【感想・ネタバレ】陰陽師 龍笛ノ巻のレビュー

和風ファンタジーの題材としてすっかりおなじみの陰陽師。そのブームの火付け役であり、9月に市川染五郎・市川海老蔵らによる歌舞伎座公演も決定したのがこの「陰陽師」シリーズです。
平安時代の天才陰陽師、安倍晴明。その親友で音楽の才能豊かな源博雅。この二人が鬼や生霊など様々なものの怪にまつわる怪異を解き明かしていくこの物語。映画のような派手なアクションはほとんどなく、彼らは問題の怪異の原因となった人の業を探り、ものの怪達を納得させることで怪異を見事に解決していきます。
この物語の大きな魅力は、主人公二人の掛け合いが格別に面白いこと!
厄介事を頼まれ困り果てた博雅が、二人で酒を酌み交わしながら晴明に解決を依頼するのですが、その軽妙なやり取りに、自分も仲のよい友人と庭を眺めながら、美味い肴片手にお酒を舐めたくなる事間違いなし!
美しくも怪しい平安時代の余韻から抜け出せなくなりそうな不思議な物語です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやあ……博雅よ。お前、どんだけ晴明のこと好きなんだ。で、晴明もな/笑。

「博雅よ、そのような真っ直ぐな目で人を見るな」
「俺が見ると困るのか」
「困る」

わかってやれよ、博雅!!!!笑

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2013年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お気に入りの陰陽師シリーズ☆読んだのはこれが4冊目。

『むしめづる姫』に出てくる、露子姫のキャラがとっても好きでした♥清明と良い仲になってくれないかな♪

いつもどおり清明と博雅のかけ合いも絶妙で今回は、『呼ぶ声の』の中の初めの方のかけ合いがかわいすぎてツボでした(笑)

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2013年02月04日

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