【感想・ネタバレ】ラストイニング 5のレビュー

人生の最大の敵、それは「鈍感」である
これは野村克也さんの言葉ですが、この『ラストイニング』という野球マンガは、「鈍感」であることは野球をする上で、そして人生において最大の敵だと、そんなことを伝えてくれた気がします。
野球は他のスポーツよりも止まっている時間が長いスポーツです。だからこそ相手を出し抜くために、配球を考えるキャッチャー、そしてサインを送る監督は常に「相手は何を考えているのか、次はどう動くか」を頭で考え続ける必要があります。
本作は「出し抜くこと」「裏をかくこと」を常に考えている監督が主人公です。行間を読むのが一番面白いスポーツだからこそ、剛速球を投げるキャラが躍動する野球マンガよりも、「出し抜くこと」に重きを置く『ラストイニング』は正しいと、私は思います。「鈍感」では、勝てませんよね。

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練習試合

2021年12月09日

遠征費を賭けた練習試合。各チームの監督がとう駆け引きをするかと思ったら、面白く一気に読んでいました。ラストどうなるか楽しみ。

#タメになる

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野球の奥深さ

2023年02月09日

甲子園常連校との練習試合。進歩が見られるがもののまだまだ格が違う。高校生でここまで考えて試合してるのかなとは思うものの、野球って奥が深いよねって思わされる卷でした。

#アツい #カッコいい #タメになる

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

相手の心理を読み対応していくという試合の面白さを描く、その部分は今回も変わっていない。試合の展開やファインプレーなどのフィジカルなカタルシスに寄りかからず、メンタルな部分での面白さを重視しているというか。選手たちは個別に地道なトレーニングの成果を発揮しつつも、チームとしてはまだ完成されていない様子。...続きを読むまだまだ発展途上でこれからさらに鍛え上げていくという展開の前振りということなのかもしれない

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