可南さらさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
遊び人大学生有村の攻め視線で語られる片想いの顛末に、もう最初から一気に引き込まれて、胸がぎゅんぎゅんしました。
有村は偶然、地味で目立たない同学年の譲の大学教授坂下への想いを知ってしまい、黙っていてと頼む相手の弱みに付け込んで、譲を便利な「奴隷」扱いに。
この譲が、とにかく有村と正反対のものすごい消極さ!有村に何をされても言われても、謝る以外は真っ向から反抗したり拒絶したりしないので、始めのうちは読んでてこちらが歯がゆくなるくらいなんです。でも、読み進むうちにいろいろなエピソードから、本当はきれいな外見と、心の持ち主だと言う事が判明。有村がものすごく遅まきながらそんな譲への恋心を自覚して意識したと同時に、譲がはっきりと意思表示をして、さらっと有村を振り払うところなんかはこちらの胸までズキンとくる、衝撃の展開に。
有村は何事にも慣れていない相手に優越感を持って勝手に自分が主導権を握っていると思っていたのよね。読んでるこっちも同様に不意討ちをクラって大ショック。体だけだ、みたいな言い張りかたして、自分が恋に落ちていた事にも気づかないんだか、気づかないフリをしていたんだか、とにかくかっこつけだった有村に同情しちゃいます。
有村が体だけではなく相手の心が欲しいと気付いてからの、ちょっと弱腰でかっこわるいくらいのストレートな行動が、私にはものすごくツボでした。
バイト先のマネージャーの三木さん、いいです。こっちが有村に言いたい苦言、すべて代弁してくれてます。
せつなさや、焦燥感がすごく伝わってくるストーリー運びと、意外にも?濃くて官能的な絡みシーンは言うことナシの素晴らしさです。可南センセならではだと思いますョ。
譲目線の「キスの温度」で、もっとラブラブになった二人を見ることができます! -
Posted by ブクログ
遊び人の大学生×一途な大学教授助手。
攻めがヒドイ男だ!というのはあらずじなどで知っていましたが、私はそれ程ヒドイとは思わなかった(多分他の作品とかでヒドイ攻を結構読んだからかも(^^;))です。遊び人なんだけれど、恋をしたことながなくて、無意識のうちに好きになってて、相手に好きだと言ってもらえなかったり、わがままを言ってもらえなくて八つ当たりしたり。こういう人っていざ自分が恋に落ちたことを自覚すると、どう接したりしていいかヘタレてしまう所とか、逆にちょっと可愛いなって思ったり。一生懸命必死にすがりついて、やっと恋を手に入れる。そんな過程が楽しめると思います。
それもこれも受が寛容だっていうのも大事だなと感じました。
あと麻生海さんの扉絵がエロかったです!ドラマCDも聴いてみたいです♪ -
Posted by ブクログ
[イケメン傲慢大学生×内気なゲイの大学生]
攻め目線
脅しのようなものから始まった関係から
攻めがグルグルしはじめます。
グルグルしすぎてもうどうにもなりません。
限界を超えた時の告白。切ないです。
その後、受けもグルグル。
とにかくグルグルの物語。
良かったです。
☆あらすじ☆
大学三年生の有村瞭司は、レポート提出に訪れた研究室で驚きの光景を目にする。消極的で地味な同学年の堀井譲が、眠る教授の手に愛しげに頬を寄せていたのだ。教授への想いを知られ萎縮する譲は、なんでもするから黙っていてほしいと懇願する。以来、譲は有村の「奴隷」となるが、いつしか二人は身体の関係を持つようになり…。ピュアでみだらなスローモーション・ラブ。 -
ネタバレ 購入済み
状況説明とモノローグが多いため、2人の会話シーンが思ったより少ないし、なりそめも急すぎ......
