あらすじ
ついに亜国の女王となった亜姫。しかしそこには、薄星の姿はなく……。
戦乱の世を共に歩み、生き、戦ってきた二人が、最後に唯一望んだものとは!?
そして、“千年の花”の謎とは一体…!?
悠久の大河浪漫、ここに完結!
号泣必死!!! 和泉かねよしが描く、壮大な大河ロマンスストーリー!!!
舞台は、戦乱の世。
主人公は、亜(あ)国の姫君である亜姫(あき)。彼女は病弱な正妃の子であるということから、しいたげられた生活を送っていた。
ある日、亜紀は異民族の奴隷の少年、薄星(はくせい)に出会う。薄星は自分のことを奴隷扱いしない亜姫を気に入り、自分の一生を彼女に捧げることを誓う。
やがて2人は、主従関係以上の強い絆で結ばれていく。
しかし、様々な不幸や避けられない過酷な運命が、2人を襲っていくのであった…。
陰謀が渦巻く壮大な歴史ストーリー、
亜姫と薄星の身分違いの恋、
そしてラストにかけての見事な伏線の回収など
読み応え抜群の作品です。
戦乱の世を駆け抜ける、亜姫と薄星のラストをぜひ見届けてください!
感情タグBEST3
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泣けます
泣ける話だとわかっていたので、なかなか手にできなかったまんがでした。4巻無料だったのでなんとなく読み始めたら…あっという間に最後まで読んでしまいました!支えあい愛し合う2人が、どうやっても結ばれない運命にあることが、とても切なく悲しかったです。亜姫を守り抜き命を落とした薄星の手紙のシーンは泣けて泣けて…(子どもの前で読まないほうがいいです!)ラストは賛否両論らしいですが、私は女王の役割を終えた亜姫の長年の願いと、その亜姫のために命を燃やした薄星の願いを、千年の花が叶えてくれたのだと思います。あの世ではなく、この世で。だから、若い薄星が現れ、亜姫の体が消えたのだと。そんなありえないことがおこるこの世界は、かくも美しく素晴らしいと伝えたかったのではないかと思いました。また、じっくりと読み返したいと思えるまんがに出会えました。
いろんな巻で涙涙でした。とにかくハッピーエンドが好きって人には悲しい結末かもしれないけど、決してバッドエンドではありません。もっと亜姫と薄星がラブラブなところを見たかったけど、2人以外の人たちとのストーリー含めいい話でした!いつも始まりにあった語り?みたいのが?なことが多かったけど、最後まで読んだ今ならわかるのかな。またいつか読み返したいです。
素晴らしい
壮大な歴史ドラマ。
久しぶりに、この人間ドラマに、夢中になって読みました。
四つに分かれた国の、苦境に置かれた姫が、争いに 巻き込まれ、でも支えられ強く生きていく。
姫と、身分違いではあるが、共に生きていく
胡人の少年との絆のはなし。
亜姫と薄星を応援しながら読んでました。
素晴らしい作品‼︎
ありがとう
初めてこの本を手に取ったのは高校生の頃
友達に薦められて読み始めたのがきっかけでした。
亜姫が幸せになること報われることを常々祈ってましたが、
薄星が死んでしまったとき、どうして、と涙が止まりませんでした。
それでも、強く気高く生き、国を民を守り全てを人のために尽くした亜姫はとても美しいと思います。
尊敬します。
辛かったでしょう、苦しかったでしょう、そんな中でも青徹と薄星との思い出を胸に幸せでした、と言ったその姿に涙しましたが、最後には夢の中とは言えど薄星と共に歩めるようになって本当にによかったです。
なかなか言葉に言い表せないですが
この漫画に出会えたこと、本当にありがたく思います。
作者様ありがとうございました。
最高
かなり悲しい内容だったけど、数ページの努力で亜王は仕事をやり遂げた。そこが天晴れ。
覚悟を決めた人の生き様として、語り手の情感溢れる描写が秀逸だった。
薄星と永遠の光の世界への旅立ちで終わるラストシーン、クスッと笑えるエピソード…
最高だった。
Posted by ブクログ
ぐっ…何度読んでも切ない…。
しかしそれ以上に自分の愛とか信念を次の世代に残そうとするたくさんの人たちの強さを感じて、改めてすごい物語だなぁと。
薄星の最後の「じゃあね」が切なすぎて、しばらくページがめくれなかった。
次は幸せハッピーな物語を読みたい、と思うけど、この重厚さを超える作品…なかなかないぞっ!
匿名
涙が止まらない
長いなぁと避けていたのですが、5巻無料&50%オフで15巻一気に読み進んでしまいました。
途中から苦しくて、何度も涙がこぼれて、最後まで大粒の涙がぽろぽろ溢れて止まらない、そんな切ない作品でしたが、読み終わったときに救いがあるような温かい気持ちにもなりました。
悲しいお別れはたくさんありますが、キャラクターそれぞれの物語や生き様が丁寧に描かれています。
いろんな涙で疲労感は残ります(笑)
涙なしでは見れない!
いよいよ完結編!
