【感想・ネタバレ】アルテ 15巻のレビュー

あらすじ

偶然立ちよった街で母との再会を果たしたアルテ。しかし、一度カスティリャに渡れば、もう二度と母とは会えないかもしれない。別れの足音が迫る中、親子は再び心を通わせていく。
そんな中、アルテは今の画家仕事を見てもらうために、母の絵を描かせてほしいと告げる。絵が描き上がるまでの僅かな時間、アルテも知らない母の本心が語られる——。

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16世紀初頭のフィレンツェ。この時代、女性が画家になることは前例としてあまりなく、主人公のアルテは画家工房に弟子入りを志願するも、断られ続けてしまいます。このマンガは、そんなアルテが女性画家としてどのように生きていくのかを描いた作品です。そのテーマだけでも十分面白い作品なのですが、この作品、焦点はそれだけではありません。
様々な面白さがあるのですが、その中でも私はアルテが貴族生まれであることに悩むシーン(7巻)が好きです。この作品は、女性であることを理由に仕事を任せてもらえなかったり、あるいは勉強させてもらえなかったりといった逆境をアルテがどう乗り越えていくのかに焦点を当てることが多いのですが、このシーンはそれとは少し異なります。「貴族であった」という自分の過去が人に比べて恵まれているということ。それを本当の意味で自覚したアルテは、今までの困難を否定されたような感覚に陥ります。そこからアルテはどう立ち直っていくのか。今の自分に自信がない、もっと自分を好きになりたい。そんな人におすすめのマンガです。

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感情タグBEST3

匿名

ネタバレ 購入済み

母との対話

ずっと別れていたお母様に会ったアルテ。イレーネたちがフィレンツェで滞在してた家もだけど、またしてもお母様の実家に滞在することになるなんてすごい縁。

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2024年08月29日

Posted by ブクログ

カスティリャ国行き ここから二度と帰れなくなるのか…じゃぁレオどうなる?
後半のアニメ化の話におどろく。

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2025年12月02日

購入済み

アルテの魅力全開

前巻まで少しなりをひそめていたアルテの魅力が、一気に爆発するような印象の巻。言葉の壁も文化の違いも乗り越えて頑張る姿がアルテらしくて元気付けられる。

#ドキドキハラハラ #感動する #切ない

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2021年12月27日

購入済み

どう表現すれば…

母との対話が難しそうだったものの、本音を聞き出すことが出来て何より。
貴族の女主人は現代に置き換えると経営者だったのだ。
結婚が自由ではなく、師匠とも離れて、絵のみで生きることになったアルテ。

男性は仕事と結婚が当たり前なのに、女性にはほぼ選択肢がなかった時代における女性の自立の成功例。


才覚と努力と覚悟と精神の強さと運の全てを使って全力で生きてるアルテは王女にも劣らずすごいオーラがあるのだと思う。

#ドキドキハラハラ #胸キュン

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2021年12月10日

Posted by ブクログ

解り合えないまま別れていた母親ともついに和解。子供の目線からはどう見えようとも、やはり母親は母親でした。それに比べてこの家の男共ときたら…。次はいよいよ新天地・カスティリャへ。と思ったら、年単位で時間が飛ぶというまさかの展開。

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2021年09月15日

購入済み

家族の絆

いつも楽しみにしているアルテ。
今回も母と家族の愛と絆の描き方が素敵でした。
自分も母になったことで色々なことを振り返ってしまいました。やはり母は偉大です。

さあアルテの新しい人生がスタートしました。
今後がとても楽しみ😄

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2021年08月30日

共感して

いい歳した私ですが,母への距離感や付き合い方等に、共感して考えさせられました。
ふと,こんな風にきっかけを待っていたのかなと感じアプローチしてみようかと思うのですが笑

#感動する #深い #泣ける

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2021年08月28日

Posted by ブクログ

私は決めることが嫌いでフラフラと立ち回ってきたけれど、年齢と立場がそれを許してくれず、仕事において決断する機会が増えてしまった。私がフラフラすれば続くものが困るし、そんな状況を上も望まないだろうから、仕方がないと思って、なるべく間違った選択をしない様に心がけている。上手くいっているかは知らない。

大人になるというのは、無限に存在する可能性の中から選択をする、他の可能性を捨てる覚悟を決めるということなのかもしれない。アルテが随分と大人になった。これからの活躍も楽しみです。

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2021年08月22日

購入済み

強い女性

強い女性は魅力的だ。誰もが惹かれる。敵はおるが…

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2021年08月20日

ネタバレ 購入済み

母の愛を知る

母の言う事を聞かず家を飛び出し、嫌われていると思ってた母親からの愛を知り、絆を結び直す話だった。
それから、イレーネの祖国の王宮にて、また初めから立ち位置を確立する為の日々が始まる。

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2021年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本巻のアルテは、苦手な母やカール5世の前で、少し萎縮気味。ラスト近くようやくアルテらしい表情に戻ってきてほっとした。

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2021年11月14日

Posted by ブクログ

誤解はいつか解けるものだと。本当に思っているのならば。

アルテと母の再会。
…そういう時代だった、という面と、この二人の性格(笑)が原因っていう面でこじれてたなぁ、と今なら思えるわけで。
それはそれとして、一個の個人としてアルテの母は好感がもてる人ですね。
揺るがぬ信念を持ち、彼女なりに最善を考えて行動できる人。確かにアルテと違う意味で当時らしからぬ人のように思えます。
同じ場所で同じように生きていくことはできなくても、お互いの幸せを願いながら時を重ねていけるのなら、それは幸せな事だろうな、と。

そして舞台は変わり……こんな遠くまでくるなんてねぇ、色んな意味で。
相変わらず波乱万丈な日々がまたしても、って感じですが…何やら新キャラが…?

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2021年09月05日

購入済み

さらりと読めた

母親との和解、宮廷画家としての一歩を踏み出し
ここからアルテの人生がどう変わるかという転機のエピソードだった。
あくまで話と話の繋ぎという感じだったけれど、欠かす事のできないエピソードだったと思う。

#タメになる

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再会してすぐはギクシャクしていたお母さんともきちんと話せて
話してみれば小さい頃思っていたことと違うこともあり
深い愛情を感じることができて本当に良かった。
もう会えないかもしれないと言われても深く聞かず
ただただ信じてくれるところが素晴らしい。

初めての国でなれない宮廷という場所で
外国人だからと嫌味を言われてもやりますかと言える
アルテのいつもの強さが勇ましくて好きだ。

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2023年11月12日

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