橋本紡のレビュー一覧

  • 九つの、物語
    いくつもの良さが相まってとてもよかった。

    小説を軸にしている良さ、おいしそうな食事を基点とした兄弟の会話、主人公の後悔と心境の変化。

    何がどうよかったのかわからない。けれど、心にさざ波立つ、良い作品だった。
  • 九つの、物語
    文学史が絡み合いながら物語が進んでいく様子が、何とも斬新で美しかった。最初は単なるSFかと思ったが、読み進めていくうちに、兄弟愛、恋愛、親子愛、友情などの様々な愛の形を感じた。また、ゆきなとお兄ちゃんの日常がたまらなく愛おしく切なかった。
  • 九つの、物語
    すごく読んでいてほっこりするお話で、出てくるお兄ちゃんがつくる料理がとてもおいしそうに描写されているのが印象的であった。
    この本で初めて橋本紡さんの本を読んでから、とても橋本紡さんの本が好きになりました。
  • ハチミツ
    三人姉妹の日常の話だけかと思いきや、それぞれに関係する男性や社会の話が、物語に入り込みやすい感じで書かれていた。
    私がいつも感じる、こんな話は実際にあるのかな?と言う世界が書かれていたけど、かなり自然に感じた。
    物語には父親も出てくる。
    些か困った父親だけど、こんな父親も楽しいかも…と思いながら読ん...続きを読む
  • イルミネーション・キス
    短編集、1つずつ感想を
    「フレンズ・キス」
    幼なじみと関係を持つけど結局付き合わない話。
    相性がよくても一歩踏みださなければ何も生まれないし、曖昧なままだと結局そこで終わってしまう。

    「ガールズ・キス」
    立場の違う女子校の二人の話。
    気の合う感情や描写が素敵。
    一緒の大学へ行けないと分かったときの...続きを読む
  • 九つの、物語
    素晴らしい一冊だった。儚くて美しく、軽快だけど軽薄ではない、綱渡りのような危うさが魅力的だった。途中まで、お兄ちゃんが幽霊である必要がどこにあるのか疑問だったけど、藤村妹のピアノ線のような張り詰め方を表現するには、そうすることがベストだったんだと最後で分かった。人生の醍醐味は、恋をすること、本を読む...続きを読む
  • ハチミツ
    すごく読みやすい。スラスラ読める。
    ストーリーも気になって止まらなかった。
    姉妹っていいな。家族って温かいんだな。って感じた。普通じゃないお父さんだし、家庭環境も複雑だけど。
    最後のホームパーティーはとても楽しそうで微笑ましい。
  • 九つの、物語
    こころがふっと軽くなる本。

    「人と人とのつながりっていいなー」
    「ご飯って大事だよなー」

    とか、当たり前すぎていつも忘れていることを再確認できるような。
    いつもより少し手がこんだ料理を作って、妻に振る舞おうかな……なんて思った。
  • 九つの、物語
    『人は愚かだ。間違うことだってある。それでも、一瞬一瞬、確かな幸せを得られるなら、間違うことを恐れるべきじゃない。』

    素直さがどこまで認めらて、求められるのか。
    橋本紡作品は、ゆらゆらと進んでいくのが非常にすき。
  • 月光スイッチ
    金持ちの主人公と、不倫をし続けるヒロインの物語。主人公の妻が妊娠で、帰郷して出産するという形となりヒロインと(仮)新婚生活が始まる。ヒロインは、その間に様々な人と出会い、人それぞれの生き方を感じ取っていく。結末は、”不倫”をしている時点で、どのような結末を迎えるかは書かなくとも分かるだろう。
  • ハチミツ
    橋本紡さんって礼儀とかに結構こだわりがあるのかなぁと出てくる描写から感じた。
    今まで読んだのは
    葉桜 と ハチミツ だけだけど、
    どっちも、ちゃんとした人って感じの
    登場人物が多かった。

    橋本さんの作品ってどうしてこんなにも女性が女性らしく思えるんだろう。
    自分は3人の中では
    ドジな環に一番似てる...続きを読む
  • 流れ星が消えないうちに
    ストーリー ★★★★★
    恋愛度   ★★★★★
    切ない度  ★★★★★

    ある日から、奈緒子は玄関でしか眠れなくなった。
    自分の部屋は、彼との思い出が溢れ過ぎているから…
    彼はもう、この世にはいない。

    現在と過去が交錯して描かれるラブストーリー。
    切ないんだけど、心が温まるエンディングでした。
    ...続きを読む
  • 九つの、物語
    とってもよかった。
    この本を紹介してくれた人を、なんでこんな本知ってるんだって妬んじゃいそうなくらい。

    心の弱さなんて目に見えないから、目に見えるものだけで判断しちゃいけないんだな。

    本貯金したいし、トマトスパゲティ食べたい。
  • 流れ星が消えないうちに
    最初はちょっと、、、


    と思いましたが、読んでいる間とても幸せでした。三角関係なんだけど、お互いを思い合う三角関係。加地くんは上からどういう想いで見てるのだろう。


    加地くんの内にこもる熱い思いも
    巧くんの不器用なまっすぐさも

    お父さんとお母さんのことも
    考えさせられたなー、
    巧くんのお姉さん...続きを読む
  • 九つの、物語
    兄が幽霊として登場するというので、どんなオカルトの話なんだ‼と思って読んでみたら全く違い良い意味で期待を裏切られた。お兄ちゃんは幽霊だとわかっているのにあまりにも日常の中に溶け込んでいるからこっちが幽霊ということを忘れてしまいました。
    ゆきなとお兄ちゃんの会話も好きで、こんな兄妹に憧れます。読み終わ...続きを読む
  • ハチミツ
    同居する母親の違う3姉妹、30代の澪、20代の環、10代、高校生の杏。
    大学教授の父は、家出中。
    普通では考え難い、そんな家族、姉妹の物語。

    状況は、かなりドロドロなのでは、というところだけど、ゆったりのんびり物語は進んでいきます。
    年の離れた3姉妹は、まるで同級生のように仲良しで、女同士っていい...続きを読む
  • 九つの、物語
    この作者の作品に共通する、優しい雰囲気の話。
    読んでいて心が静かに、穏やかになっていくように感じた。
    この兄の姿をみて料理男子に憧れ、いろいろ作ってみたい衝動にかられた。
  • 九つの、物語
    今の私の旬、「本」と「食べ物」がいろいろ出てくる。
    話としては、良くある話って感じだけれど、お兄ちゃんが作る食事もおいしそうだし、9冊の本もいい感じで絡んでいいエッセンスになってる。本は、読む人によって感じ方が違う。そういうもんだわな。
  • 流れ星が消えないうちに
    死んだ恋人の親友と、新たな恋を始めた奈緒子。
    死んだ加地の親友であった巧と奈緒子の間には
    いつも加地がいて…。というお話。

    死別の悲しみや切なさを乗り越えて、新たに再生してゆく
    心を描いたラブストーリーですが、私は加地くん、生きてても
    別れたと思うのです。

    死んだ時となりにいた見知らぬ女性とキス...続きを読む
  • 半分の月がのぼる空 3
    今回は裕一よりも夏目が中心。夏目、実はいいやつやんか。そして小夜子さんはまじめでとっても可愛くて素敵な女性です。それだけに夏目と小夜子さんの過ごした日々が切なくて愛おしくて、哀しくなってくる。泣けました。1巻・2巻はそれほどでもなかったけど、3巻は最高に良かったです。お薦めの一冊です。