号泣必死!!! 和泉かねよしが描く、壮大な大河ロマンスストーリー!!!
舞台は、戦乱の世。
主人公は、亜(あ)国の姫君である亜姫(あき)。彼女は病弱な正妃の子であるということから、しいたげられた生活を送っていた。
ある日、亜紀は異民族の奴隷の少年、薄星(はくせい)に出会う。薄星は自分のことを奴隷扱いしない亜姫を気に入り、自分の一生を彼女に捧げることを誓う。
やがて2人は、主従関係以上の強い絆で結ばれていく。
しかし、様々な不幸や避けられない過酷な運命が、2人を襲っていくのであった…。
陰謀が渦巻く壮大な歴史ストーリー、
亜姫と薄星の身分違いの恋、
そしてラストにかけての見事な伏線の回収など
読み応え抜群の作品です。
戦乱の世を駆け抜ける、亜姫と薄星のラストをぜひ見届けてください!
感情タグBEST3
国王
匿名 2023年02月28日
気持ち悪い曽国王の過去が知れる巻だった。
少しかわいそうだなとは思ったけど、
それにしても気持ち悪すぎる。
白の光への愛の切なさ。そして、薄星の切実さ。
光は、逃げることで、“良い人”でいられている。旦は、逃げないことで、“良い人”を捨てて王を選ぶ。
土王、曾王、土妃、それぞれの国の思惑が絡む中、亜姫の覚悟と旦の画策。光がどうでるか。読めないですねぇ。
Posted by ブクログ 2017年11月04日
衝撃のラストという言い方がふさわしい展開。完全に意表を突かれた。
濃密な人間ドラマと一分一秒を争う行動の絡まり合いを目の前で見ているように感じられる。
Posted by ブクログ 2015年02月16日
セリフがかっこいいですね。和泉先生のアナログカラーイラストが好きなのですが、デジタルも取り入れてるっぽいですね??親父に嫁入りなんて、亜姫でなくとも嫌だ。。
それにしても、王子、食えないやつだなあ。
Posted by ブクログ 2015年01月07日
亜姫の諦めない強さが勇気をくれる10巻!
古代中国にも似た国を舞台に繰り広げられる美しい姫の一代記「女王の花」。超人気コミック、「曾国編」がますます盛り上がる10巻です。
9巻のラストで曾王子・旦に曾国に連れ去られた亜姫。亜姫を諦めたかと思った旦はなんと父・曾王に亜姫を差し出すという!
一方...続きを読むで曾王には、同時に亜姫の敵(かたき)・土妃も接近していた。土妃に負けないために、亜姫は曾王との婚姻を受け入れなければならずーー!?
薄星とも離ればなれなまま、困難が次々に亜姫と薄星を襲う。けれど、亜姫は決して諦めず戦い続けて・・・!?
そして、ついに明かされる曾王子・旦の「本当の」目的と、亜姫の戦いの結果が意外な形で判明する10巻ラストは絶対注目です!
Posted by ブクログ 2014年10月19日
土妃様、悪役として不足なし!胡人三人衆がギャグトリオ状態でほのぼの。曾王が息子達と較べて小っちぇえw土妃様と較べても小物過ぎメンタル弱過ぎw薄星の体調が気になるところ。
Posted by ブクログ 2014年10月02日
曾国王子の旦にさらわれた亜姫。てっきり旦の妃にするのだと思っていたら、なんと父の曾王の妃って・・・。顔は見えないし・・・。
簿星が間に合うかドキドキしましたけど、最後はもっとどんでん返し。旦がクーデターを起こしましたよ。
気になるところで終わっちゃったんで、次巻楽しみにまってます。
Posted by ブクログ 2014年09月24日
曾国第一王子のクーデター⁈
各国要人が揃っている婚儀の場で王位簒奪はマズイのでは? 正当性を主張できるのか?国内勢力は調略済み? 暗殺した方がスムーズに王位継承できたんじゃないの?
いろいろ疑問が吹き出た巻末の展開でしたが、亜姫の貞操は守れたようです。
間に合って良かったね、薄星!
Posted by ブクログ 2014年09月07日
最初の方に比べて勢いが緩くなった気がしないでもないけど、やっぱり面白い。
最後の山場を迎えるべくラストスパート?だそうです。最後まで楽しみにしています。
Posted by ブクログ 2014年08月28日
安定の面白さ。
この作品の魅力を簡潔にあげると
世界観がしっかりしていることが第一にくると思う。
三国志もそうだけれど大国三つのバランス関係の緊迫感。3の存在はわかりやすく、読者にも頭の中で整理しやすい。少女が主人公ということで、そこそこの武芸的な強さより、柔軟な考え方を武器にしているから世界観が...続きを読むいまいちだとご都合主義展開になってしまう。
多少恋に重きが置かれすぎてる気がするが、これ以上減らすと少女読者には入りにくいと思う。少女的な表現だから、男性読者にはあまり好まれないかもしれないが。
ちゃんと王道通り、味方が増えてくる爽快感もあるし、宿敵である土妃もただのヒステリーババアから、「天下一の売女になってやるわ」と言ってのける女傑に成長するし、ますます目が離せない。
主人公も前回、敵国の王子にさらわれるというヒロインらしい危機に陥ったが、この展開は少女漫画では王道ではなかった。
「そう、きたか!」とびっくり。
男性向けや小説ではあるけれど、掲載誌別冊少女コミック改めプチフラワーでこの展開は…。
ヒロインの貞操の危機にはらはらしたけどね。
和泉さんは強姦は描かないタイプだけれど、小コミ編集部はいれたがるからなぁ…
ラストはわりとすっきり展開になりそうだけれど、囚われの身であることは変わらないしまだまだ小コミだから油断できない。
雑誌を買いたくなるところでとまってるのはさすがです。
Posted by ブクログ 2014年09月14日
旦、亜姫の有能さを描くのが全て事後なので、どーにもご都合主義的展開に見えてしまう。丁寧に描くなら、キャラの過去ではなくそういうところではないかと。復讐譚の敵としては土妃も曹王もちょっと弱い上に、亜姫の目的が本当に土妃を斃すところまでの個人的恨みを果たすだけのようなので、なんだかイマイチなのだが、とも...続きを読むあれ、あとはエンドまで突き進む(らしい)ので、まあ最後までお付き合いしましょうか。