あらすじ
長崎が南蛮の領土となった。石山本願寺落城による一向宗の弱体化を突いて、宣教師・ヴァリニャーノはキリスト教勢力の拡大をもくろみ、信長へ謁見することに。一方の信長は、彼らの真の目的を探るべく、ある行事に招いたが…!?
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グルメ in 戦国時代!
現代の西洋料理シェフがタイムスリップ、激動の時代を駆け抜けます!
様々な英傑が群雄割拠する世界に放り出され、あまつさえ「あの」織田信長の料理番に。「危なそうだなぁ」とか「無理難題ありそうだなぁ」といったイメージが湧くかもしれませんが……はい、その通りでございます。
しかしそんな環境だからこそ面白い! 調味料や食材が限られている中、創意工夫して料理を完成させていくのは見ていて感心したり驚かされたりお腹が減ったり。(オレンジがないならミカンを使えばいいじゃない)
主人公と周囲の人々との人間模様も魅力ですね。何せ時は戦国時代、現代とはギャップのある考え方や苛烈な生き様、水面下の駆け引きなどシリアスな展開にもグイグイ引き込まれます!(ふぅ、それにしても信長格好良い……)
感情タグBEST3
感謝しかない
信長、秀吉、家康の3人がいなかったら、日本は外国に支配されていたのかなぁ?と思うと本当に感謝が湧いてくる。ケンの気づきと共にしみじみと。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。ついに所在が判明した?最後の現代人?、壮大な世界の動き、ミステリー味すら感じるヤスケが織田家に組み入れられるまでのエピソード、ショタみ溢れる正親町天皇(老境)、まるでクロマティ高校な明智光秀とケンによるシリアスな笑いと欲張りセットの29巻。
もはや料理マンガというより、歴史上の人物やエピソードを作者がどう料理してくれるのかというマンガになってきた。
なにげに秀吉と光秀の何気ない表情や言動が地味に本能寺の変が近づいてきている事をちらつかせてくる。。。
いったいどういう本能寺になるのか……
今回あんま料理してない?
フライドチキン食べたくなってきた
ただ、あんまり料理で解決するって展開じゃないかなとは思った
あんまり歴史詳しくないからこれからどうなるのかぶっちゃけわかってないわ俺
Posted by ブクログ
一気に話が広がってきた。日本の中が精一杯の他勢力、日本という単位で南蛮への対抗が必要という考えを持てるのが織田軍上層部、そして日本の外に打って出る必要性まで理解できているのはおそらく信長ただ一人。ついに光秀との間に齟齬が生まれ始めた