橋本紡のレビュー一覧
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急性肝炎で入院した先で重病の同い年美女、里香と出逢った
普通の高校生、裕一が主人公の物語。完結編。
シリーズの完結編だし、あらすじは敢えて省略。
ふたりに待つクライマックスとは。
そして、同級生たちの関係はどうなるのか。
思ってたよりあっさり終わった感じかな。
ただ、良い方悪い方に関わらず極端な...続きを読むPosted by ブクログ -
加地くんを失った奈緒子と巧の2人がメインのお話。
家出した奈緒子のお父さんや妹も登場する。
人はいつまでも同じ場所にはいられない。
出ていくなり、入っていくなり、しなきゃいけない。
玄関から始まるのかな。Posted by ブクログ -
急性肝炎で入院した先で重病の同い年美女、里香と出逢った
普通の高校生、裕一が主人公の物語。
里香の手術は成功したらしいことは分かったのだが、
それ以上の詳細が分からないまま面会謝絶状態が続き、
看護師の亜希子に聞いても答えてくれない。
裕一は不安を抱えたまま何もできないでいた。。。
さぁ、これか...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙を見て買うのをためらってしまったんだけど、
橋本紡さんの著作はなんとなく好きなので購入。
元々ライトノベルとして刊行されたものなんですね。
帯にもあるように、SFでもファンタジーでも伝奇でもないので、
ライトノベルっぽくない。
橋本さんもこれを書いてから一般文芸の方に鞍替えしたようだし、
本人に...続きを読むPosted by ブクログ -
彼にとっては親友。彼女にとっては恋人。そんな大切な人が亡くなり、その出来事に折り合いがつかないまま恋人になったふたり。今に幸せを感じながらも、毎日彼を思い出す日々。
なんだかちょっぴり切ない気持ちになりました。忘れることはできないものを、抱えて生きてゆくと決めた時に未来はひらける。そういうことって...続きを読むPosted by ブクログ -
玄関は人が入ってくる場所。
そして、人が出て行く場所。
大切な恋人を失い、その大切な恋人だった親友と付き合っている主人公。
失った彼の時間は止まり、それでも進み続ける時間(日常)は、どんなものなのか?
奈緒子、巧、加地の三角関係の話。Posted by ブクログ