あらすじ
王太子・アルスラーンと5人の英雄たちからなるパルス奪還軍は窮地に陥っていた。新たなる仲間を求めて、カシャーン城を脱出した一行は、敵軍の強襲で三組に分断されてしまう。再結集の地は、東の国境城塞・ペシャワール! 散り散りに前進するアルスラーンたちに、復讐に燃える銀仮面とカーラーンの息子・ザンデが襲いかかる…! 生きて、会える。きっと、また。決死の行軍!! その先に待つ未来は――!?
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アルスラーン戦記は群像劇
アルスラーンが出番が少なくて主人公じゃないという声もありますが、そもそも原作のアルスラーン戦記は、アルスラーンを芯に据えた群像劇であり、さまざまな人物の視点からの物語が複雑に絡み合う所が魅力なんですね。アニメではその群像劇の色彩が薄まり、アルスラーンの出番を多くする一方で、たとえばこの巻で語られたアルフリードのエピソードを大分削ってしまったりして、せっかくのキャラの魅力が半減してしまっていました。漫画ではその辺も丁寧に描かれていて、嬉しかったです。ヒルメスが、第二期に出てくることが決まった「あの人」を忘れられずにいるところが描かれていたのもポイント高い。アルスラーンを主人公らしくするために無理やり目立たせるのではなく、多くの魅力的な登場人物が行きかう中で、自然とアルスラーンの成長が描かれてもらえたら嬉しいです。
Posted by ブクログ
まだ着かないのか、ペシャワール・・・。
アルフリード登場。キラキラとした目でナルサスを見上げる彼女はまるで子犬のよう。
冷や汗流すナルサス。平安の時代は終わったな・・・と思わずくすり(笑)。
Posted by ブクログ
これは購入。原作既読済み。
いや~面白い!荒川版、安定したクオリティ。
今回はなんといってもナルサスの活躍と新キャラとの絡みが(笑)
早くも続編期待してます!!