【感想・ネタバレ】宇宙兄弟(45)のレビュー

あらすじ

NASA、JAXA、ロスコスモスの共同作業によって、漂流中の六太の軌道を割り出すことに成功。
そのルートに日々人が乗るソユーズを向かわせるという救出ミッションが進行している。
予断を許さない酸素残量や軌道のズレによる発見の遅延と、不安要素は多い。
絶望の中、兄弟のランデヴーは成功するのかーーー。
次巻、ついに完結!

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あなたの幼いころの将来の夢は何ですか?もし叶わなかったのなら、その夢をあきらめたのはいつですか?「夢を持ちなさい。」、「夢を簡単にあきらめるな」と人は言うが、そう簡単に誰しも夢が叶うわけではない。一度現実を見てしまうと人は、夢を追いかけることを捨て「どうせ無理だ」とブレーキを踏んでしまうものである。
 宇宙飛行士の弟・日々人を持つ兄・六太は、幼いころにした「二人で宇宙飛行士になる」という夢を果たせず、また一人先に宇宙飛行士になってしまった弟に対し嫉妬心を抱いている・・・。そんなある日、六太のもとへ新規宇宙飛行士選抜試験の書類審査通過の通知が届く。六太は兄として日々人に引っ張られることを嫌がりながらも、忘れたふりをし続けた「宇宙飛行士になりたい」という思いを抑えられずにいた。
 立ちはだかる数々の試験を突破し、六太は無事宇宙飛行士になるという夢を叶えることができるのか!?挫折と苦悩が入り混じる、31歳無職の男の挑戦に目が離せない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

六太が諦めてヘルメットを取ったりを考えてる時に、エディの「必ず救出するからな!」だったり、ブライアンの「今後の事故調査できっと役に立つ」だったりで勇気づけられ前向きになり、できることをし始めるシーンはなかなかに来るものが…

2026年夏頃発売予定の次巻で完結予定

普段ふざけている紫さんの窮地での心強さでギャップ萌えさせられるのとか、回想で現れるブライアン・Jの頼もしさとか、作品の魅力と感じていた部分もこれで最後かぁと思うと、とても寂しい

ただ、おそらくは完結前後で、原画展とか盛り上げる企画等もあると思うし、南波兄弟が地球に戻ってきての大団円を楽しみに来年を首を長くして待ちたいと思います。

1
2025年07月28日

ネタバレ 購入済み

なんとしても助けて欲しい

救出のチャンスはたった一回だけれど、ゼロでは無くて、一回はある。このチャンスをつかみ取れ!みんなが君たちの帰還を待ちわびているんだから。

#感動する #ドキドキハラハラ #アツい

0
2025年12月14日

匿名

ネタバレ 購入済み

いいところで終わった…!!!
もうほんと読んでてムッタの気持ちに入り込みすぎてつらい…
死ぬ覚悟を決めてから紫さんのメッセージでもう一度希望をもって、時間になってヒビトの船を探して、でも見つからなくて…
最後に地球を見ようと体勢を変えたらついに船が…!
もうほんとに一喜一憂ジェットコースターで情緒がガッタガタでした…!

もう酸素がほとんどないせいかムッタの目もかすんできてるし、ネットをつかめるか心配でしたがとりあえずつかめた!良かった…!
でも絶対何かしらまだトラブル起きますよね…起きないでくれ!!
最終巻発売まで引き続きハラハラしながら待ってます…!!

#ドキドキハラハラ #感動する #深い

0
2025年07月27日

ネタバレ 購入済み

わぁ−

漫画読んで文字通り手に汗を握った。
もう、手のひらだけが汗だく。
クーラー効いてる涼しい部屋にいるというのに。タオル握りしめて何度も汗を拭きつつ…

最後、ムッタがクラクラしてるようだったので、命綱を掴めないんじゃないかってドキッとした。

死を覚悟し、生きようと思ったり、受け入れて星空を眺めたり…

生きてるって、本当にすごいことなんだな。

外は泣きたいほどの工事の騒音なんだけど、これを書いてる今やっと音が耳に入ってきた。

とにかく引き込まれるし、緊張した。

この夏1番の寒くて熱い時間だった。

#怖い #ドキドキハラハラ #アツい

0
2025年07月24日

ネタバレ 購入済み

ドキドキ…ではあるが

過去最大の危機で終わった44巻。
この45巻はそれを受け、救出に至るまでの話となる。

地球帰還前にとんでもない事態となったわけだけど、一方で六太はこの物語の主人公であり、死ぬはずがないというのは誰もがわかっていることでもある。
そういう夢の無い現実があるため、「助かる」のはもう規定事実であり、その事実の中でどう物語を膨らませるかという話になるだろう。

その点、漂流中の心理描写などで比較的うまくやったとは思う。
それでも、これが六太・日々人、そしてせりかあたりの「死ぬはずない」キャラ以外であればもっと先が読めずドキドキしただろうなという思いはある。

また、ネタバレにはなるが月の基地からのブギーの通信を受けたのは偶然の要素が強く、一方でそれを受けていなければソユーズが六太を発見することもできなかったであろうことを思うと、上手く誤魔化してはいるけれどいろいろ都合の良い展開だったなとも感じる。

とはいえ、普通にドキドキし、そしてホッとする巻だったのは間違いない。

もうこの先は何のトラブルもなく、無事帰還してエンディングを迎えるようにして欲しい。
この先のトラブルはもういらない。

0
2025年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ムッちゃんの思考がリアル過ぎて苦しい。
通信が出来ていれば兎も角
助けが来るかも分からず宇宙に漂う恐怖、
それも酸素残量というタイムリミット付きだ。
どうせ死ぬなら少しでも楽な方法を考えてしまうのも当然だ。
それでも仲間たちの顔を思い出し録音を始めるムッちゃん。
「最悪の中では最高」。
死を受け入れようとしているところの
紫さんからのメッセージに泣いてしまう。
動く事も怖くてできなかったけれど、
こういった確証を得られたら動けるし希望が持てる。
しかしだからこそ、その後の「駄目かもしれない」の絶望たるや。
ここまでしてくれてもし駄目だったら
と思うとあまりに恐ろしい。

マスコミが本当にマスゴミでイライラするし、
スタッフさんがご両親を守ってくれているのはほっとしたが
どうしてマスコミというのはこうなのか。
どんな気持ちか訊かないと分からないのか。

いい加減ピンチが続き過ぎて
正直に言うとやり過ぎだと思っている。
このまま助かって欲しいが、まだなにかあるのだろうな。

0
2025年07月24日

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