あらすじ
大ヒットサッカーコミック、堂々完結!!
運命のバルサユース戦はついにアディショナルタイムに突入!
一時は1-3とリードされていたものの、アシトが中心となり追いついたエスペリオン。
この勢いのまま勝ち切ろうと気炎を吐く。
一方、王国の誇りにかけて負けられないバルサもまったく譲らず、死闘は最高潮に。
そんな中、なんとアシトに異変が…!?
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
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Posted by ブクログ
最終巻。
葦人の司令塔としての覚醒でバルサに勝った。
福田監督に視野の広さを買われて愛媛からユースに来た葦人。DFへの転向を指示された時、ずっとやって来たFWとしてのプライドが傷付けられ、もがきながらも、苦手だった阿久津に教えを乞い一からDFの動きを学び成長していった。
最初は上手くパスも出来なきしトライアングルの概念も分かっていないレベルだったのに、何が出来ていないかどうすればいいか考えて言語化して、何度も壁を超えていく姿に感動した。
もっと葦人が成長していく姿を見たかった。プロになるまで見届けたいです。
匿名
最高
育成世代という例のない題材を描き切った小林先生とスタッフ、関係者に最大級の賛辞と感謝を送りたいなと思います。電子版単行本勢なので、最後は続きが気になって気になって仕方ありませんでした。この先をみたい気持ち半分育成世代という題材としては、ここで終わりでいいのかなと思うので、手に汗握る臨場化ある作品と感動をありがとうございました。
匿名
世界へ
バルサとの戦いも最終盤。
手に汗握る戦いの中、ついに決着!
それぞれがそれぞれの世界に飛び立つ中、葦人も自分の目指す世界へ!
ユースサッカー、最終巻!