あらすじ
よどみの差し金となった怪童は、紅子に果たし状を送り、菓子勝負をもちかける。そのルールとは「特別セール」と銘打って、たたりめ堂の商品を銭天堂におき、どちらのお店の菓子をお客が選ぶかというもの。はたして勝負の行方は? そして、紅子にむけられるよどみの憎しみの原因がこの巻で明らかにされる・・・。
巻末に、銭天堂のマスコット「墨丸」の絵日記つき。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
よどみってば、、、
なんと銭天堂にたたりめ堂のおかしをおいてどちらが選ばれるかの勝負ということに。
怪童も本当に油断がならない。
でも、紅子さんさんが負けるはずはないんだけどね。
たたりめ堂のお菓子はあまったるい誘惑がまぶされているのがいやらしい。それに負けてしまったお客さんはお気の毒だった。
Posted by ブクログ
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』の第七巻ですね。
紅子さんは牢屋にいる『たたりめ堂』のよどみの代理の怪童と駄菓子勝負をすることになる。
目次
プロローグ
ドリームドーム
最後にわら麩
ハンターバターサンド
ある日の銭天堂
シェフ・ショコラ
おもてナシ
餓鬼ニッキ
エピローグ
おまけ 墨丸絵日記
勝負は引き分けになるが、怪童の駄菓子を食べたお客さんは後悔することに、一方で銭天堂の駄菓子を食べたお客さんは、希望の明日をつかむことになる。
引き分けに、腹を立てたよどみは、自分で復讐を誓う。
よどみと紅子さんのいきさつや、墨丸が銭天堂にやって来るエピソードなどもあり、話は段々と面白味を増してきましたね!
おまけの墨丸絵日記も可愛くて楽しいです。
さぁ~次巻はどんな展開になるのかワクワクします。
Posted by ブクログ
よどみの代理人である怪童と紅子との駄菓子合戦,そして結果にも一工夫されている話もあり変化に富んでいて面白い。よどみの復活も予見させるラストで次作につなげる巧さ,そして墨丸絵日記が楽しめる。
Posted by ブクログ
読書記録です。まだの人は読まないでね。
「プロローグ」参戦できないよどみさんに代わって怪童登場。
「ドリームドーム」もうちょっとひねりがあっても良かったかも…ドジなお母さん救われた娘のお話。500円でパンを買うってけっこう贅沢だよ?ちょっと違和感あったお話。
「最後にわら麩」なのに負けた理由も、負け知らずあんずで痛い目にあうのも、なるほどそうなるのか~とうなってしまった。
「ハンターバターサンド」読後感がとても爽やかなお話。少年の友情ってこうでなくっちゃ。
「ある日の銭天堂」勝負の中間報告。
「シェフ・ショコラ」これも違和感アリアリなお話…姉弟よ、幼少期をよく生き延びてきたよね?!
「おもてナシ」空気を読みすぎて過剰に反応するのも困ったことになるかもね…と。
「餓鬼ニッキ」みんなに飲ませたあとのお話も書いて欲しかった。お菓子を買わなかった初めてのお客のお話。
「エピローグ」逆ギレ「墨丸絵日記」可愛かった!
Posted by ブクログ
いつもの銭天堂……ではなくて、怪童との勝負。二つのお菓子を銭天堂で出して、お客に選ばせる。銭天堂と天獄園の勝負。
『ドリームドーム』
家が狭いことに不満を持っている女の子がドリームドームで楽しむ話。
狭いのに、『ランドセルサイズもの』が隠せる場所があるのは不思議に思えてしまった。閉じ込められる物語……かなと思ったけど、無難に脱出。
銭天堂の勝ち。
『餓鬼ニョッキ』
餓鬼ニョッキを部員に食べさせたせいで、団結できなくなったと思っているキャプテンが銭天堂で『団結ナッツ』と『王メン』を勧められる。けれど、『餓鬼ニョッキ』の効果を消すことを望んだので、井戸水を貰って帰る話。
何も売ってない……珍しい話。
引き分け。
勝負は二勝二敗二引き分け。
二つのお菓子が出てくるのは楽しかった。