうです。
司ちゃんの出番多し
無自覚の霊感乙女の司ちゃんが巻き込まれたり巻き込んだり。裏庭のお祖父ちゃんの結界から妖魔たちがぽろぽろ。危険と隣り合わせで育ってきた律君の災いのかわし方は流石。
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神隠しにあったり、祟られたり、妖魔に狙われたり。
毎度、散々な目に遭う飯島家。
でも陰気にもならず、わりとのほほんとしているのは、慣れのせいか、おばあちゃんの気質が遺伝しているせいなのか。
蝸牛はとても良い嫁を貰ったな〜。
身を守るのは術よりも健全な精神なのかもしれないですね。
律はずっと無力のままだけど、術を使える開の方が酷い目に遭ってるような気がします。
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お祖母ちゃんが倒れ、開が帰ってきた? 司は開ではないというが律も含め誰も信じない/和箪笥の呪い? 開の護法神/律が遺産として受け継ぐ(かもしれない)都内の立派なマンションと、司とホッシー/神隠し村と、律の幼い頃と蝸牛/遊戯と血吸の桜。
■百鬼夜行抄に関する簡単な単語集(13巻から始めました)。
【青嵐】祖父の命令で律を守るためによこされた式神。竜系のようでかなり強い。ふだんは律の父の死体を着ている。
【赤間】蝸牛と因縁がある。強い妖と思われ霊力はともかく青嵐より上手。猫の姿になったりする。
【晶】広瀬晶。律の従姉。七歳ほど年上だが童顔なので同世代くらいに見える。やはり霊感が強い。恋人の三郎はこの世の者ではない。いろいろあって三郎のことは諦め新しい恋を探すことにしたらしい(わからないが)。
【篤志】母親が自殺し、しばらく伶が面倒を見た少年。
【天羽神鈴奈/あもう・かりな】スター占い師。八代の叔母。
【斐/あや】たぶん蝸牛と八重の娘。
【飯嶋家】霊感の強い一族。
【飯島孝弘】すでに死んでいるが青嵐が憑いて身体が腐らないようにしている。婿養子で旧姓は三上。
【因果応報】律《僕は因果応報ってないと思ってるんだ》第十五巻p.60
【円照寺】うっとーしい坊主がいる寺。三郎が居候した。
【大島】三ツ葉ハウジング女性社員。環が開とくっつけようと画策している。
【おさき】伶が独身の頃家事をしていたなんらかの妖。見た目狐っぽい。律の祖母の生徒さんの「尾崎」さんと同一人物か?
【尾白・尾黒】飯嶋家の桜についている妖怪。律のことを主人と慕う。ふだんは文鳥の姿をしておりとってもプリティ。酒盛りが好き。司のことを姫と呼び、律の嫁になると思い込んでいる。元はお向かいの秋山さんと長谷川さんちの杉に住んでいたが住む場所がなくなって律のとこに来た。
【開/かい】蝸牛と八重の息子。末子か。律の叔父。絹の兄。26年前に行方不明になって不意に戻ってきた。美人の土地神様に拉致監禁されていたらしい。13巻時点で46歳。律といい勝負の妖怪に好かれる体質でいろいろ憑いている。
【蝸牛】飯島伶。律の祖父。作家。青嵐の主。八匹の式神を従えていた。青嵐はそのうちの一体で、自身が死ぬとき青嵐に残りの七体を食わせて始末した。
【蝸牛と八重の子ども】開(独身)、絹(律の母)、洸、覚(たぶん司の父)、環(独身)、斐(たぶん晶の母)。孫は律(絹の息子)、司、晶。
【絹】律の母。蝸牛と八重の娘。おっとり天然ボケ系。すべてわかってるようでもあり、まったくなにも感じていないようでもあり(たぶん後者)。
【携帯電話】ボタンひとつでどこと繋がるのかわからないので律は持たないことにしている。
【洸/こう】蝸牛と八重の息子。
【近藤晃】恵明大社会学科。律の友人。メガネ男子。尾白尾黒は近藤をからかうのが趣味。
【覚/さとる】蝸牛と八重の息子。
【三郎】晶の恋人。箱庭の話のときに初登場。人間といっていいのかどうかはわからない。円照寺に住み込んでいたことがある。植木屋をやっていた。後に鶏になった。
【しのぶ】おさきの娘。
【白石】筮竹占いをする。晶の知人で「ミキちゃん」と呼んでる。
【白川家】男が生まれても長くは生きられない家系。別名「男殺しの家」。どんな呪いがあるのか?カオや縁(ゆかり)が登場する話。開が縁と見合いすることになる。律はシンパシイを感じられるかもしれない。
【隆弘】→飯島隆弘
【環】蝸牛と八重の娘。絹や開の姉?
【司】律の従姉。三歳ほど年上。蝸牛の孫。律ほどではないが、やはり見える人なのだけどそれを認めたくないらしい。外見はクールで怖そうなので敬遠されがち。家族や尾白、尾黒たちにとっては律の嫁候補ナンバーワンらしいがお互いはそういうふうに見てはいないようだ(むしろ敬遠しあっている)。最近男ができたらしい。いつまで続くのか?
【藤岡夏希】天然系美人。律と合コンで知り合った。近藤晃の元カノらしい。
【星野克彦】司の大学の後輩で熱烈なる信奉者。いちおう恋人。
【三井真理子】藤岡夏希の友人。近藤と付き合うことになったようだ。
【三ツ葉ハウジング】開が務めることになった会社。
【八重】律の祖母。
【八代準】占い師。天羽神鈴奈の甥。晶のお相手候補? 晶本人はその気はないらしい。
【八名瀬】蝸牛が独身の頃、書生として同居していた男。妖? 篤志の未来の姿のようでもある。
【縁/ゆかり】白川縁。カオの姉。一家の長となって皆を守ろうとしている。開の見合い相手となる。開は白川家の呪いに勝てるのか?
【律】飯嶋律。主人公。蝸牛の孫。見える人。多少祓うこともできる。とりあえず霊関係は避けたいと思っている(が、向こうからわらわら寄ってくる)。ある時期まで女の子として育てられた。美形で良かったね。司《飯島一家に起きるトラブルは直接間接にかかわらずだいたい何でも律が原因なのよ》第十四巻
【律の父】→飯島隆弘
【伶/りょう】→蝸牛。
【麗奈】真柴麗奈。ある晴れ着にかかわる登場人物。自分のものになるはずだった着物を従姉の小夜が来ているのを見ているのを見てショックを受けるが小夜はその後死んだらしい。晶ちゃんの友人。ツキのない女を自称(憑いていない女?)。