あらすじ
2年最後の「学年末特別試験」を経て、3年生をAクラスで迎えるにいたった堀北たち元1年Dクラス。だが最大の立役者・綾小路清隆がクラス移籍をしてしまう。堀北クラスの生徒たちは混乱と混沌の感情に陥いるが――たった一つの残酷な事実がそこには存在していた。堀北たち3年Aクラスは、『綾小路清隆』に勝利せねば、Aクラスで卒業できない。
成長を見せる龍園とBクラス、綾小路のCクラスと一之瀬のDクラスに新たな繋がりが生じる中、3年最初の特別試験『全体、少数戦学力総合テスト』が発表される! Aクラスで卒業できるのはたった1クラス。頂点に立つのはどのクラスなのか! 待望の『3年生編』スタート!
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2026/3/24 23:59まで
本作は、学園×頭脳戦×実力主義という異色の組み合わせで、まったく新しい学園ドラマを描き出します。物語の舞台は、希望する進学・就職先にほぼ100%応えるという超エリート校・高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され、校則も自由——まるで理想郷のように見えますが、その裏には“実力至上主義”のシビアなルールが存在していました。頭脳、運動能力、交渉力、あらゆる能力を駆使しなければ生き残れない環境で、学生たちは時に協力し、時に蹴落とし合いながら生き抜いていきます。
特におすすめしたいのは、知略戦が繰り広げられるスリリングな展開と、伏線の巧みな仕込み。登場人物たちが繰り広げる心理戦や策略は、まるで極限状態のゲームのようで、読者の予想を裏切るどんでん返しの連続。さらに、表には出さない主人公の底知れぬ実力が物語に深みを与え、ただの学園ラノベにとどまらない魅力を生み出しています。
知略系のストーリーが好きな方、緻密に張り巡らされた伏線を回収する爽快感を味わいたい方に、間違いなく刺さる作品です。学園ラノベの新境地を切り開いた本作、ぜひ手に取ってみてください!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
3年生編開始。
綾小路がついにクラス異動を行い、波乱が予想される。
3年最初の特別試験で実力の示し方が予想外で面白かった。龍園は綾小路に行動を読まれまくっていたため、次回の活躍に期待。綾小路の本領発揮の1年となりそうで今後も楽しみ
次が楽しみすぎる
ついに綾小路の本気が見れそうで楽しみ。これからのA、BクラスのC、Dクラスの同盟への反応と対策がどうなるのか期待が高まる。
3年編開幕!
綾小路の電撃クラス移籍し、最初の試験後無事クラスに認められるまで。Aクラスの困惑と悲壮、対して他のクラスは様々な反応を示す。堀北達は立ち直りと成長の兆しがみえ、綾小路の計画通りの展開か。良い意味か悪い意味か一ノ瀬が1番腹黒になっていっているような。
Posted by ブクログ
三年生編、ついに開幕!
ここにきて、ついに清隆の異常性が明らかになってきた感じで、次巻が早くも楽しみ。
堀北が可哀想可愛かった。
西川亮子は結構好みかも。
次巻では、清隆の最新のOAA、学力がたった一人のA+(100)になってるかな。
100は学力が上限なしということ、つまり学校側は清隆の学力を測りきれないということ。
そうなったら、清隆、かっこよすぎ。
それも含めて次巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
衣笠節が炸裂しまくりの新章!最高でした。
綾小路の移籍をきっかけに、自身の綾小路への依存度を改めて認識し絶望する堀北、弱る堀北を見て、初めて自己開示をする軽井沢、特大の信頼を置いていた綾小路の離脱に焦る松下、Dクラス内で早速ポジションの変化や新しい関係性が生まれ出しており、真の『堀北クラス』への第一歩を無事踏み出しました。
ここで、まだ3年生編のキーパーソンである高円寺について何も触れられなかったのが次巻以降の気になるところです。
さて、問題の綾小路クラスですが、森下がめちゃくちゃいいキャラしてますね。衣笠先生の渾身のギャグをこれでもかと浴びせられて、流石にちょっと笑い疲れました。個人的に便器の裏表のくだりがツボです。
綾小路は、痛烈なデビューを果たし、無事リーダーの座に君臨しました。そして見事に手のひらの上で踊らされる龍園…。長いトンネルに踏み込んだとの描写からも、これから龍園には苦難が続きそうです。
そして、綾小路クラスでは新しくヒロイン『白石飛鳥』が登場しました。彼女は恋愛の達人というよう実にいそうで居なかったキャラクター。これからの進展が気になります。
そして、我がヒロイン一之瀬帆波!!
もう私が一番見たかったものをそのままお出しされて衣笠先生に感謝が止まりません。アーメン。
衣笠先生の作品では、暁の護衛の禁止区域ルートなど、本来のヒロインが存在する世界の裏側で暗躍する主人公と闇属性のそのヒロイン達という構図がよく登場します。この主人公の二面性とヴィラン側で寄り添っているヒロインという構図に私はすっかり焼かれておりまして、まさかこの構図をよう実で見れるとは!しかもマイヒロイン一之瀬帆波で!!という興奮が読後一向に止む気配がありません。
そして、圧倒的悪役ムーブで哀れな軽井沢を攻撃する帆波ちゃん、ホワイトルーム生の天沢を震えさせる帆波ちゃん、恐ろしい。完璧超人綾小路清隆が、巨乳先輩にお預けされてる可能性を考えるとじわじわくるものがありますね。
そしてそして、これでもかというくらい新2年生達に関わる伏線の回収とばらまきが行われましたね。椿の『ユキ』の匂わせの回収、月城の私兵としての七瀬、そしてその裏を取り巻く政界の陰謀、更にそれの断片を知ってしまった森下・橋本・白石の3人組、、次々投下される燃料で私の脳内は燃え盛っています。
堀北クラスの成長と龍園クラスの絶望、綾小路・一之瀬クラスの共闘、高円寺含む政界の事情等、次巻が大変楽しみです。
最後の一年の始まり
ついにクラス移籍を果たしたおそらく主人公である綾小路は今後どのようにして各クラスの均衡を保ちつつ終わりに向かっていくのか。楽しみです!
Posted by ブクログ
3年生編スタート
2年生編から綾小路のクラス移動が示唆されており、始業式の日に実行される。
移動先は旧坂柳クラス。数人には受け入れられたものの、反発するものも多く、最初の特別試験で実力を示すことを求められる。
特別試験は『全体、少数戦学力総合テスト』問題を解き全体の合計点と代表者5名の個人戦で勝負が決まる。代表者を予測し予め減点ポイントを付与することができる。
対戦は堀北クラスvs一ノ瀬クラス、龍園クラスvs綾小路クラスとなる。綾小路は龍園クラスの代表者を何人当てられるかで実力を評価するとクラスメートから伝えられる。
一方、綾小路を失った堀北クラスは動揺が広がる。特に堀北はショックが大きく特別試験で以前のようなリーダーシップを発揮することができないでいる。