あらすじ
六条研究所の計画は、着々と進み、ついに最終段階に入った。全国の神社仏閣の近くで小銭入りのお守りをくばり、銭天堂に行きついて駄菓子を買った人間の満足度をはかろうというのだ。そんななか、研究員の一人である関ノ瀬は、この計画に疑問を持ち、その中身を紅子に知らせ、阻止しようとする。
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Posted by ブクログ
研究所がパワハラの巣窟みたいでやばい。
それが紅子さんの助けになるはず。
もてもてもちの龍介くん、ちょっと気の毒かもだけど、自業自得だしねぇ。負けるなー。
プレゼント扇子の思わぬ落とし穴。銭天堂の商品は一筋縄ではいかないw
幸二くん、かりんちゃんは、ちょっと残念。
さて、紅子さんvs怪しい研究所の続きが気になって仕方がない。
発売日が待ち遠しい!
Posted by ブクログ
研究員……『見定メーター』を買った女の子のパパが六条教授に反対意見を言うシーンから始まってた。わくわくする。この研究員のエピソード、アニメで見ていてもぶつ切りでどういうこと??と思ってたけど、小説だとゆっくり読める。
『チリチリチェリー』
からいものを食べれるようになりたい男の子が『チリチリチェリー』を買う話。
これ、本当に危険だからやめた方がいいし小学一年生にからし入りのホットドックを渡す親も大丈夫か?と思ってしまった。辛みは痛みだから、子供が食べることができないのは当たり前。
からかっていた兄も男の子に「自分もその年齢の時は食べれなかった」と後から言ってるけど、だったら親が弟へのからかいを見た時点で「あなたもその年だったら無理だったでしょ。人をからかわない」と注意しないとおかしい。
あと、激辛カレーを子供に渡した大人たちも狂ってるし、絶対に子供に渡しちゃいけない。虐待の物語でしかない。いい加減、こういう物語はやめてほしい。笑えないし、楽しくない。
『タイムライム』
たくさんの習い事や塾で時間がない女の子が『タイムライム』を買う話。
タイムライム……アニメで見てても面白かった。おまじないも楽しいよね。そして、stopを忘れるのもあるあるな気がする。
『みせびら菓子と……』
羨ましがられたい女性が「みせびら菓子」を買う話。
こういう女性はめんどくさいなぁと思いながら、読んでしまった。こういう人に近づいたことがないのでよくわからない。
そして、「と……」とあるので、もうひとつの商品もある。
子どもがママを心配して『ほっとけケーキ』を買ってママに渡す。こっちの物語はほんわかする。
ほっとけケーキは研究所のお守りで支払い。そこに紅子へのメッセージが入っていて……という終わりだった。
研究員さんがひっそり密告するのは次の巻かな。
よどみちゃんの物語があんなにいろいろあったのに、研究所は本当にじわじわじっくりだなぁと思ってしまった。