あらすじ
2週間のサバイバル試験も後半戦。1年生、2年生、3年生、月城理事長代理、様々な人の意志が常夏の無人島で交錯する。
「私は退学を恐れません。綾小路先輩を守るためであれば、何でもするつもりです」
「だから、あたしの許可なく勝手に潰されてないで下さいね」
「もしもの時はそうだな……力づくで乗り切ることにしよう」
「高円寺を封じ込める指揮は俺が取る」
「やれやれ、騒がしいねぇ。それじゃあ、少しだけペースを上げさせてもらおうかな」
「わ、私、どうしても綾小路くんに伝えなきゃいけないことがあって!」
全学年、全生徒、総力戦の無人島サバイバル試験、ついに決着!
本作は、学園×頭脳戦×実力主義という異色の組み合わせで、まったく新しい学園ドラマを描き出します。物語の舞台は、希望する進学・就職先にほぼ100%応えるという超エリート校・高度育成高等学校。毎月10万円相当のポイントが支給され、校則も自由——まるで理想郷のように見えますが、その裏には“実力至上主義”のシビアなルールが存在していました。頭脳、運動能力、交渉力、あらゆる能力を駆使しなければ生き残れない環境で、学生たちは時に協力し、時に蹴落とし合いながら生き抜いていきます。
特におすすめしたいのは、知略戦が繰り広げられるスリリングな展開と、伏線の巧みな仕込み。登場人物たちが繰り広げる心理戦や策略は、まるで極限状態のゲームのようで、読者の予想を裏切るどんでん返しの連続。さらに、表には出さない主人公の底知れぬ実力が物語に深みを与え、ただの学園ラノベにとどまらない魅力を生み出しています。
知略系のストーリーが好きな方、緻密に張り巡らされた伏線を回収する爽快感を味わいたい方に、間違いなく刺さる作品です。学園ラノベの新境地を切り開いた本作、ぜひ手に取ってみてください!
感情タグBEST3
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期待したほどではない
高円寺関連は満足。
堀なんとかさんよりもよっぽど第二の主人公レベルの活躍を見せてくれた。
月城との戦いは微妙。
結局月城がまともにやった戦略()って通信を弄って回答を変える、ひと目のつかない舞台を用意して力でねじ伏せる。これだけ。
父親の右腕かなんか知らんけど、ボス級の相手なんだから頭脳戦の一つでもやってほしかった。
しかし、これだけ見ると綾小路よりも高円寺の方が上なのではと思ってしまう。
まあ月城やWR関連の妨害があるからしょうがないのかもしれないが……。
暁の護衛でもそうだったが、活躍できる舞台は揃ってるのに何かしらの要因で活躍できないという状況を続けるのはフラストレーションが溜まる。
VS南雲戦も、別に2年生も一丸となって戦えば特段驚異ではなさそうだし底が見えてしまった感がある。
Posted by ブクログ
2度目の無人島編後半。
例のあの人がホワイトルーム生確定してどう動くかと思いましたが、早速動き出しましたね。主に暴力面ですが。敵とも言い切れない状態で、まだ掻き回しそうな存在です。
孤高の異端児高円寺は相変わらずすごい。もはやこいつもホワイトルーム生なんじゃないのと思える能力。
ただ今回の結果で、これからどう役目を与えるのか悩ましいですね。
そんで相変わらず石崎も可愛さが増してますね、笑える。
途中の参謀同士の対決はチェスでもやってるかのような展開で面白かったし、龍園の登場シーンもかなり熱かった。
そして一之瀬さんがどうなるかと思いきや、口が滑ってあらまあな感じでした。どうするんだ綾小路。
ただ後半〜終盤に入ってからは、戦闘力対決ばっかな感じで少し拍子抜けしました。
もう少し、なんかの法則性を見つけてて出し抜くとか、欲を言えば意外性がもっと欲しかったです。
とはいえ、2冊かけて盛り上がった無人島編は大変楽しめました。
ということで、次は船上バカンスで色恋沙汰も起こるようで?期待します。
過酷なサバイバル
一年生編の時とは違う無人島での特別試験で、3学年全てが合同で行われいろんな人間の戦略が交差し合いとても面白かった。
これからの展開がさらに楽しめる内容なってた
無人島試験ついに決着。
長かった試験がやっと終わった〜。とりあえず天沢がホワイトルーム生ってことは分かったけど、何がしたいのかはわからんなぁ。
2年で共闘してたのは熱かった!龍園が出てきた時は、うぉぉおお!ってなりました笑坂柳もナイスアシストすぎて、もっとやったれ〜てなりましたね笑
いろいろあって忘れそうですが、一之瀬の告白にもびっくり。次の巻で深掘りされるのかな〜!とりあえず楽しみ!
