橋本紡のレビュー一覧

  • 彩乃ちゃんのお告げ

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    彩乃ちゃん、短編最後の同じ小学5年生の子だけが、
    彩乃ちゃんは幸せなのか、と疑問を感じ、
    それにちゃんとは答えていないと思った彩乃ちゃん。
    かわいそうに。
    現代社会で、彩乃ちゃんに一度は逢いたいと思わない人間は
    いないと思う。
    彩乃ちゃんがなぜ点々と他人の家に生活するのか、
    取り巻きの連中は一体彩乃ちゃんの幸せを考えるような連中なのか。
    なぜ教主の祖母が彩乃ちゃんの健全な未成年時代を確保してあげなかったのかが不思議。才能があれば、一般的な生活をさせなくってもいいの?

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    2012年01月09日
  • いつかのきみへ

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    あー、これ『橋をめぐる』の文庫版だったのかぁ!
    メインタイトルが変わっていたから気付かずに借りちゃったよ。
    でも懐かしくて再読。
    やっぱり「永代橋」のエンジさんがかっこうよくて、惚れ惚れしてしまったわ。

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    2011年12月06日
  • 九つの、物語

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    死んだはずのお兄ちゃんと私の、奇妙な共同生活。お兄ちゃんは何をしに帰ってきたのか…お兄ちゃんは何故死んだのか....少しずつほどけていく謎が楽しかった。また、作中に主人公が読んでいた本にも興味を持てた。

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    2019年05月29日
  • いつかのきみへ

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    深川付近とそこにある橋を舞台とした短編集
    老若男女さまざまな人間関係と、ありきたりな生活風景
    下町の穏やかな時間が流れる、心温まる作品
    特に大きな事件が起こるわけではなく、生活の一部分を切り取って見ている感じ。
    深川とその周辺の橋に興味をもつようになった

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    2011年10月19日
  • 月光スイッチ

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    ネタバレ

    吉本ばななの「白河夜船」みたいな感じ。

    愛人生活をしてる女の子が、何かのきっかけで外の人と知り合って変わってくのとか。

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    2011年06月11日
  • 月光スイッチ

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    橋本紡さんの作品は二作目。

    ほのぼのとした情景が浮かんでくる。
    今回はいろんな登場人物が出てきたが、憧れる人はいなかった。けれど、登場人物がいろいろと絡んでくるのは、面白いと思った!そのためか、物語の流れが淡々と流れるのではなく、ゆっくりと流れてるような感覚であった。


    個人的には、弥生さんみたいな友人がいれば、恋に頑張れるかもw

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    2011年04月08日
  • 月光スイッチ

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    不倫のお話

    主人公の年齢が20代後半なのだけれど
    まったくそんな感じのしない 話し方や思考の持ち主で
    なんだが同年代の存在に思えてきたりしました

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    2011年01月18日
  • 月光スイッチ

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    女の子が、不倫相手の奥さんが里帰りしている間に、
    不倫相手と仮の新婚生活を楽しむ。というお話。

    不倫の話って好きじゃないんだよなー。

    橋本紡の作品は好きなのだけど、
    読み返したくなる話ではなかった。

    コンビニで出会う姉弟はいいな。
    あのふたりはいい。

    どうでもいいけど、解説が西加奈子だった。
    西加奈子もすき。

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    2010年11月10日
  • 月光スイッチ

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    疑似新婚生活を送る主人公の身の回りの出来事が描かれる。
    愚かだとわかっていても、それでも好きなものはしょうがない。その気持ちが凄くよくわかって、でも冷静に考えればどうにかしなくちゃいけなくて。でもどうにもできない主人公のどこかに自分の影を見たりするのかもしれない。
    主人公の周りの登場人物たちがとても魅力的でした。睦月君や弥生さんのような友人が欲しい。
    唐突に現実を突きつけられた主人公が、自分の力で前を向こうとするラストシーンがとても好きです。

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    2010年09月10日
  • 流れ星が消えないうちに

    匿名

    購入済み

    文体が合わなかった

    主人公や父親、恋人が抱える問題などがどう解決へ進んでいくのかが気になり読了しましたが、文体が合わず同じことの繰り返しのように感ぜられ(恋人、主人公で同じ過去を思い出していたせいかと思いますが)、それらが気になり満足感が得られませんでした。
    題材が興味深かっただけあり残念です。

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    2023年06月14日