【感想・ネタバレ】フルーツバスケット 12巻のレビュー

最愛の母を亡くし、テント暮らしの女子高生・透をひょんなことから迎え入れてくれた草摩家。
そこに住んでいた同級生の美少年・由希を始めとする、草摩の一族には、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという秘密があった。
かつて十二支を結んでいた遠い約束に、今も彼らがとらわれていることを知っていった透は…。

ファンタジーの設定を盛り込みながらも、家族の在り方や友情について優しく包み込むように描く作品。
草摩家を筆頭に、個性豊かなキャラクターが次々に登場。
同年代女子がそろえば推しメンについて討論になることもしばしば。
由希派?夾派?という問いには皆が一家言持っていることでしょう…!

ラストに向かうにつれ、それぞれの心をときほぐしていくモノローグに涙の連続です。
再アニメ化にも納得の、何度読んでもあたたかい気持ちになる名作!

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匿名

ネタバレ 購入済み

夾が透のそばにいたいと気づいたけれども、これからもまだまだ前途多難そう。
かぐらと夾の関係にも一区切りつきます。かぐらの哀れむ気持ちも、大小はあれど世の中の誰しもが持っている気持ちなのかなと思いました。

#切ない #感動する #深い

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2021年05月14日

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