【感想・ネタバレ】水に眠る恋のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生だった9年前、想い合っていながらも、何も告げずにある日突然
姿を消した受、尚哉と、何も知らずに置いて行かれた攻、久住の再会もの。
もうね、せつなくてせつなくて、胸がぎゅんぎゅんですよ。
砂でも胃袋に詰められたみたいに苦しかったですよ。
王道も王道なすれ違いなんですが、このすれ違いっぷりが9年という
歳月を跨いで展開されるのがたまらないです。

やきもきします。

結局、すれ違いのまま別れを選ぶんですが、そのあたりから涙腺崩壊。
結構壮大なお話でして、読むのに胆力が入りましたが、良作でした。
機会があれば、またこの作家さんのを読んでみたいと思います。

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2012年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代に一方的に別離→仕事で再会、の同級生モノ。

脅されて再び関係をせまられ・・・から始まるのは
王道展開だけれど、心理描写が丁寧でしっかりしているのと
双方がお互いを求めてるのが第三者視点ならわかるすれ違いなので
その切なさもまた心地よい。
また、無駄に遠回りしない(無駄にじれったいエピソードを入れない)
ので、読後感も良い。

表題の本編と後日談が収録。
後日談は、思いを通じあった2人が、受けの家族の反対を
乗り越えるもの。受けは弱気になる面もあるが、攻めが
がんばって受け止めよう、つないでいこうとどっしりしているので
切なくもありそして甘い。

挿絵の円陣さんの絵もとても美しくて、お話に華を添えております。

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2011年07月20日

Posted by ブクログ

真面目に地味に良かった、文章好みだったし。途中のすれ違いはイラっとしないでもなかったけど、キャラから考えると最終的に納得。特に捻りもないのに良かった。時間の必要性がとても上手く噛み合ってて。これだけ時間がかかっても気持ちが変わらないって確信もてるし羨ましい限りw 絵も良かったなぁ綺麗で♪

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2011年02月18日

Posted by ブクログ

何度読み返しても、涙腺にくる再会ラブストーリー。
高校の同級生であり当時恋心を抱いていた二人が、受の裏切りで離別、誤解の解けぬまま9年後に偶然再会して、またすれ違うという、ぐるぐるじりじりのせつない話。

裏切られたと思っている攻の久住は、尚哉を償わせるかのように蹂躙してくるけれど、それも心の行き違い。泣けるシーンが多すぎました。
その中でも一番大泣きした箇所は、多分みんなと一緒のところだと思います…


何といっても、この話の重要なところは王道BLだということ。ちゃんと、男同士の恋に悩み、家族の反対に合い、つらい試練の後運命の恋をしっかりと受け止める、そういう根底にあってほしい葛藤する部分がすべてそろっているところです。苦しみ悩み、本当にこの恋でいいのかと、自身に問いかけて確信する過程がきちんと丁寧に描かれています。

ベッドシーンも多数あってどれをとっても不足なく、萌え度倍増でした。久住の激しい愛情もすごく感じたし、中でも受け止めるだけだった尚哉が久住の愛に応えようと、車の中で積極的になるところは心情と重なってドキっとした。

円陣闇丸センセの絵がぴったりはまっていて、これがまた素晴らしいです。

同人誌でサイドストーリーも読むほど、お気に入りになりました。
ちゃんとラブラブになってるので、大満足。

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2013年12月13日

Posted by ブクログ

すごく良かった。不器用で内に秘めた想いが激しい攻めと苦労したのね、の受け君。かなりグルグルしちゃいます。お互いの気持ちだけではどうしようもない恋の行方は・・・・。もう本当に面白かった。

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2010年09月26日

Posted by ブクログ

**学生時代にひどい別れ方をした二人。尚哉は再会した久住に脅されて再び関係を持つようになる。本当はお互い思い合っているのにそれだけがどうしても叶わない。気持ちは繋がっていても結ばれない二人のせつないラブストーリー**

メインストーリーを読み終える頃には…
涙でボロボロでした (T_T)
可南先生の描く健気さにはいつも胸を打たれます。
優しい気持ちになれる素敵な素敵なお話しです。

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2014年02月25日

Posted by ブクログ

切なくも透明感のある恋愛が楽しめます。

同級生再会ものですが、互いの事情や誤解から生ずる
すれ違いに胸が痛くなります。

王道ものだからこそ楽しめる作品です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ありがちといえばありがちな、学生時代の因縁を引き摺った再会モノ(…という言い方でいいのかな…)。その過去の描写の夏の日の光や緑の匂いだとか夜の秘密めいた雰囲気や胸の高鳴りが伝わってくるようなところがいい。冒頭に書いたありがちさを、それでも読ませる力のある話でした。可南先生の他の作品も読んでみたい。

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2009年10月04日

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