クロさんのあたりは良かったがもう少し書いてほしいです -
購入済み
作者買いで。
さらさ先生の作品久しぶりに購入したけれど、好きな展開でもなく
エロく、好き放題する「魔王子」振り回されてるだけ
ちょっとやり過ぎかな
ちょっと残念でした -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初両片思いなのは後半わかるんだけど、それにしても攻やその周りの人達の受への仕打ちや言葉が酷い。受も世間知らずで甘ちゃんだけどそこは自分でどうにかしようと受は受なりに行動しようとしたり、実際攻の元から離れたりして成長するので私的には攻に非があったと思う。あんまり攻が反省したように見えないのはちょっと残念だったかなぁ。攻は最初から何も出来ないと決め付けてただのお飾りの存在として受を側に置いていたけど結局最後はちゃんと攻の仕事をしっかり手伝えていた描写があったので決めつけて受に何もさせなかったこと等もう少し後悔とかして欲しかったかも。
ただ、この作品攻の秘書が結構受のことを心配してくれているのでそこは良かった。この手のパターンで攻の身近の人間は言葉で思いやったこと言ったりしてみせても結局は攻の味方なことが多いので。 -
購入済み
一途な彼方くんが可愛い😍
ちょっとポヤポヤのところもあるけど、意固地だし…
それをプラスに変えちゃうくらい可愛い😍
“約束” のリンク本も、読みたくなりました☺️
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Posted by ブクログ
ディアプラス初登場とは思えないほど作風がぴったりはまっています。
ゲイの翻訳家×ゲイ嫌いの美容師。意地っ張りで不器用で、でも甘々なラブを堪能しました。
山沖はすごく温厚で優しい男です。言葉つきも始終丁寧語です。…ちょっと胡散臭いくらい優しいので、こんな人畜無害なおとなしい攻ってどうよ?と危ぶんでいたら、これがなかなかすごいむっつり攻でさすがオトナだわ~と感心してしまいました!
威嚇してくる猫みたいな口の悪い夏生に、ふんわり包み込むように接してくるんですよね。よけいに夏生が強がってるように見えて、二人のやりとりにはとても微笑ましくなりました。そんな山沖に、だんだん逆立てていた気持ちが和んでしまう夏生です。
でも、あれだけゲイを嫌っていた夏生が山沖にどんどんほだされてしまうのは、ミラクル以外の何ものでもないですね。
最初に身体の接触があって、そこから恋心が芽生えたようだけどちょっと無理があるかも…
生意気だけどスキだらけでちょっと抜けてる夏生だからこそ、アリかなとも思えましたが。
山沖もムッツリのくせに遠慮ばかりして、肝心の恋心がまったく伝わっていなくて不器用だな~と焦れ焦れしました。
夏生が誤解してしまってどうなることかと、ほんとにハラハラさせられました。
お互いに相手を思いやって、思いやりすぎて、上手くいかないってところにきゅーんとさせられました。
ほのぼのとした甘さと息苦しい切なさが絶妙なバランスです。
どんどん二人が仲良くなって互いを理解しあっていく姿が丁寧に描かれていて、読後感がとてもよかったです。
美空ちゃんとパパの竹内もいいキャラでした。
最初はキツい感じだった夏生が、恋をしてとまどいながらもどんどんかわいくなっていくのもよかったです。
書き下ろしがたっぷりあって、さらにじーんとさせる内容でした。嫉妬と誤解の後、二人の絆はもっと深まっていてホンモノのバカップルに…! -
Posted by ブクログ
ネタバレ区内の保険センターの事務方として派遣された公務員の理人は、久しぶりに高校時代の先輩及川に再会をする。及川はそこで所長をしていた。
高校時代、及川に密かな(相手には丸わかりの)恋心を抱いていた理人。
大好きで大好きで先輩に微笑みかけられるだけで幸せだった。先輩のたった一言ですべてが終わってしまうまでは。
高校時代、生徒会長をつとめクールな印象だった及川は京都の大学に進学し、付属病院で脳外科医としてバリバリ働いていると噂だった。それなのに、今では寝ぐせのついた髪、ヨレヨレの白衣、隙あらば交流広場で油を売っている不良職員。昔の凛々しい印象など見る影もない及川の姿に戸惑い、それでも昔と変わらず親しげな笑みを向けられれば平常心ではいられない。ちゃらんぽらんに見えて実は真摯に仕事に向き合っている姿を知ればなおさらだった。
心ない言葉で自分を拒んだくせに…なぜまた今になってこうも自分に構うのか…
真意のわからない及川の態度にドギマギやきもきしながら、高校時代と変わらぬピュアさで理人がキャンキャン吠えてる構図って悪くない。…ってか、かなり好き。
高校時代に投げつけられた言葉が全くの誤解だったことは想定内として、及川の知られざる過去が思いのほか重たかったのが衝撃だった。
再会後の『うちにカレー(甘口)を食べに来ませんか?』の件はちょっとホロリとした。
及川の理人に対する想いがとても深くて、がっついたり遠慮したりの気持ちの揺れ具合がはたから見てて、胸がきゅうぅぅとなって、『理人、理人』て名前連呼とか…もう…切なトキメく(*'A`*)
黒ラブのクロさんとのやりとりも微笑ましくて、シリアスな出来事があっても暗い方へ引っ張られない、ほんわかしたトーンで読めるお話でした。