みおなさんのレビュー一覧

セトが王子化

今回のこのニナはすっと理解できないというか、どういう意味なんだろう、何を暗示しているんだろう、と感じる場面が多すぎて途中離脱もあるなーと思っていたのですが、今巻でやっと全部がストンと落ちてきて「そういうことだったのかー！」となりました。
一巻から読み返し、なるほどそういうことね！と。

そしてセト！ほんとに王子になった。ニナの後ろに横に、常に寄り添って守ってくれる。セトニナ推しにはたまらん巻です。果たしてこのままいくのかどうか読めないのがこの作者さんではあるけれど。

泣く！

漫画で泣いたのはこの作品が初めて。
前巻今巻と悲しくて辛くてもう…。クライマックスまでこの雰囲気が続かざるを得ないんだろうな、と覚悟を決めてます。
そしてこの作品は章タイトルがまた秀逸というか、そこだけで詩の一節のようなところも好き。今回の「悲しみが終わる場所へ」、字面だけでもう泣けます。
どうかみんな、幸せになれー。

タイトル

死ぬ「ことにした」、って意思を持ったタイトルが最終巻でこんなに効いてくるとは。
ガイコツ達がうごめく地下世界のお話の割に高評価なのが気になって読み始めた作品でしたが、予想を裏切って深く考えさせるマンガでした。
ちゃんと面白いし笑えるのも好き。
身近な人を亡くした経験のある人なら泣かずにはいられない巻ですね。
これからも何度も一巻から読み返すと思います。

とにかく読んでみるべし

タイトルで引いたり候補から弾いたりしてる人結構いるのでは。私もずっとそうでした。けど声を大にして言いたい、それはもったいないです！
神話の世界を背景に、働くということ、生きて死ぬということ、人と出会うということ…、深いです。でも真面目過ぎない、ちゃんと「マンガ」です、いい意味で。
笑えるし泣ける、とてもユニークな作品です。

両片想い感

「素敵な彼氏」が大好きなので迷わず購入。
あちらの二人とはまた違ったペアだけど、やっぱり両片想いのムズキュンの描写が絶妙。

でも桐山くんより分かりづらい…というか、「私のこと好きなのかも」じゃなくて「やっぱり（他に）好きな人いるんだ…」と思わせてしまう神城くん。がんばれ。
香川さんがキュートで好きです。

続きが気になる

最近こういった「藪の中」みたいな…同じ事実でも実はこの人はこう思ってた、みたいな作品多いけど男性目線は読んだことなかったので面白かった。
男性35歳、もしかしたら「そろそろ…」感が女性の29、30歳に近いのかなぁと読んでいて思った。焦ってはいないしそこまでがっついてもないけど「イケそうだから」が動機になるって、分かるなぁ。

筋書きも絵も好きだけど…

いくらずっと好きだった人でも、いきなりキスとかそれ以上のことを勝手にしたりしようとしたりするのは自分だったら冷めるかなと思った。「つい」でもね。
まぁ少女？女性？マンガあるあるで仕方ないのかもだけど。
　

啓弥が「俺」なのにコワモテ四道さんが「僕」なのが個人的にツボでした。
お付き合いが叶ってからの啓弥の色気がすごい。
今まで気にしてなかった一咲ちゃんのお父さんが、今回の巻を読んで気になり出しました。今後、二人のエピソード以外にも色々分かってくることがあるのかな？
とにかく既に次巻が読みたいです。

初めて読んだ時には「ええーっ⁈こっち⁈先生じゃないのー⁈」とショックで、購入しなきゃ良かった、二度と読まねー！と思っていたのですが。
ふと読み返してみたらやっぱり馬村くんで正解でした。
先生より馬村くんの言動にキュンキュン。
関係ないけど、朝ドラにはまっているのもあり「馬村くん、坂口健太郎がモデルなのか〜！」と一人で盛り上がってしまった。

保健室でなぜ先生の話を最後まで聞かなかったのか、それは自身の中で想いが終わってしまっているのを知りたくなかったから…。
フラれるのだけが辛いのではなく、あんなに精一杯誰かを想った気持ちの終わりを自覚するのも辛い。あまり他のマンガで見ないけど真実...続きを読むですよね。切ない。

表紙が素敵な高校生活を連想させる感じなので、読んでみました。
がんばって2巻まで読んだけど、そこまで。
主人公は天然とも言い難い子どもっぽさだし、相手の男の子のモテ要素も不明。モテ男に必須のカリスマ性が無いのでただの軽い感じにしか見えない。
ストーリーも周囲の人たちのキャラ設定も既視感ありありです。それでも、「王道だけどやっぱキュンキュンするよね〜」はなかった。

無料版読んどいてすみません。

どんどんセト派

巻が進むにつれ、更にセト派になっていきます。
アズールへのニナの恋心を自分のものとして思い出すべく、毎回一巻から読み直すありさま…。

今のところアズよりセトの方が、幼い頃からの背景が描かれているからなのでしょうか。愛おしく思えてしまう。
アズの過去も今後もっと深く描写されるのでしょう。その時はこの三角関係がもっと切なくなるのかも。
そして毎回、表紙の美しさにうっとりします。画集出ないかな〜。

