あらすじ
まちがい続ける青春模様、シリーズ完結。
季節はまた春を迎えようとしていた。
同じ日々を繰り返しても、常に今日は新しい。悩み、答えに窮し、間違えを繰り返しても、常に飽きもせず問い直すしかない――新しい答えを知るために。
言葉にしなければ伝わらないのに、言葉では足りなくて。いつだって出した答えはまちがっていて、取り返しがつかないほど歪んでしまった関係は、どうしようもない偽物で。
――だからせめて、この模造品に、壊れるほどの傷をつけ、たった一つの本物に。故意にまちがう俺の青春を、終わらせるのだ――。
過ぎ去った季節と、これから来る新しい季節。
まちがい続ける物語が終わり……そしてきっとまだ青春は続いていく。シリーズ完結巻。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
夏目漱石は「月が綺麗ですね」と訳しましたが、今までこんな回りくどく面倒くさい言い回し、シチュエーションがかつてあったでしょうか?いかにも2人らしい結末でした。
雪乃の将来やりたいことが初めて本人の口から語られますが、そう考えてみるとこの結末なんでしょうね。まだまだ続きが読みたいです。短編集が出るそうなので楽しみです。
Posted by ブクログ
いい最終巻でした。よくよく考えたらそういう結末になるよなあと。雪ノ下と違って、結衣なら選ばれない方だったとしても、やってけるような気がする。一般的に言って、クールビューティー黒髪ロング(どちらかといえば)陰キャ美少女ポジションと、ややアホの子かわいい系ショトカ陽キャポジションだと、前者が勝つシナリオの方がどうしてもきれいな結末になりそうだ。3人のうちの誰かがもう少し早く「その一言」を口にできていたら結果は変わっていただろうか。いや、変わらないな、きっと。でも、最後は結衣の勇気、頑張りによって、3人の結び付きが修復され、再構築されたという意味で、功労賞もの。結衣はよく頑張ったね、とねぎらってあげたい。あるところは我慢して、あるところは主張して100%でないにしても3人が望んだ結果になってよかった。きれいなエンディングになった。ラストのイラストはいいね、八幡はいないけど。で、よく見たらカラーページにも八幡いないし。3人とも頑張ったね。少し無理をして、自分を少し変えること、それは成長なんだと思う。今、再放送でシーズン1から観ているけれど、最初のころと比べると、3人はもちろん、他のサブキャラたちもみんな何らかの成長があって微笑ましい。彼らの成長の物語に触れることができて幸せだった。番外編やら春アニメが楽しみ。本題とは関係ないけれど、毎度のことながら今風な言葉の勉強になる(笑)。
いい
雪ノ下と比企谷のパートナーらしいお出かけや、自撮りが描かれててそれだけで読んでいて嬉しかったです。最後にはなんだかんだ奉仕部みんなが前に進めた感じでとても良い終わりだと思いました。
Posted by ブクログ
このラノベが凄い!のビッグタイトルの終了です。
表紙の雪のん笑ってる♪2011年から9年のお付き合いでしたかあ。
ヒロイン(あれ?1人?)並べてみた。個人的には、いろはす推しだったんだけどな(笑)
久々です、読んでいて、終わりたくない、もっと読んでいたい、もう少し八幡達の物語に付き合っていたいと思ったのは(笑)
プロムとでっち上げだったはずの合同プロムと八幡達三人のそれなりの決着の物語。
「だから変えるのよ、人ごと、この世界を」を宣っていた雪乃が、自分の想いを伝える、その変容が嬉しいと感じています。
間違わない人生なんてあり得ない、間違う彼らは本物は見つけたのか?
