あらすじ
依鈴に会いに行った透は、そこで改めて一番大切な人は夾だと気付く。そしてその想いを相手に伝えることを決意するが――!?一方、十二支の呪いがまた…。
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最愛の母を亡くし、テント暮らしの女子高生・透をひょんなことから迎え入れてくれた草摩家。
そこに住んでいた同級生の美少年・由希を始めとする、草摩の一族には、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという秘密があった。
かつて十二支を結んでいた遠い約束に、今も彼らがとらわれていることを知っていった透は…。
ファンタジーの設定を盛り込みながらも、家族の在り方や友情について優しく包み込むように描く作品。
草摩家を筆頭に、個性豊かなキャラクターが次々に登場。
同年代女子がそろえば推しメンについて討論になることもしばしば。
由希派?夾派?という問いには皆が一家言持っていることでしょう…!
ラストに向かうにつれ、それぞれの心をときほぐしていくモノローグに涙の連続です。
再アニメ化にも納得の、何度読んでもあたたかい気持ちになる名作!
感情タグBEST3
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離れていく
だんだん呪いが解けてきました。
ひろのお母さんはやっぱりすごい人だなと思いました。
あきとはすごくかわいそうだなと。
これ以上、苦しまないといいな。
あときょうは素直じゃない‼︎
やっぱりゆきがよく言うバカ猫笑
匿名
草摩の歪みが壮絶すぎて、あきともすごくすごく苦しんできたのが伝わりました。
また夾くんが透に打ち明けた。どれほど後悔しただろうと心が痛くなりました。ここからどう続くのだろう。
次々に
物語も終盤なので当然と言えば当然だが次々に話が展開して行く。序盤の空気とは別物。紅葉(ウサギ)の呪縛が解ける。草摩一族の歪んだ関係。夾と透の母の話。もつれ、そしてほどけて行く始まり。