橋本紡のレビュー一覧

  • ハチミツ
    3姉妹がそれぞれ個性的。

    高校生の末っ子がいい。
    朝食も夕食も用意し、それが手際よく、かつとてもおいしそう。
    姉の妊娠が発覚しても落ち着いている。
    そして相手が定かでないと知り、
    その相手を探しに行く。
    高校生ながらなんとカッコイイことか。
    とはいえ、ひとりわが道をゆくというタイプでもなく、
    頼も...続きを読む
  • ハチミツ
    橋本紡氏の作品は、ドロドロした展開でも全くそういう印象が残らない、透明感のある作品を描く作家さんだと思う。
    いつ読んでも安心できる。
  • ハチミツ
    橋本紡さんの文章はいつも暖かで、優しくて大好き。今回も読んでいて心にじんわり染み入る文章だった。
    残念だったのは、三姉妹それぞれにスポットを当てていたからか、どこか広く浅くといった感じがあったこと。一人に絞ってでも、もう少し踏み込んだ内容にして欲しかった。
  • ハチミツ
    次女が嫌だなぁ。
    いい歳して自分に責任持てないの?
    酔ったらまずい、ってことは、、もう飲むな、ってことだ。
    誘いを断れない、ってことは、自分を大切にしてない、ってことだ。
  • 流れ星が消えないうちに
    玄関は人が入ってくる場所。
    そして、人が出て行く場所。


    大切な恋人を失い、その大切な恋人だった親友と付き合っている主人公。
    失った彼の時間は止まり、それでも進み続ける時間(日常)は、どんなものなのか?

    奈緒子、巧、加地の三角関係の話。
  • いつかのきみへ
    東京・深川に実在する橋にちなんだ6つの短編集。

    この人の作品は3作しか読んだことないんだけど
    どれも変わらず文章が優しくてさらりと入ってくる感じが好きです。
    短編らしく主人公も老若男女様々で
    視点やものの捉え方がそれぞれ生活観があってリアルだった。
    『大富橋』と『永代橋』が好きだったな。読後感が爽...続きを読む
  • 月光スイッチ
    えーっと、どうも不倫って分からない……。する人の気持ちも、不倫は純愛とか言っちゃう人の気持ちも分からない……。
  • 流れ星が消えないうちに
    旅先でなくなってしまった加地君
    その想いが断ちきれられないままの奈緒子
    奈緒子の今の彼氏であり、加持君の親友でもあった巧
    夢を追うのに妻と喧嘩をし家を出てきた奈緒子の父

    皆加持君によって救われている。

    空気は重々しくなくって
    星が点々と流れていくようなリズム感を感じた。

    切ない恋愛ながらも前に...続きを読む
  • いつかのきみへ
    いつもの安心感のある橋本紡さんの作品。
    東京の下町、6つの橋を舞台にした短編小説です。

    橋って不思議なもので、なぜか心ひかれる。向こう岸とこちら側をつなぐというイメージによるものなのだろうか。今の現実から脱却して、新しい環境へと生まれ変わるという想いが見え隠れする。
    登場人物はそれぞれ問題を抱えて...続きを読む
  • 流れ星が消えないうちに
    そういえば昔読んだことあった本。玄関で寝る主人公と死んだ彼と新しい彼。スッキリ読み終わった記憶がある。
  • いつかのきみへ
    深川の6つの橋と、人々の物語。短編集。
    日常の物語です。

    さらさらっと読んでいたけれど、「まつぼっくり橋」に意外にも響く文章があった。
    あとは「永代橋」が好きかな。

    せっかく良いタイトルなのだから、これがもっと響くと良かったな。
  • 彩乃ちゃんのお告げ
    ある夏、小学五年生の少女だけれど、教主さま、という、彩乃ちゃんを預かる事になった、3つの家。
    そこで関わった人物の視点で、順番に、3つの話が語られます。
    彼らに共通しているのは、人生の選択について、悩んでいる事。
    彩乃ちゃんと関わるうちに、彼らは心に大切なものを得て、ほんの少し、背中を押して貰って、...続きを読む
  • 彩乃ちゃんのお告げ
    『九つの物語』がとても良かったので、再び橋本紡の本を手に取った次第です。
    彩乃ちゃんのキャラクターは予想していたよりも魅力的でした。
    この先、彩乃ちゃんはどんな暮らしをして、どんな大人になるんだろうな。
  • 彩乃ちゃんのお告げ
    彩乃ちゃん、短編最後の同じ小学5年生の子だけが、
    彩乃ちゃんは幸せなのか、と疑問を感じ、
    それにちゃんとは答えていないと思った彩乃ちゃん。
    かわいそうに。
    現代社会で、彩乃ちゃんに一度は逢いたいと思わない人間は
    いないと思う。
    彩乃ちゃんがなぜ点々と他人の家に生活するのか、
    取り巻きの連中は一体彩乃...続きを読む
  • いつかのきみへ
    あー、これ『橋をめぐる』の文庫版だったのかぁ!
    メインタイトルが変わっていたから気付かずに借りちゃったよ。
    でも懐かしくて再読。
    やっぱり「永代橋」のエンジさんがかっこうよくて、惚れ惚れしてしまったわ。
  • 九つの、物語
    死んだはずのお兄ちゃんと私の、奇妙な共同生活。お兄ちゃんは何をしに帰ってきたのか…お兄ちゃんは何故死んだのか....少しずつほどけていく謎が楽しかった。また、作中に主人公が読んでいた本にも興味を持てた。
  • いつかのきみへ
    深川付近とそこにある橋を舞台とした短編集
    老若男女さまざまな人間関係と、ありきたりな生活風景
    下町の穏やかな時間が流れる、心温まる作品
    特に大きな事件が起こるわけではなく、生活の一部分を切り取って見ている感じ。
    深川とその周辺の橋に興味をもつようになった
  • いつかのきみへ
    橋を背景に見えてくる色んな人の変化する瞬間の話。
    まつぼっくり橋と永代橋が好きだった。
    誰かが誰かのことを考えたら繋がりができて、自分のことも理解できるかもしれない。
  • 月光スイッチ
    吉本ばななの「白河夜船」みたいな感じ。

    愛人生活をしてる女の子が、何かのきっかけで外の人と知り合って変わってくのとか。
  • 月光スイッチ
    橋本紡さんの作品は二作目。

    ほのぼのとした情景が浮かんでくる。
    今回はいろんな登場人物が出てきたが、憧れる人はいなかった。けれど、登場人物がいろいろと絡んでくるのは、面白いと思った!そのためか、物語の流れが淡々と流れるのではなく、ゆっくりと流れてるような感覚であった。


    個人的には、弥生さんみた...続きを読む