あらすじ
トップ練習参加編、感動のクライマックス!
3日間のトップチーム練習参加のうち、2日が終了。
ここまでアシトは、40歳の大ベテラン・司馬のプレーに衝撃を受けながらも、
なんとか爪痕を残すべく食らいつき続けている。
「俺のすべては今日、この最終日にある。
必ず与えられた課題をクリアしてやる」
はたしてアシトは、運命の最終日に何を見せるのか。
そして、この日をもって現役を引退しようとしている司馬は、
そんなアシトに何を見るのか。
感涙の30集!!
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
感情タグBEST3
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匿名
司馬さぁん……
司馬さんがカッコ良すぎます!
年を取っても若手から学び、それを楽しめる、その楽しさがサッカーを続けられる!ってとこが、最高に大人で子どもでサッカー小僧って感じがして好きなキャラです!
特に消えかけだった蝋燭の火に、葦人のプレーで火の勢いが戻ったところが最高でした!
あ、奥さんへの電話のシーンも良かったです!
必死に食らいついたその先に
自分の力が及ばない世界に入って行っても必死に食らいついたその先に新たな世界が見えるということを改めて感じる話。
だからといって誰もが掴めることではないけど、チャレンジすることの大切さを教えてくれた気がします。
高円宮杯ファイナルのストーリーがほとんどなかったのは残念だが、胸熱の終わり方に感動した。
匿名
司馬選手に適応することで3日間で急激な成長を見せた葦人がかっこいい。最後に司馬の想像を超えたプレーをして、遊馬と一点とれたのがよかった。
感涙
アオアシ最新刊、既刊を物凄い勢いで繰り返し読みながら待ちに待っていましたが、期待を裏切らない最高なストーリーに感涙ものでした!
葦人と司馬さんの関係がどんどん煌めいていく様がとても丁寧に描かれていて、最後の決断には本当に感激しました!
葦人と遊馬、ほんとによく頑張ったなと思いました!
巻末の対談も読み応えたっぷりでした!
次巻も楽しみです!!
匿名
アオアシ30
葦人のトップチームでの最終日。自分より上手い人から学んで更にレベルアップ。これまでの失敗を成功に導く感じがとても良いです。