【感想・ネタバレ】イムリ 8巻のレビュー

あらすじ

文化庁メディア芸術祭コミック部門入賞、圧巻のSFファンタジー巨篇! 2つの星、3つの民族、4千年の血塗られた歴史。決死の逃避行をつづける宿命の青年デュルクは、チムリという名の原住民族イムリの少女と出会い、そして…。新章に突入し、ますます熱く激動する世界を描ききる、鬼才・三宅乱丈、渾身のSFファンタジー雄篇。圧倒的賞賛を浴びる現在最高の物語から、眼を離すな。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この漫画を読んできて初めて、
期待が良い方に叶った気がする。
デュルクが助けに来てくれて良かった。

名前を知られる=結婚なのか。
ドープがしきたりに従うと名前を教えてくれた時も
照れていた感じがあって
相当大きいことなのだろうとは思っていたが。

ドネークはなんの疑問も持たずにここまで育ってきたのだろうか。
ある意味幸せな人かもしれない。

デュルクが助けてくれてヒーロー、では終わらせてくれないのが
流石に三宅先生だ。辛い。
デュルクも自分のことで手一杯だろうし、
たまたま来てつい助けてしまっただけ。
しかし、どうせ見殺しにするなら何故助けた
という問いは確かにその通りなのだ。
ただ、デュルクは面倒を避けたいというだけでなく
真実を知らせたらイムリがカーマ戦いを挑み
結果滅びてしまうことを危惧しているというのが
生来の彼らしい発想だと感じる。

デュルクは結局、深く関わることになってしまったようだ。
旅のイムリが来ることで不幸が起きることになってしまったが
来ていなくても酷い目に遭っていたわけで
カーマへの怒りが募るばかりだ。

ミューバの言動が、洗脳され裏切られたと思っているからとは言え辛い。

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2024年10月06日

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