あらすじ
公家の勧修寺晴豊が課した組香の試験に合格したケンは、織田と本願寺の和睦を成立させるため、公家の名門・近衛家の子息となった。そして帝からの使者として、ついに石山本願寺に入城する。一方、九州ではキリスト教勢力に動きが…!?
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グルメ in 戦国時代!
現代の西洋料理シェフがタイムスリップ、激動の時代を駆け抜けます!
様々な英傑が群雄割拠する世界に放り出され、あまつさえ「あの」織田信長の料理番に。「危なそうだなぁ」とか「無理難題ありそうだなぁ」といったイメージが湧くかもしれませんが……はい、その通りでございます。
しかしそんな環境だからこそ面白い! 調味料や食材が限られている中、創意工夫して料理を完成させていくのは見ていて感心したり驚かされたりお腹が減ったり。(オレンジがないならミカンを使えばいいじゃない)
主人公と周囲の人々との人間模様も魅力ですね。何せ時は戦国時代、現代とはギャップのある考え方や苛烈な生き様、水面下の駆け引きなどシリアスな展開にもグイグイ引き込まれます!(ふぅ、それにしても信長格好良い……)
感情タグBEST3
宗教不要の信長
「己のすべきことを人に教えてもらうのか?」
と言い切る強さが頼もしい。
いよいよ本願寺との和解。
理由も頷ける。
キリスト教が女子を攫って売って娼婦として扱ったこと、キリスト教の勉強をしに出国してた人の記録を読んだことがあり、史実のよう。
女の子たちが局部を曝け出した格好で縛られ陳列されていたのが痛々しかった、という記述を読んだことがある。
クリスチャンとして表面だけをさらい信じた善良な人々もいたでしょうけれど、布教=侵略であったことがはっきりと描かれていて良い。
信長が愛おしい
この漫画の信長は人間味溢れています。よく史実に描かれたような冷血非道の信長ではなく、とってもチャーミングです。
天正9年まで来てしまいました。本能寺の変が起こるまで1年半......
Posted by ブクログ
いよいよ割り切って、歴史の改変をも辞さないという方向に。本願寺との決着、佐久間信盛その後とか、少しずつ史実との差をつけてきてもいる印象。以降の展開、気になる。
Posted by ブクログ
「神体?誰が」「わしが」「そのような目で見るな」このやり取り好きだわー。本願寺との和睦成立。信長の造らせた道、すごいな。ケンの父の箱はなんなんだろう?ヴァリニャーノとの謁見てことは、そろそろ弥助が上様のもとに!
Posted by ブクログ
1〜28巻まで読みました。
歴史に全く興味がなく、知識がなかったので初見のような感じで織田信長時代のことを知れました。
料理も上手く話に絡ませていて、ケンが賢いので全くハラハラせずに読めます。それはいいのやら悪いのやら…
ケンの性格ぎ一貫しているのは好感が持てます。
多分誰が読んでも楽しめる漫画ではないでしょうか。
歴史が大きく動き出す前になんとかしたい主人公の動きから目が離せません。
この巻は私が好きなメインキャラ(信長、秀吉、家康など)の出現率が少なめでそれは少し寂しいです。
Posted by ブクログ
本願寺との和睦にこんな奇策が。思わず笑ってしまう。
ようことの会話から望月の姿が見えてくる。
本能寺の変まで時間が限られる。
夏との仲に進展?