水生大海のレビュー一覧

  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    読みやすい小説ではあるものの、幼い頃に親戚が起こした事件のせいで高校生になってもイジメられるという感覚に馴染めない。
    基本的にイジメをストーリー展開のキモに使った作品が好きではないこともあって星3つ。

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    2018年01月25日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    「どんでん返し」がテーマのアンソロジー。第三弾。タイトルに「新鮮」と付いているのは、執筆陣が新鋭作家中心だからという事らしい。
    大山誠一郎さんに注目していたが、期待を裏切らない面白さだった。会話体だけで出来ている作品だけど、どんでん返しで、尚且つフーダニット。その手口は鮮やかの一言で、これが文句無くベスト。
    次点は似鳥鶏さんの作品。前例のあるアイデアだが、書こうと思って書ける物でも無い。感心した。
    他の4編もまずまずだった。第四弾は女流作家括りで出して欲しいな。

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    2018年01月28日
  • 夢玄館へようこそ

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    古いアパートをショッピングモールにと改装した伯母。
    そこには夢を持った人がオーナーとして店を構えている。
    そんな伯母が入院することになり、花純が代理で管理人をすることになる。
    オーナーといっても変わり者ばかり。
    花純は面倒事や他人の夢に巻き込まれたくないと思っている。
    しかし、徐々に夢玄館での生活が花純の気持ちを変えていく。
    人との関わりとか夢とか、考えてしまう作品。

    2017.4.1

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    2017年04月01日
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ

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    安楽椅子探偵&美女ヒロイン。人気作が多い中、本作が一番好きかも。誰かのために謎を解くのではなく、自分の興味のため。そんな無邪気さがヒロインの魅力。
    あらすじ(背表紙より)
    大仏ホームのOL・麗子は「トラブルが起こっている」の一言で、ランチの外食を渋る同僚・ゆいかを誘い出すことに成功。訪れた洋食店には、呪われた社宅に住んでいると悩む男性が…(「その部屋ではなにも起こらない」)。閉ざされた美容室での盗難、命を狙われるペットなど、合コン相手が持ち込む謎にOLコンビが挑む全5話。好評シリーズ第2弾。

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    2017年03月29日
  • ランチ探偵

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    とくに登場人物に魅力を感じるほども
    描きこまれてもいないし。

    謎そのものもランチの合間に解かれて
    それが真実かどうかの検証もろくにせず。

    ひとつひとつのエピソードがただ並列に
    収められているだけで そこから何にも
    広がっていく気配はなく。

    時間潰しにはなりましたが。

    それに…日常ミステリーをなめてません?
    推理もその論拠も、論理的な構成や
    説得力に欠いています。

    人には勧めません。

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    2016年11月12日
  • 千福万来! まねき猫事件ノート 化け猫の夏、初恋の夏

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    気軽にさくさく読めるのがいい。
    マネコと凪、本当にいいコンビ。
    一葉さんも魅力的だし。
    蝶子ママのとぼけた感じも好き。

    大女優サマが、意外と器が小さかったのが残念。
    商売道具に傷がついたとはいえ、そこまでしなくても、ねぇ。
    ま、家庭教師のセンセイよりは残念でないか(^^;
    憎めないんだけどね(笑)

    凪の周囲の人間関係が変化するのを期待して続きを待つことにしよう。

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    2016年05月14日
  • 運命は、嘘をつく

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    連続殺人犯も怖いけど予知夢を見る月子も相当怖い。気持ちの悪い終わりかたをした後にまさかのハルチカによる解説が!お得!

