あらすじ
大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!
血塗られたパルス王家の歴史――その果てに。
アルスラーンの運命は押しつけられたものだった。その真実を知ってもなお、少年は祖国を救う真の王者となるべく立ち上がる。王位の証、宝剣ルクナバードを手に王都に帰還したアルスラーンは、ヒルメスの戴冠を阻止。ついにパルスの絶対王、父アンドラゴラスと対峙するがイノケンティス王の乱入によって、まさかの展開を迎え…!? 王都にそびえる北の塔から、二つの影が落ちる。波乱の王位争奪戦、その結末は!
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唐突に…
シャーオの死は話の流れで分かりましたが、魔導士が“死者を蘇らせ“魑魅魍魎も召喚する展開が唐突で…
せめて魑魅魍魎が蠢くコマが数コマあれば印象が違ったかも知れません
唐突に始まった戦闘ゆえ、イマイチ感情ノリが悪く…次の展開待ちです
匿名
ついに
ついに一つの結末にたどり着いたかなと思っていたら
思いもかけない形で話が展開していってびっくり
ここからどういう風に物語が進んでいくのか
目が離せません
Posted by ブクログ
アンドラゴラスの死からほどなく、アルスラーンの戴冠とともに第1部完、というのが原作の流れだった記憶があるけれど、漫画版は今巻から完全にオリジナル展開。
アンドラゴラスの死の直後にザッハークの侵攻が始まり、闇の秘術により万騎長(マルズバーン)たちが屍霊として襲い掛かってくる──。
こちらとしては原作の展開を想定して読んでいたから驚かされた。
しかしここでザッハークと決着をつけることができるのなら、原作で第2部に続き、そして最後に辿り着いたもの哀しさ溢れる結末とは、違った地点に物語は着地するのかもしれない。その形はまだ見えないながら、ここまで読んできてよかった、とすでに思わされてしまう。