聡明な女王様になった亜姫の人生が侍女の目線で語られます。人々からの絶大な信頼を得る一方で、愛する人を失い、孤独の中で人々の為に生きる亜姫。そんな亜姫に最後の最後でやっと幸福が!!!
最後まで涙なしでは見れません!
(ρ_;)
結果的には幸せなのかもしれないけど、切なくて悲しい結末だった…。
どうかどの国も王がいなくても争いなく平和な国でいてほしい。千年の花
号泣
もう、悲しすぎて、切なすぎて、涙ぼろぼろで読みづらい位でした。
本当に、素の亜姫は薄星に預けて、女王を一人全うした、苦難の道のり。最期の望みが叶ったということが、読み終わって、じわじわと救いだったと思える感じです。
でも、これだけ愛せるって、奇跡で尊い。最終話で、千年の花や、亜姫と亜姫をめぐる人々がきちんと回収され、つき刺さります。
匿名
大号泣
これまでの壮大な伏線を、沢山の想いを、キャラクター達を回収した見事なラストでした。
女王と一人の女の子の狭間で苦しみ続けていた亜姫。これ以外の、これ以上のラストはきっとないのではないかな。
大変だった過去も、思い起こせば若かりし頃の賑やかな思い出で。それを懐かしく思うほどに時は流れて、去っていった人たちも転生し、繋がっている、
永遠を信じて、どれだけかかっても、きっと、その先で会える。そこから先は永遠に一緒。
青徹の面影、かつて苦楽を共にした曽王との関係、、
切なくて切なくて大号泣でしたが、私にとっては、最高にポジティブなハッピーエンドでした。
ずっと、愛する人と一緒に、自由に、幸せになってね、
って心から言いたい!!
本当に素敵な作品をありがとうございました!!
泣きました…!
最終巻はティッシュなしでは見れないくらい大泣きしました…
悲しくて泣きすぎて過呼吸になりかけましたが、
それくらい感動するお話です。
ドン引きされるので1人の時に読むのがオススメです。笑
大河ドラマ
泣けます。
何度読んでも、全巻読み終えた後は大河ドラマを(一年分?)見たような放心状態に陥ります。
お互いが本当にもう、かたわれなんですよね…。
愛という言葉でも語り尽くせない、絆という言葉でも薄っぺらく感じる、固く縒り合わされた生を精一杯生き切っている二人だと思います。
一応ハッピーエンド
歴史物や恋愛物が好きな方はハマると思います。
亜国の国王となってハッピーエンドだけど、、、あーー死んで欲しくなかったな。とか考えてもこのストーリーじゃないとみんな幸せな結末に収まらなかったんだろうなと納得の最終回だったので満足です。
今更ながらですが、
今までこんなに鼻水と涙を垂流しながら読んだマンガは無かったです。
途中主人公が困難な状況に陥ったり、お気に入りの仲間達が主人公から去って行ったり、読むのが辛い時もあるのだけど、間にぷっと笑うやりとりが挟まってるので助かったと言うのかな。最後は主人公があぁ、やっと救われたと。爽やかな気分です。でも、あの国はどうなるんでしょうね。
これだけ長いと、カフェ・オ・レのコーヒーどこ行った的なボケた内容になることが多いけども、これはどこで切っても、中身がみっしり詰まった読み応えのある作品です。
Posted by ブクログ
最終巻。
予想できた展開だったけど、もう涙涙。。。。
でも読んでよかった。こんな作品に出会えてうれしい。
ずっとずっと愛する人を想い続けながらも、女王として生きるヒロインの生き方も素敵。
薄星の壮絶すぎる最期は正視できなかった。
ああ、思い出すだけでまた涙が。
最後の最後
最後、いいところでえー!
置いて行ってしまうの・・・?!
って思った。
死ぬまで一緒にいて欲しかったけど、
しっかり王女として全うして
ちゃんと天国で一緒になれたね。
そこは本当良かった!
真面目な作品
予想はしていましたが、ツラいですね。こうなろうと頑張ったんだから、こうなりますよね。面白かったです。最後に二人に戻れたのが、本当にそうであって欲しいと心から祈ります。
Posted by ブクログ
姫として生まれたその責務と母の死の復讐を果たそうとする思い、1人の女性として愛し愛されることが簡単でない切なさが絡まりながら描かれる。
その葛藤に大切な人たちの死も加わり、読み進めていくといつもどこか苦しさを感じる。
でもその苦しさこそが、主人公たちの抱えていたままならない思いの一旦なのだろう。
ただどうしても苦しい、切ない、もどかしい。個性的な登場人物たちは魅力的だけど、自分の立場の理想は叶えても、現世で報われる恋がないように感じられたのが個人的には読んでいてさらにつらかった。
ラストも主人公の置かれた状況の寂しさばかりが伝わってきた。それまで女王として生きること、そのための戦いも描いてあったが、それは主人公にとって義務感に駆られてのもので、それにも勝る愛する人との離別のショックさを描きたかったということなのかな。
悲恋を求めている方におすすめかもしれません。