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    2016年03月02日
  • 運命は、嘘をつく

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    ハルチカの解説のためにまんまと買ってしまった。

    最初の章が一番面白かった。
    運命の横取り。最高じゃん。そして運命を奪った彼女の結末。

    運命に翻弄されたのは、誰だったんでしょう。

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    2015年12月17日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    『5年前、響の暮らす田舎町に、都会の小学生たちが校外学習で訪れた。同学年の5年生と言葉を交わすうち、彼らを廃校に案内する。きもだめしをすることになった響たちは、ある事件に遭遇し、一人の女子が大怪我を負ってしまう。責任を感じ、忌まわしい記憶を封印した響だが高校生活に希望を抱くなか、あの日の彼らと同じクラスで再会する―少年少女の鮮烈な季節を描く、青春冒険譚』

    説明の通り。
    内容がサラっとしてます。
    キャラは個性的で良いですね。

    ただし読んだのが少し前なので内容あまり覚えてません
    。ということはそれなりだったのかなーと。

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    2015年10月24日
  • エール!(2)

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    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。

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    2015年08月21日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    ”消えない夏に僕らはいる”水生大海著 新潮文庫nex(2014/09発売)
    (イラスト:鳥羽雨)

    ・・・5年前、響(ひびき)の暮らす田舎町に、都会の小学生たちが校外学習で訪れた。同学年の5年生と言葉を交わすうち、彼らを廃校に案内する。きもだめしをすることになった響たちは、ある事件に遭遇し、一人の女子が大怪我を負ってしまう。責任を感じ、忌まわしい記憶を封印した響だが高校生活に希望を抱くなか、あの日の彼らと同じクラスで再会する――少年少女の鮮烈な季節を描く、青春冒険譚。(公式サイトより)

    ・・・なんともコメントのしづらい作品。
    さわやかな読後感・くせのない内容といった感じでしたが、それだけと言えばそれだけかなーっと。

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    2015年03月14日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    自分の在り方を捜す青春ミステリ。とはいえミステリ要素はそんなにないけれど、人間臭さがリアルでよかった

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    2014年12月22日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    ダメ男に惚れっぽい母と二人暮らしの中学生の凪が主人公。
    ある日、伊勢神宮を参拝した時に買った招き猫が突然本物の猫になり、
    さらには凪に話しかけてきた!
    「自分は神様だ。願いを叶える代わりに言うことを聞け」と。

    そんな家族が巻き込まれる事件を描いたちょっと不思議な軽いミステリ。
    うーん、イマイチでした。
    水生大海さんの他の著作には好きなものもあるので期待していただけに
    ちょっと残念でした。

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    2014年12月03日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    青春ミステリはご専門かな。羅針盤は良かった。
    市場と小田桐先生むかつくぅ。友樹もちょっと。
    宙太と富永先生は好き。

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    2014年11月18日
  • 招運来福! まねき猫事件ノート

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    「猫とわたしの七日間」に収録された短編と、その後日談にあたる中編で構成された本です。
    主人公と猫のマネコの掛け合いは面白いんですが、文章のテンポが少し私とは合わなかったのか、若干読みづらい印象は受けました。わがまま娘の一希にイラっとしちゃったのも原因かもしれないですが。

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    2014年11月16日
  • 消えない夏に僕らはいる(新潮文庫nex)

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    小5の夏の「事件」。
    そのせいで中学卒業までの期間が辛いものに。
    そんな過去を封印したくて県外の優秀校に入学した響だったが、
    彼女はそこで「事件」の当事者たちと再会してしまい・・・

    といった感じの学園青春モノ+ちょっとしたミステリの物語。
    色が強いキャラたち(でも、実際いるよね、こんな奴ら)の言動や
    暗くて鬱な展開の前半を読んでいる間は「これは外したかも」
    とおもってたけど、宙太の出番が増えて物語が集結に向かい始める頃には
    ページを捲るのが早くなった。

    でも、「犯人」を割り出したあの根拠は少し弱いかな。
    物語のテーマはあくまでも主人公たちの過去の話と青春であり、
    ミステリはおまけということなんだろうね。
    それなら、もっと主人公たちのキャラを掘り下げても良かったのでは?
    とも思うけど、読後感良くて全体的には良かったかな。

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    2014年10月07日
  • エール!(2)

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    6作品の短編。
    ちらほらと見知った店名が出てきたりで
    微妙なリンクが楽しかったです。

