ロルフ・ドベリのレビュー一覧
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『私たちは1年間で2万本のニュースを読んでいる。その中にあなたが自分の人生や家族や健康やビジネスに関してより良い決断を下すのに役立ったニュースはあっただろうか。それなしでは生きられないほど重要なニュースなど存在しないのだ。ニュースを遮断した中で暮らしていても本当に重要なことが起きた時には耳に入ってくるものだ』著者のことばに「確かに」と、うなづかされます。
ダラダラとスマホやテレビなどを見ていて、ニュースを消費すること自体に使っている時間は、アメリカのビュー 研究所は、1日58分から96分の間だそうです。
著者は『1日あたり 1時間半は無駄にしていることになる。1年あたりでは、無駄にしてい -
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幸せを長く感じ続けるためのヒント
①長いこと試してみても慣れることのできないネガティブな現象、たとえば通勤、騒音、慢性的なストレスといったものを避ける
②車、家、ボーナス、宝くじの賞金、金メダルとあった物質的なものによる喜びの効果は、短期間しか期待できないことを知っておく
③ポジティブな効果を長続きさせるためには、できるだけ多くの自由な時間を手に入れ、自分の意思で行動しよう。たとえ収入が減ることになったとしても、もっとも情熱を感じられることに時間を割き、友情をはぐくもう
確実なものは存在しないとはいえ、幸いなことに失われにくいものは存在する。それは「自分の内側からわき起こる幸福感」だ -
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ネタバレ意見というのは鼻のようなもの。だれでも一つは持っている。
身体は自由がなくても、思考には自由がある。奴隷でも人生の質は思考によって決まる。
ニュース以外には、長い新聞記事、エッセイ、特集、ルポルタージュ、ドキュメンタリー、本。これらは新しい知識をもたらす。
禁断療法は苦しいもの。
旅行のときは良質の本を持っていく。
ニュースに未来を決めさせない。道は自分で決める。
本当に必要な情報は自然と耳に入る。
広く、ではなく深く、学ぶ。
ビルゲイツは年2回、まる1週間の考える週をとっている。メモ用紙と本だけ。
日刊紙より週刊誌、電子ではなく紙。60分で一つの週刊誌を読む。毎号決まった記事を読む。
重要な -
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ネタバレシリーズ3冊ありますが第一弾だったんですね。3冊目と思ってました。ずっと気になっていてやっと手に取った一冊。一昨年くらいの話題書の一冊だったかと。
しかし、読んでみると何となく思ってた本とは違ってた感が。
思考のワナにハマりがちな事例をたくさん引いており、それにまつわる知ってる実験や検証知らない実験や検証様々出てきて面白かったのですが、うーん、自分は人生の参考にするというほどの何かを得た感がなかったです。
「言われてみればわかってることばっかり」という感じか(言い方悪いけど)
読み物として読むのはサラッと読めていいと思いますがシリーズ完読は私はいいかな。
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大野和基 / アンデシュ・ハンセン / ロルフ・ドベリ / ジャック・アタリ / ネイサン・シュナイダー / ダニエル・コーエン / ダグラス・マレー / サミュエル・ウーリー / ターリ・シャーロット / スティーヴン・マーフィ重松4.0 (2)
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ネタバレ<目次>
プロローグ試される自由の価値
1アンデシュ・ハンセン デジタルツールが蝕む心身
2ロルフ・ドベリ ワクチンの普及で世界は団結せよ
3ジャック・アタリ 国民の命を真央る経済へ
4ネイサン・シナイダー 地域間の雇用を守る協同組合のあり方
5ダニエル・コーエン 経済的な基盤を失た人たちの怒り
6ダグラス・マレー 移民は有史以来、最大の複雑問題
7サミュエル・ウーリー 無秩序な陰謀論がなぜ拡散されるのか
8ターリ・シャーロット ポピュリストは人々にコントロール感を与える
9スティーウブン・マーフィー 困難を乗り越えるハートフルネスの力
全体主義・非科学の暴走を止め