感情タグBEST3
安定した面白さ。アルテが巻き込まれる運命に想いを馳せる。特別なラブロマンスがあるわけでも、出生の秘密が明かされるわけでもない。
ただ、一人の女がしなやかに一生懸命生きていく様を描いた作品。大好きです。
Posted by ブクログ 2021年06月20日
1巻から13巻まで一気読み。
アルテという貴族出身の主人公が、女性が思いきり差別されており人権すらほぼ無いような時代に、女画家として努力して、段々と仲間や味方が増えていくお話です。
とってもお偉いイレーネ様にも、きっと気に入っていただけるだろうとは思ってましたが、それが今回はあだとなり、枢機卿に...続きを読むスパイとして声をかけられ、真正面から断って投獄されてしまいます…。
イレーネ様のご厚意で部下を使って牢屋か一晩で助け出されたのは良いのですが、レオ師匠とお別れも言えないまま離れ離れになることが決定してしまいました。くー。
イレーネ様が、「好きな人には、好きだときちんと伝えておくべきだ。」とアルテに言った真っ当な正論に対して、アルテも私も「いやいや、仕事の関係だし。師匠と弟子だし。今は告白なんてしたら仕事に支障が出るからダメでしょ!」って思ってしまったけれど…。言わなくて後悔する事も今後、あるのかもしれない。
でもねぇ。生きていれば人生にはまだ続きがあるように、アルテの物語もここで終わりじゃ無いから、いつか再会出来ることを楽しみに読み進めたいと思います。
アニメはあまり見ない派(漫画が好きなので)ですが、アルテはアニメもきっと綺麗なので少し見てみようかなと思います。
枢機卿の依頼を断る原因が眠かったからだなんて言わないw
女流画家としては最高の地位を得る代償がレオさんとの別離とは、お互い意識しだした矢先なだけに切ない。
前向きに生きてきたアルテの分岐点になるのか次巻が楽しみです。
あぁああぁああぁあぁぁああ。。
ずっとずーーーーーーっと、この作品は、この時代はこういう理不尽がつきまとうのですね。。辛い。。(ToT)
いや。。この時代だけではないのかも。いつの時代もどの国でもこうした理不尽や不条理さは在って、悔しいけど唇をかんで耐えるのですね。。
せめてもの救いは、やはり...続きを読む人が手を差し伸べてくれるということでしょうか。。
それにしても、あぁああぁあああぁぁあああ。。。
レオとあんな別れ方になるとは、イレーネの忠告がこんな形で伏線になっていたとは・・・辛い。
ともあれ、これまで実在の人物との関わりを避けてきたアルテの物語も、イレーネの登場以降は史実との関連が増えてきました。カテリーナという名前からもヴェネツィア編の段階から準備されていた展開だと思いますが、今後...続きを読むより史実路線に進むのか気になります。
史実だと5年後あたりにはイレーネのお兄さんがローマに攻め込み、フィレンツェもシルヴィオらは追放されるも皇帝軍に包囲され何万人もの死者を出すなどなど厳しい時代を迎えます。後世の視点から見ると皇帝一族の庇護下に入るのはある意味で勝ち馬に乗った形ですが、アルテの物語がどちらの方向に進むのかは気になるところです。
今みたいなカメラや、映像がなかった時代
きっと権力者たちによる冤罪だらけだったのだろうと思った
腹立たしく、やるせない、そんな終わりだった
時代考証とか難しそうな題材に、ストーリー面でも作画面でも作者が一生懸命取り組んでいるのが伝わってくる作品。主人公も仕事に一生懸命で、その努力の成果で少しずつ前進していく感じがいい。ただし、ちょっと話の進行が遅くてやきもきさせられる。
Posted by ブクログ 2023年11月12日
当時実際にあったであろうことだが
あまりにも不条理。
拷問を受けてしまえばたとえ耐えきってって出られたとしても
二度と絵を描けなくなるかもしれない。
レオが直球勝負ではなくイレーネに事情を聞きに行くのが
さすがだなと思った。
そしてまた自分のせいだろうと分かっていたとしても
すんなりアルテを助けよ...続きを読むうとしてくれるイレーネが格好良い。
アスセナの活躍も思っていた以上に捨て身で本気で助けてくれた。
こうなってしまっては国を出るしかないのはわかるが
レオが会いに来てくれたら良いのにと思う。
要約すると
・納品した
・スパイ持ちかけられた
・スパイ断った
・口封じされそうになった
・救出された
で、今回全然絵を描いてないっすね
それが悪いってわけじゃないんだけど、丁寧丁寧にやって1巻丸々使っちゃった感ある
ややもったいない14巻でした