ところで、この物語に父親が出てこないな?ガハママと雪乃ママはいたんですがね。
でも、もう少し続くようですしね。
あ、中二こと、財なんとかさん、あれだけ活躍したのに、雪乃に名前を覚えてくれてない、不憫だ(笑)
#やはり俺の青春ラブコメは間違っている
#やはり俺の青春ラブコメは間違っている完
#やはり俺の青春ラブコメは間違っている14
#ラノベ
#本好き
#本好きな人と繋がりたい
#本好き好きさんと繋がりたい
Posted by ブクログ
いや〜よかった。何がよかったって、やっと2人がくっついたのもそうだし、告白(?)のシーンで「好き」という言葉が出てこないのもよかった。これまでの巻読んできて「好きなんだろうなあ」っていうの伝わるのにその単語はまったく出てこなくて、はやく言っちまえよ!と正直何度思ったかわからんのだが、平塚先生とヒッキーとの会話を読んで、確かに感情や気持ちというのはたった一言で表せるものじゃない、彼が彼女に抱いている感情はそういう類のものなんだな〜と気がついた。ヒッキーの気持ちはなんとなく知りつつ、しかしなんとなくでしかないので、わりとこの巻の序盤までは由比ヶ浜ルートもありうるんかなと思ってたんだけど、違ったね。きっと由比ヶ浜のことも好きなのだとは思うけど、それ以上に言葉にできないでっかい感情を雪ノ下に対して持っているのだと思う。
それで一番たまらなかったのは写真を撮るシーンですね…。雪ノ下雪乃、浮かれていてもさすが賢い女の子。策士すぎる。
俺ガイルはやっぱり俺ガイル
小町ちゃん可愛すぎる。受験で本当は不安でたまらないのにあくまでも冷静を装おう小町ちゃん。合格発表の時に感情が爆発して号泣する姿はもう感動なしでは読めませんでした。普段は八幡のことを邪険に扱いつつもなんだかんだ抱きつく姿は兄妹の仲の良さを感じられました。この二人の関係はほんとに好きです。
これからどんどん独り立ちしていく小町ですが、これまで通り仲のいい兄妹でいてほしいですね。
最後の最後まで俺ガイル
認めたくなかった恋心を認めた瞬間。曖昧にしてきた関係に終止符を打つ瞬間。なにせ9年間に渡って騙し続け、一言も言葉にすることはなかった感情である。鳥肌がたたない訳がない。登場人物全員を巻き込んだプロム、そして先輩の卒業式。前半は由比ヶ浜との掛け合いを中心にしつつ、センチな雰囲気をかもしながら進んでいく。しかし突如何かを悟ったように泣き出す由比ヶ浜。そして比企谷は雪乃下の方へと手を差し伸べ、その挑発に載って雪乃下もその手を取る。それでも言葉になったのは雪乃下の最後の告白だけ。比企谷八幡に最後まで感服だった。
名作といえる終わり方
いい終わり方ですね。
とにかく見たかった雪乃のデレがしっかりと描かれていたのは感動です。
毎度の事ながら、ここまでめちゃくちゃにするか?と思うほど予想の上を行く流れで迎える終わりは良い意味で裏切られました。
本編は終わっても、これからもドタバタ続いてく物語。
短編集も楽しみです。
よかった
きれいに終わったし納得のいく最後だった。
完結と聞いて奉仕部のこれからが見れないと思うと残念に思っていたが、あとがきに短編とかを出すと書いてあったので期待したい。
デレ雪乃めちゃくちゃかわいい。
Posted by ブクログ
全巻通じて幸せな時間をくれた渡先生に感謝。最初の頃の奉仕部の活躍(特に八幡の自爆テロ)も良かったし、終盤の3人の関係をひたすら見つめて行く展開も読み応えがあった。いろいろ積み残した話(葉山と雪乃の関係など)もありそうなので、短編集での補完に期待したいです。若者だけのものにするのももったいないので、いつか一般文庫になって欲しいな。
最後まで面白かった
遂に完結です。とても良い終わり方でした。
結末はどうなるんだろうってずっと考えてて・・・選んだルートは予想通りだったけど、誰かが泣く展開にならなかったのは本当に良かった。
そしてルート選択後! 最高ですね。短編集を出すつもりって言ってたけど是非後日談も入れて欲しい!
Posted by ブクログ
ついに完結。
なんかどんなラストになってもしっくり来ないだろうなあ…と予想してたんですが、なかなかどうしてキレイにまとめてきましたね。
なによりあとがきにある今後の各種メディアでの展開からも目が離せません。
まだこのメンバーの話が読める、それだけでもう嬉しくてしかたがない!
恥ずかしさと失望
男性作家のズボンの中に男性の生殖器ではなく女性の生殖器があると、こういうことが起こる。
もう何も言うことはありません。 4巻か144巻かもしれません。作者がちんこを持っていないだけで、物語は変わりません。