あらすじ
累計600万部突破。最旬サッカーコミック
船橋戦から2か月。
阿久津が主将となり新体制となったエスペリオンは、カップ戦でもプレミアリーグでも順調に勝ち進んでいた。
しかし、突如連敗を喫してしまう。
敗因がわからず混乱するエスペリオンの面々。
そんな中アシトは、阿久津に敗因があることを見抜く。
そんなアシトに、福田監督は青森戦でのスタメン復帰を告げる。
プレミアリーグ優勝を争う青森青蘭と船橋の一戦を観戦に訪れたアシト達。
そこで明かされる青森の規格外の実力とは――!?
「試合中にこんなことを考えているの?」「これが選手の視点?!」「この動きにそんな意味が?!」
このマンガを読んだことでサッカーの見方が180度変わった。サッカーはこんなにも奥深い。
主人公の青井葦人は、愛媛の熱いサッカー少年。苦い中学最後の試合後、プロのユースチームの監督である福田達也にスカウトされる。「世界へ、連れていってやる。」と。胸を高鳴らせながら東京に行った葦人だったが、待っていたのは入団試験だった。愛媛では一目置かれた少年も、所詮井の中の蛙で…。
マンガらしい派手な描写はあまりないかもしれない。だが、その分リアルで、葦人やライバルのサッカーにかける汗臭い情熱が真摯に伝わってくる。葦人はシングルマザーの家庭で裕福ではない。それでも夢を応援してくれる母親や兄、仲間など温かい人たちに胸を打たれる。
サッカー非経験者でもわかりやすいように、サッカーのルールやポジションごとの役割を解説してくれる。戦略や選手の動きはこう見るのか!という発見もあり、実際の試合を見たくなること間違いなし!
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戦術の応戦
戦術のトレンドをすぐに入れるあたり流石。
実際に今季はリバポもプレミアで苦戦し始めているし、ワトフォードの戦い方は正解の一つなのだろう。ただし、実際にはワトフォードが実践する前から既に他チームが同様の戦術をとっていた。
それをも崩していたことを考えると少し違う視点も必要な気がするが…
次巻でどうなるかが楽しみではある。