ふむふむ
ルールが複雑プラス登場人物が多く、また時系列なども重要になるため一読だけでは、全てを把握出来たとは言えませんが、それでも読みやすく、不要に詰まることはありませんでした。綾小路がんばれー。
なんというか
何か色々蠢き一悶着どころか百悶着あると思ったが箱を開けてみるとなんともあっけない結果な気がした。焦点に当てた月城とは終わったが、なんとも意外性はないかなぁと言う印象。
まあ面白かったのでよし
安定の面白さ
龍園の活躍が1番の見どころと言っても過言ではない。やっぱ衣笠は男キャラなんだよなぁ。
鬼龍院も今後、綾小路とどう関わってくるのかが気になる。個人的には結構気に入ってるので活躍期待してる。
南雲さんは今ですさんと被って見えるから無様な末路を迎えるのだろうか?
月城の挿絵は笑った。
面白いが
今回も面白かった。
が、清隆の暗躍的なのがなくなってきたなー
戦闘もいいけど、頭脳戦がもっとみたいな
激アツ
南雲さん…?どうしちゃったの。
鬼龍院パイセン最高です。
高円寺も強すぎる。綾小路といつかは直接対決してほしい。
Posted by ブクログ
相変わらず面白いのだけれど、恒例の?大逆転はなくて、順当な結果に収まった印象。一年生が本格参戦して、人が増えたのと、主人公の恋愛事情がややこしくなったのはたしか。軽井沢が出番なしで可哀想…
面白い
いつもと同様とても面白かったです。特に最後の鬼龍院先輩と綾小路がコンビを組んだのが最高でした。鬼龍院先輩好きになったので次回はもっと出てきて欲しいです^ ^
う〜ん…
綾小路VS WR生&月城理事長に期待したのですがコレじゃない感がすごいですねー。
櫛田も前巻で雑に扱われたまま放置、一年生の軍師ごっこ、南雲の綾小路に対しての誰でもできるような順位予想であったり、無人島試験なので仕方ないですが、もう少し頭脳戦も見たかったですね。
これからの展開に期待します。
微妙に消化不良の感もあるが、そのモヤモヤした部分がかえってもっと先を読みたいという気にさせてくれるから困る。
とりあえず告白の行方がどうなるのか、4.5巻を早く。
期待以上の展開
今まで敵対していた2年生が協力する展開に胸が熱くなりました。
やっぱライバルは強い存在であり続けてほしいですよね。
高円寺には今後も物語の重要人物として活躍してほしいですね。
Posted by ブクログ
ややバトル展開気味な4巻でした。ひとまず無事に終わった感じがあります。面白かったです。
一ノ瀬の今後など、続きがますます気になります。
期待していたほどでは・・・・・
正直今回の特別試験編は長かった割にカタルシスに欠けて、期待外れだった。巻数かけて追ってきた身としてはがっくり。
学校外からの妨害は綾小路自身のスペックから考えれば物語上必要不可欠なんだろうけど、そっちがメインになっちゃうとつまらない。ここまで学校外の人間とやりあうなら学校の中でやる必要がないと思う。
綾小路が妨害されながらも実は布石を打っていて、最後に試験をひっくり返すような大活躍をするのかと思っていたが、結局は月城との戦いに終始してしまった。
もうちょっと「学校の中」で綾小路が活躍する話が見たかったかなぁ。
がっかり
前回の引きがあったので何かしらあるのかと思えば特に何もなし。ホワイトルームが1人確定するだけでした。学長も対決するが余力を残してる雰囲気で終わりです。