【感想・ネタバレ】りゅうおうのおしごと!17のレビュー

あらすじ

「プロ棋士になります」
就位式でそう宣言したあいは、女流枠で出場した公式戦でプロを相手に連勝を続ける。しかし勝てば勝つほど周囲から人は離れていき……。
一方、世界最強のスーパーコンピューターが計算した百年後の将棋を目にし、八一は絶望する。
それでも未来の将棋に立ち向かう八一に明かされる、もう一つの秘密。
それは――
「……久しぶり。銀子ちゃん」
激闘に次ぐ激闘! 悲しき運命に直面した時、人はそれを受け容れるのか、それとも乗り越えるのか!?
未来に挑む棋士の姿を描く17巻!!
「運命よ、そこをどけ――この飛車が通る!!」

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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将棋の歴史が示すものとは

奨励会に入る事なくプロ棋士になる。あいは自らの将棋界の伝統を冒涜する発言により多くの仲間からの信頼を失い、対局ではこれまで以上の敵意に晒される。だが、それはどうしても成し遂げる必要があった。渦中での碓氷前竜王との対局。八一への復讐心に溢れる碓氷は、あいを完膚なきまでに打ちのめす為に己が作り上げたシステムで追い詰める。それに対しあいは将棋の歴史が積み重ねたものを信じ立ち向かうのであった。表紙の銀子は出番が少なく、彼女の活躍を期待した読者はさぞ裏切られた事だろう。

#アツい

0
2023年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!ここ最近ので一番よかった。
今作の私的肝は、やはり夜叉神グループの”淡路”。世界最強のスーパーコンピューターでディープランニングして、将棋の未来を八一と天ちゃんに見せる、その影響。これこそラノベ(今のところ)。ここ最近、リア界に追い抜かれてる感あったし、なんか痒いラブロマ中心でしんどかったが(個人的感想)、やっぱり、こういうのが面白いねぇ。小学生がプロ棋士に連勝していくとか、無双とか。一番怖かったのが八一とその兄の会話シーンでの
P280のあの台詞

「すべての棋譜が千日手と相入玉だった。」


淡路が出した100年後の未来を破るのは
やっぱり”あい”の一手、ちゅう感じにしてほしいねぇ。
どっちの”あい”でも良えんで。

0
2023年01月02日

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