セト巻！

いかん！
アズとニーナの微笑ましいけどしっかり結ばれている絆が好きだったはずなのに！
この巻を読んでしまうとアズのことをすっかり忘れている自分がいました（最後のアズの鋭い視線を見てようやく、いやこっちこっちと戻ってこれた…かな？）。

セトの哀しい過去がわかってから前巻を見返すと、彼の独白の意味が伝わってきます。
セトに肩入れしてしまいそうな自分がいます…。
この作者さんはよく素敵な男性を二人出してくるけど意外な展開に進んだりもするので、この先どうなるのかな。
アズ・セト・ニーナがガルガダに揃いそうな次巻が早く読みたいです。

買って良かった

「34巻って。どこまで続くの。もう購入やめとこ…」と思って見送っていたのですが。
たまたま一巻からまた読み直したら、やはり気になって購入。
人気があるから引き伸ばし、とかの長さではないんですよね。
きっとこれでも色々取捨選択した結果なんだろうなと思うくらい、深くて完成された世界観。必要な内容なんですよね。
この巻を読んでからだと、一巻への印象がまるで変わります。作品がどんどん形作られていく感じです。

それから、少女マンガでは若者はかわいく描けていてもお年寄りは皺ちょっと足してみました、みたいなつるんとした顔で興醒めすることもありますがこの作者さんはどの年齢層も不自然でない。それと...続きを読む、その他大勢の顔があまりに違って入り込めなくなることも多々あるのですが、モブもご自分で描かれているのかアシスタントさんが上手なのか違和感ゼロ。
余計なストレスがないのも入り込める大事な要素だなーと思いながらいつも読んでいます。

とにかくここまで読んでいる方には外せない巻です！

二人の歴史

無料で読み始めたら止められなくて買ってしまい…。
でも最後まで読んでほのぼの幸せな気持ちになりました。二人が歩んできた日常が繋がって素敵な未来になっていくんだなーと感じられます。
最終巻って結構物足りなかったりがっかりすることもありますが、この巻は最終巻としても最高です。やりすぎず、足りなくもなく。ちょうどいいところまでの二人の未来が見れました。
絵も丁寧で綺麗で、読むのにストレスがなかったです。
ところで佐田くん、バナ◯フィッシュのアッシュやちび◯子ちゃんの花輪くん（の未来想像図）に見えてしまう時があるのは、多分品の良さを感じるからかな？

何度も何度も読み返しています。
S？な彼とのお話なのに、すごく心が暖かくなります。
娘の彼氏がこんな人だったらすごく嬉しいだろうなー。もう本当に、ニーナちゃんのこと大切でたまらないんだなって感じ。
最後の巻もその後のエピソードがちゃんと読めて、満足でした。

大河ドラマ

泣けます。
何度読んでも、全巻読み終えた後は大河ドラマを（一年分？）見たような放心状態に陥ります。
お互いが本当にもう、かたわれなんですよね…。
愛という言葉でも語り尽くせない、絆という言葉でも薄っぺらく感じる、固く縒り合わされた生を精一杯生き切っている二人だと思います。

そうかな？？

コメントがたくさんなのに高評価なので期待して購入。
期待しすぎたのかな？？
特に目新しい内容でもなく絵柄もアニメっぽい感じであまりピンときませんでした。

この作者さんの作品の中で一番好きです。
恋の切なさが散りばめられていて、何度も読んでしまいます。
向坂さんって年下の女性が好きになってしまう要素だらけ。まさに気になったら逃げられません。
嫌いにならないって自覚してから逃げないでどんどん強くなる主人公の包容力も素敵です。お似合いの二人。
小説の方も購入しましたが、やはりこの絵柄の雰囲気ごと入り込みたいです。

天耀様かわいい

もうこの表紙からして悶絶です（笑）
今巻は恋愛的なエピソードが多目できゅんきゅんしてしまった。
この後は蘇月の復讐や継承戦などシリアスな展開に傾いていくのかな…
天耀様がどういうシチュエーションで藍月が女だと気づくのか、どんな反応を見せてくれるのか、早く見たい！！

物語が動きだした感

ニナとアズール、二人の物語が少し加速してきて嬉しいです。お互いがかげがえのない相手になっていく過程がよく伝わってきました。
ニナに惹かれだしてからのアズールの雰囲気が柔らかくなっていてほんわかします。特に二人が気持ちを通じ合わせた場面での彼の表情とセリフがとても素敵…！
でも早くも離れ離れになってしまい、もう既に再開の日が待ち遠しいです。

絵は綺麗

だけど内容が浅すぎる…
毎回そう思いつつ最終巻だし買ったけど、一番浅かった。
日本◯◯賞のくだりとかが更にチープ感を増している。
あーちゃんと妹のその後の方がよっぽど読みたかったかな。
そして、作者後書きの「紙媒体のみにヒント入れます」の部分が気になってモヤモヤした。電子は読者じゃないのか。
まぁ絵は綺麗です。