あらすじ
大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!
アルスラーン率いるパルス軍は、かつて大敗を喫した地で再びルシタニア軍と相まみえる。ギスカールが指揮する十万の兵に対し、パルス軍はわずか三万弱。しかし、ナルサスの策略とダリューンら勇猛な仲間たちの活躍によって、ルシタニア軍を圧倒。勝敗は決したかに見えた――。その時、予期せぬ新たな敵軍が乱入。率いるのはボダン! あの日の雪辱を果たすため、王太子・アルスラーン、決起の時!
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Posted by ブクログ
第2次アトロパテネの会戦の終結までを収める第20巻。ギーヴもダリューンもナルサスもそれぞれに見せ場があって嬉しい。
ヒルメスの出生の秘密に続き、次巻はアルスラーンの生まれについて語られる場面から。続きを楽しみに待ちたい。
スカッとしたまま終わらせない
とはいえ、人によってはスカっとするかな?
ボダンにムカつくこと数年、やっとスカッとしたと思ったら
ヒルメスの出自がついに明らかに。彼の心中はいかばかりかと、好きではないのに切なくなります。
狂った親の犠牲者ですね。
そしてアルスラーン王子の、「やはり」な出自も。
それを受け止められるまでに大人になった、ならざるを得なかった彼の心中も悲しいですが、彼には仲間がいますからね!
Posted by ブクログ
第二次アトロパテネでの戦い。
ダリューン、ナルサスがいれば、まさに敵なしといったところ。
悪い奴には、それにふさわしい最期が待っている典型。