    最初のインストラクターには驚きです。
    体育大を出て…みたいな事は思ってましたが
    まさか試験があるとは。
    よくよく考えれば、語らないと分からない経歴より
    そういうものがあった方がいいのかも?
    逆もまた言える、という説もありますが。
    言う事でストレス発散。
    確かに男性や体験してない人には
    分からない事かも知れません。
    ラストに、ツンデレ? とか思ってしまった…。

    社労士、というのは身近な職業。
    しかしここに出てきた会社の人…すごいです。
    まさかクレーマーもどきだけかと思ったら
    すごい落ちが。
    とりあえず、わけがわからないけど判子を押すのは
    止めておいて方がいいよ、という教訓はできました。
    だまして失業保険もらっても、ばれてしまうと
    しっぺ返しがすごいですよ、というのは知ってましたけど。

    3つ目に出てくるバイト君は…駄目駄目かと。
    見る目がない、とかいう問題ではなく
    確かにあの能力は重宝しますけど
    食品系が不潔に見えるのは駄目だというのは
    当然なのではないか、というぐらい気づきましょう。
    いや、見た目を気にするなら、それ系に
    変わった方がよいのでは??

    整理遺品の職場は、1回行ったらもう無理、と
    聞いた事があります。
    中途半端なやる気では無理な職業。
    生活のためとはいえ、それでもやっているのは
    尊敬に値する事です。
    とはいえ、これうまくいったで終わってますが
    世の中には逆鱗に触れたまま、という事もあります。
    上司に言われているならなおの事。
    言葉にする前にこそっと取っておく、程度でよいかと。

    FM放送をする女性。
    曲目がなかった事に、自力で歌ってしまったのに
    ちょっと笑ってしまいました。
    自分の声が電波に乗って…無理無理w
    というか、落ちはそこですか、でした。
    ある意味分かりにくく、ある意味予想通り。

    最後の話は、不思議状態でした。
    社の屋上に住んでいると思っていたホームレスは
    実は…という。
    まったくそこには思い至りませんでしたし。
    驚きの、男の存在。
    それをいうなら主人公も、ですが。
    自己陶酔型?
    そりゃ補充も来ませんよ、という話です。
    2つ目の話の女性ではないですが、もう少し
    こそっと動かすように生きていく、べきでしょうか?
    人と人との繋がりってもろい、です。

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    2014年07月18日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    1が思いの外良かったので読んでみた。
    特に大きなことがなくても、問題が解決しなくても
    ちょっとしたことで頑張ろうと思えるような平凡な中でも
    自分にとっては大事だったり重大事だったりする日々。

    それぞれの短編の世界が微妙に繋がって同じ世界になっていて
    この世界で色んな人がいて、いろんな仕事をしながら
    色んなことを経験しているのだなと思える。

    そのリンク以外にも、たとえにジブリが出てきているのも
    共通して出そうという試みだったのだろうか。
    リアルで共感するし、読み終えてちょっとほっとできる。
    多少オチがいまいちかな、などと思うものもなくなかったが
    楽しんで読めた。

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    2014年07月15日
  • エール!(2)

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    「エール!2」
    働く女性、職業もの小説。全6編。
    平日のピザ屋を少人数ソフトでこなすための工夫、裏事情が興味深かった。

    *坂木司「ジャグジー・トーク」 スイミングインストラクター
    *水生 大海「五度目の春のヒヨコ」 社会保険労務士
    *拓未 司「晴れのちバイトくん」 宅配ピザ店 店長
    *垣谷 美雨「心の隙間を灯で埋めて」 遺品整理会社 社員
    *光原百合「黄昏飛行」 コミュニティFMパーソナリティー
    *初野 晴「ヘブンリーシンフォニー」 OL

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    2014年06月06日
  • かいぶつのまち

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    ネタバレ

    「少女たちの羅針盤」の続編ということで購入。

    前作のほうがスリルと勢いがあった。
    またメンバーが出てくるのは嬉しかったし、バタのキャラも好きだけれど
    あえて外側から関与するぶん、読んでる側も客観視してしまって入り込めなかった感はあるかな?

    新たな高校生のメンバー主観だとまた違った面白さがあったと思う。
    前作の彼女を訪れるシーンもなくて、残念かな。

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    2014年01月27日