有吉佐和子のレビュー一覧

  • 不信のとき(下)

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    昭和時代に書かれたとは思えないほど、今の時代にも通じる話。男女の関係は今も昔も同じってことでしょうか。

    不倫する男に対する女性の復讐、それも非情な復讐ということで惹かれて読んだのですが、うーーーん、そこまで、でした。
    道子はいいと思うんです。
    ですが、なんで路子があそこまで偉そうになれるのか、話を大きくできるのか、よくわかりませんでした。ちょっとイライラ。

    浅井と小柳のおばかコンビは滑稽で、なんか憎めなかったです。私の関係者にいたら吹っ飛ばしますが。

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    2015年05月30日
  • 不信のとき(下)

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    怖いですね~。不倫がばれる修羅場ってこういうことなんですかね~。とつい気になって読んでしまいました。

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    2014年09月23日
  • 開幕ベルは華やかに

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    途中、第二幕のセリフを膨大にしたせいで、
    共演女優があたふたしたり、
    観客がトイレを必死に我慢した下りに思わず
    笑ってしまいました。
    芝桜の時も思ったけれど、登場人物のせりふの書き方で
    キャラを表現できている有吉佐和子はすごい。
    今回の八重垣光子の、演劇をやっていないときの、とぎれとぎれの話し方は特徴が出てました。

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    2014年08月29日
  • 芝桜(上)

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    津川家の正子と蔦代は対照的な性格ながらも、看板芸者と目されていた。 絢爛たる花柳界を舞台に二人の芸者の生き様を描く。

    途中までは正子の引き立て役である蔦代が不憫にも感じるのですが、中盤からはどんどん蔦代の存在感が増してきて、不気味に感じます。
    正子視点なので、基本的には彼女に感情移入しているのですが、上巻の最後では蔦代に戦慄しながらも、ちょっと返り咲いた蔦代にあっぱれと言ってあげたい。

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    2013年08月23日
  • 不信のとき(上)

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    男の浮気に対する女の非情な復讐劇ということで、ドロドロ感を期待してたけど、上巻ではまだ復讐は始まらない。ただ、何となくこれから何か起きますよ感(伏線?布石?)の描写は満載なので、下巻が早く読みたい。
    いまんところは、★3つ。

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    2013年05月23日
  • 複合汚染

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    有吉佐和子さんを初めて読んだのですが、今までにない形式?の入り方で戸惑いました。まさか選挙のお話が環境汚染に繋がっていくとは思ってもおらず、しかもその話題の移り変りがグラデーションのようで、いつのまにか環境汚染の話にずっぽり染まっていました。これ、当時でこんなにたくさんの事柄が問題提起されてますけど、今、現代の日本と世界はどうなのか、よりひどくなっているのかそれとも改善されているのか気になります。1番気になったのが洗剤。あとは有機栽培とかメシア教について更に調べてみたくなりました。

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    2013年04月16日
  • 香華

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    木下惠介監督の映画「香華〈前篇/後篇〉」を観たあとに読んだ。当然・・・・、登場人物に音羽信子やら岡田まりこが浮かぶ。
    最初に読書すべきだったかな・・・・と反省。
    それにしても、木下監督はほぼ忠実に小説を映画化している。
    だから「長く」なったのでしょうが、それでも安子は郁代には似ず美しくなかったし、色事は省かれてもいた。
    有吉の作品に登場する女性はどれも結局は「強く」生きているようだ。

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    2013年04月02日
  • 不信のとき(下)

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    浅井の妻、道子に一番腑に落ちない部分が残った。果たして彼女にはどの時点まで夫に対して愛情があったのか?子供を持つことへの女の執念、これが一番恐ろしい女の欲望の一つの形に思えた。

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    2013年03月04日
  • 不信のとき(上)

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    読んでて思ったのは、推理小説じゃないけど
    なんとなく松本清張の『わるいやつら』に似てるなぁ~って思ったのよ。
    文章のなんとなく男性的な感じがするわ~。

    愛人に「認知しなくていいから、あなたの子を産みたい」って言われる男と
    「お前の子供がほしい」っていう男の話。
    結局は、女の強さで地獄に落とされるのよ。

    ほんと、女の執念っていうか、怨念っていうか、
    恐ろしいわよね~。

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    2012年11月26日
  • 芝桜(下)

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    本当に有吉佐和子のとりこになってしまう。
    蔦代の正子に対する友情というか愛情というか、底知れない思いというのが忘れられない。
    最後の最後まで、どきどきわくわくだった。
    そして、最後まで蔦代の発言に胸がむかつく思いでした。

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    2012年11月18日
  • 芝桜(上)

