橋本紡のレビュー一覧
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急性肝炎で入院した先で重病の同い年美女、里香と出逢った
普通の高校生、裕一が主人公の物語。
写真を撮って欲しい。
セーラー服を着て学校に行ってみたい。
幼い頃からずっと入院している里香の願いを叶えるため、
裕一は病院を抜け出して家から一眼レフを持ち出したり、
こっそり学校に行けるようにと奔走した...続きを読むPosted by ブクログ -
新聞の紹介記事(装丁買いのコラムで紹介)がきっかけで読んでみました。
ラノベとしてヒット後、改稿された単行本をもとにして再文庫化した作品とのこと。
もともとがラノベだけに気楽に読めました。
ヒロインの里香は心臓病で長期入院しており、死が隣人の状態です。主人公の裕一は個人的にはヘタレだと思いますが、...続きを読むPosted by ブクログ -
大学生奈緒子は最愛の恋人加地を事故で失った。悲しみに暮れる奈緒子に手を差し伸べたのは加地の親友の巧だった。
奈緒子と巧は付き合うが、二人の間には加地がいた。加地のことを忘れられない奈緒子。加地から貰った絵ハガキを奈緒子に見せられない巧。
二人の目線で交互に語られる切ない恋の物語。
とても切ないです...続きを読むPosted by ブクログ -
どうにもならない事を、どうすれば良いのか悩んで、悩んで、悩み抜いて、苦しんで、そして結果を出せたのなら、結果が出ないとゆー結果が出たとしてもそれは良かったことなのだと思う。Posted by ブクログ
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高校時代から付き合っていた恋人・加地君が自分の知らない女の子と旅先の事故で死んでから、1年半。奈緒子は、加地の親友だった巧と新しい恋をし、ようやく「日常」を取り戻しつつあった。ただひとつ、玄関でしか眠れなくなってしまったことを除いては――。
深い悲しみの後に訪れる静かな愛と赦しの物語。
______...続きを読むPosted by ブクログ -
人は生きているうちにいろいろ抱えていく。
簡単に忘れられること、たぶん一生忘れられないこと。
それでも終わりが来るその時までは、そういったものを抱えて生きていかなくてはならない。
主人公を始め、登場人物たちもそれぞれ、その人なりにいろいろなものを抱えている。忘れたくても忘れられない思い出を抱えている...続きを読むPosted by ブクログ -
忘れる必要なんてないんだ
どうせ忘れられないんだから。
心に住み着く人って誰にでも1人はいるものだけれど
必ずしもその一番の人と結ばれるわけじゃない。
でもそれを受け止めてまた前に進まなきゃいけない。
そんな強さと弱さと愛しさに溢れた一冊。
どうしても忘れられない人がいる人におすすめ。Posted by ブクログ