可南さらさのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
遊び人大学生有村の攻め視線で語られる片想いの顛末に、もう最初から一気に引き込まれて、胸がぎゅんぎゅんしました。
有村は偶然、地味で目立たない同学年の譲の大学教授坂下への想いを知ってしまい、黙っていてと頼む相手の弱みに付け込んで、譲を便利な「奴隷」扱いに。
この譲が、とにかく有村と正反対のものすごい消極さ!有村に何をされても言われても、謝る以外は真っ向から反抗したり拒絶したりしないので、始めのうちは読んでてこちらが歯がゆくなるくらいなんです。でも、読み進むうちにいろいろなエピソードから、本当はきれいな外見と、心の持ち主だと言う事が判明。有村がものすごく遅まきながらそんな譲への恋心を自覚して意識し -
Posted by ブクログ
遊び人の大学生×一途な大学教授助手。
攻めがヒドイ男だ!というのはあらずじなどで知っていましたが、私はそれ程ヒドイとは思わなかった(多分他の作品とかでヒドイ攻を結構読んだからかも(^^;))です。遊び人なんだけれど、恋をしたことながなくて、無意識のうちに好きになってて、相手に好きだと言ってもらえなかったり、わがままを言ってもらえなくて八つ当たりしたり。こういう人っていざ自分が恋に落ちたことを自覚すると、どう接したりしていいかヘタレてしまう所とか、逆にちょっと可愛いなって思ったり。一生懸命必死にすがりついて、やっと恋を手に入れる。そんな過程が楽しめると思います。
それもこれも受が寛容だっていうの -
Posted by ブクログ
[イケメン傲慢大学生×内気なゲイの大学生]
攻め目線
脅しのようなものから始まった関係から
攻めがグルグルしはじめます。
グルグルしすぎてもうどうにもなりません。
限界を超えた時の告白。切ないです。
その後、受けもグルグル。
とにかくグルグルの物語。
良かったです。
☆あらすじ☆
大学三年生の有村瞭司は、レポート提出に訪れた研究室で驚きの光景を目にする。消極的で地味な同学年の堀井譲が、眠る教授の手に愛しげに頬を寄せていたのだ。教授への想いを知られ萎縮する譲は、なんでもするから黙っていてほしいと懇願する。以来、譲は有村の「奴隷」となるが、いつしか二人は身体の関係を持つようになり…。ピュアでみ -
ネタバレ 購入済み
状況説明とモノローグが多いため、2人の会話シーンが思ったより少ないし、なりそめも急すぎ......
クロさんのあたりは良かったがもう少し書いてほしいです -
購入済み
作者買いで。
さらさ先生の作品久しぶりに購入したけれど、好きな展開でもなく
エロく、好き放題する「魔王子」振り回されてるだけ
ちょっとやり過ぎかな
ちょっと残念でした -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初両片思いなのは後半わかるんだけど、それにしても攻やその周りの人達の受への仕打ちや言葉が酷い。受も世間知らずで甘ちゃんだけどそこは自分でどうにかしようと受は受なりに行動しようとしたり、実際攻の元から離れたりして成長するので私的には攻に非があったと思う。あんまり攻が反省したように見えないのはちょっと残念だったかなぁ。攻は最初から何も出来ないと決め付けてただのお飾りの存在として受を側に置いていたけど結局最後はちゃんと攻の仕事をしっかり手伝えていた描写があったので決めつけて受に何もさせなかったこと等もう少し後悔とかして欲しかったかも。
ただ、この作品攻の秘書が結構受のことを心配してくれているのでそ -
購入済み
一途な彼方くんが可愛い😍
ちょっとポヤポヤのところもあるけど、意固地だし…
それをプラスに変えちゃうくらい可愛い😍
“約束” のリンク本も、読みたくなりました☺️
-
Posted by ブクログ
ディアプラス初登場とは思えないほど作風がぴったりはまっています。
ゲイの翻訳家×ゲイ嫌いの美容師。意地っ張りで不器用で、でも甘々なラブを堪能しました。
山沖はすごく温厚で優しい男です。言葉つきも始終丁寧語です。…ちょっと胡散臭いくらい優しいので、こんな人畜無害なおとなしい攻ってどうよ?と危ぶんでいたら、これがなかなかすごいむっつり攻でさすがオトナだわ~と感心してしまいました!
威嚇してくる猫みたいな口の悪い夏生に、ふんわり包み込むように接してくるんですよね。よけいに夏生が強がってるように見えて、二人のやりとりにはとても微笑ましくなりました。そんな山沖に、だんだん逆立てていた気持ちが和んでしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ区内の保険センターの事務方として派遣された公務員の理人は、久しぶりに高校時代の先輩及川に再会をする。及川はそこで所長をしていた。
高校時代、及川に密かな(相手には丸わかりの)恋心を抱いていた理人。
大好きで大好きで先輩に微笑みかけられるだけで幸せだった。先輩のたった一言ですべてが終わってしまうまでは。
高校時代、生徒会長をつとめクールな印象だった及川は京都の大学に進学し、付属病院で脳外科医としてバリバリ働いていると噂だった。それなのに、今では寝ぐせのついた髪、ヨレヨレの白衣、隙あらば交流広場で油を売っている不良職員。昔の凛々しい印象など見る影もない及川の姿に戸惑い、それでも昔と変わらず親しげな