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    題名からして蔦代が主人公なんでしょうか。
    大河なのにひとりひとりの芸者のこころの襞に触れることができて、しかも花柳界での粋な遊び方というものも学び、引き込まれてしまった。

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    2012年11月17日
  • 夕陽ヵ丘三号館

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    有吉佐和子の名作復刊第二弾ということで平積みになっていた。ぺらぺらめくるとおもしろそうだったので読んでみました。

    一流会社の社宅に繰り広げられる、奥様方と息子とついでに夫の生態を描く。読んでいると、作者佐和子氏はどこか覗き窓か望遠鏡で各部屋を観察しているような雰囲気がして、読んでる者も一緒に覗いているような感じになる。主人公の主婦・音子に一体化はしない。

    解説が無いので、全共闘、教育ママという言葉と、カラーテレビがある、などの言葉から時代設定は70年前後かな、と思ったが時代設定にかかわりなく、自分の息子の成績と夫の出世に一喜一憂する主婦・音子の言動・言葉は現在でもあてはまる部分があると感じ

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    2012年07月28日
  • 連舞

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    日本舞踊名取りの家に生まれ育った女性の生涯が描き出されている。
    戦前、戦中、戦後の激動が少女の人生観に永久する。
    有吉佐和子の描く「心の襞」に感心させられる。

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    2012年07月20日
  • 不信のとき(上)

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    有吉佐和子作品、面白い
    単なる浮気や恋愛でなく、男女、人間の裏側、潜在意識などが
    微妙に描かれていると思います
    亡くなられているのが残念、新しい作品に出会いたかった

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    2012年05月31日
  • 香華

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    ネタバレ

    自分の美しさを傲慢にひけらかし、自分の美貌にしか興味の
    ない母親郁子のもとに産まれた朋子の幼少から老年までの物語。

    母親らしいことは何一つしてもらえず、母親は自分が困ると
    娘を頼りにし、困ってない時は娘を顧みない。

    朋子は祖母に育てられ、母親の再婚家庭に引き取られたかと
    思えば、すぐに芸者に売られ、更に同じ妓楼に遊女として
    母親まで売られてくるという壮絶な日々を送る。

    しっかりもので自分の将来をみすえ芸者から一流料亭の女将へと
    出世していく朋子とだらしなく傲慢で自分の事しか考えてない
    郁子のやり取りに苛立ちを覚え、大変疲弊する読書だった。

    更には郁子の2回目の再婚相手との子供安子まで、

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    2012年05月19日
  • 複合汚染

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    ネタバレ

    昭和54年に発行された本 工場廃液や合成洗剤で川が汚濁し、化学肥料と除草剤で土が死に、食物を通して有害物質が人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれる
    農林省はGDPを上げるために、日本人の健康を悪魔に売り渡した 生物学者は、人間について、生物について、「この未知なるもの」という惧れを常に持っているが、科学者は人間の理解した範囲の中でその知識を複雑化することばかりに血道を上げてきた 昔の人は自然を敬っていたから、米でも野菜でも、自然からもらったのだと考えていました。田畑から作物を取るというのは不遜です

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    2012年04月22日
  • 連舞

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    大好きな有吉佐和子さんの。日本舞踊家元の妻の話。有吉佐和子さんの作品にしてはパンチに欠ける。でも好きな世界の話なのですぐ読める。

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    2011年08月19日
  • 不信のとき(下)

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    上下巻ともに、一気に読み終わってしまいました。
    う〜ん。
    男性はおマヌケ?
    女性は、やっぱりこわーーーーい!(笑)

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    2009年10月04日
  • 不信のとき(下)

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    これほどまでに「読むんじゃなかった」と後悔した本はないくらい怖ろしかった。妻と子を持つ前に読むべきだった。巌流島以降、物語はクライマックスに向かうのだけど、「盛り上がってきたな」と愉しめたのはほんの少しだけで、最後の方はまともな状態で読み進めることができず、身震いが起こり、便所が近くなり、胃が痛くなってきて下痢するかと思いました。くわばらくわばら。

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    2009年10月04日
  • 不信のとき(上)

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    この作者の作品は、この他に「悪女について」を読んだことがある。
    内容は当然のことながら同じではないが、どちらも女性の怖さが描かれている。
    「悪女について」の方はまだ、可愛らしい一面も感じさせられたように記憶しているが、本作品は、男性が読むと女性不信にもなりかねないほど(大袈裟か)、背筋が寒くなるような薄ら寒さがある。ま、男性が女性を裏切らない限り、こんな怖さは経験せずに済むのでしょうが。

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    2009年10月04日