あらすじ
「ある晴れた日に、俺はあんたを迎えに行く
そこから先は永遠に一緒だ」
母親と父王の命を奪い、自分を亜国から追いやった土妃との決戦。
一度は勝利を収めたかに見えた亜姫だったが
戦況は逆転し窮地に追い込まれる。
それでも己を信じて攻勢に出るが…！？
一方、亜姫と薄星は互いの想いを…！？
号泣必死！！！ 和泉かねよしが描く、壮大な大河ロマンスストーリー！！！
舞台は、戦乱の世。
主人公は、亜（あ）国の姫君である亜姫（あき）。彼女は病弱な正妃の子であるということから、しいたげられた生活を送っていた。
ある日、亜紀は異民族の奴隷の少年、薄星（はくせい）に出会う。薄星は自分のことを奴隷扱いしない亜姫を気に入り、自分の一生を彼女に捧げることを誓う。
やがて２人は、主従関係以上の強い絆で結ばれていく。
しかし、様々な不幸や避けられない過酷な運命が、２人を襲っていくのであった…。
陰謀が渦巻く壮大な歴史ストーリー、
亜姫と薄星の身分違いの恋、
そしてラストにかけての見事な伏線の回収など
読み応え抜群の作品です。
戦乱の世を駆け抜ける、亜姫と薄星のラストをぜひ見届けてください！
感情タグBEST3
泣ける
もう、泣けて泣けて仕方ありません。亜姫に背負わされたものは大きすぎ、支えてくれる人はほぼなく。そんな中、亜姫と薄星が支えあって生きのびたのに。女王という国の民の幸せを考えて生きる道のりで、亜姫の命そのものといってもよい薄星を幸せにするという一番の願いも叶えられず。
また、亜国の人の変化も見逃せません。人の上に立つということと、リーダーのもとに集う一般人。下にいるものは、ちゃんと上に立つ人を理解出来るか。ろくろく考えないで責任を誰かに押し付けて、不都合な目にあってもそれは自分の責任。どう生きたいのか。亜国の人が迷う姿は、私達にも馴染みのある問いに思います。
Posted by ブクログ
この巻というより、今までの感想ですが・・・
このお話好きです。
絵も奇麗だし、ストーリーも。。。
前巻くらいから端折った感が出てますが、どんな風にまとまるのか最終巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
ああ、もうなんかヤバイ。死亡フラグしかみえない。
次の巻で終わりらしいので、いよいよかと思う。
ただただせつなく、苦しい。
次の巻のラストもおそらくは。
Posted by ブクログ
薄星…かなしい。
過去と現在が交互に交差して進んできたけど、
ここにきて本当の現在が出てきた。
そろそろ最後になるのかな。大きな話をうまくまとめているのが流石。
Posted by ブクログ
201609/不穏と哀しみを感じさせる始まりだったこの物語も、来年初春の次巻が最終巻。青徹なきあと、半分惰性で読んでたとこあるけど…主役二人にもうちょい愛着持てたらもっと楽しめたと思うが。そして王子、ここにきて土妃の遺伝子が明確に出るとは…な姿。
