あらすじ
親の愛情を知らず、高校で孤立している勝気な美貌の芳川郁は、望みの叶わない人生を「仕方がない」と諦めて生きている。
そんな郁のささやかな願いは、成り行きで身体を重ねるようになった同級生・増井千里との関係が少しでも長く続くこと。
同情でかまわない、彼の傍にいたい――。千里への恋心を秘めたまま、彼の長く器用な指先が紡ぐ優しさに郁は想いを募らせる…。
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Posted by ブクログ
私が一番好きな小説です。
この小説と出会って6年以上経ちますが今てもダントツで好きなお話なんです。
千里のことが大好きだけど臆病だからビッチのふりをしている郁と、そっけなく見えて郁のことを凄く大事にしてい千里のキャラ設定に激しく萌えました。 二人の関係が本当に素敵なんです。
私は基本的に攻様史上主義なのですが、 郁のことは素直に可愛いなと思いました。
そして千里は今まで呼んだ小説の中でいい男No.1です。(笑) 高校生だとは思えないほどいい男なんです。(特に精神面が)
郁が千里のことが好き過ぎるあまり別れを切り出すシーンには泣かせていただきました。
攻←受が好きな方には是非オススメです。